とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

ラグビーワールドカップ・フランス大会決勝はすばらしい試合だった。

2023-10-29 10:00:33 | スポーツ
ラグビーワールドカップ・フランス大会決勝が今日の早朝行われ、テレビで観戦した。ニュージーランドと南アフリカが対戦し、南アフリカが勝利した。素晴らしい試合だった。

この試合で、前半にニュージーランドのキャプテン、サム・ケーンが危険なタックルで退場処分となった。VTRで見る限り、肩が相手の顔に当るプレーで危険であることは間違いないが、偶然ぶつかってしまったようには見えた。だから退場は厳しすぎるかとも思った。しかし、ラグビーが世界でさらに盛んになるためには、命にかかわるようなプレーは根絶しなければならない。今回の大会はそういう意図がはっきりと示されていた大会だったので、退場も仕方のない判定だったのだろう。

退場によって圧倒的に南アフリカの有利になると思われたが、ニュージーランドの底力はそこからだった。ラグビーの力強さとスピードに魅了される試合となった。両チームの激闘に見ている私の方がついつい力が入ってしまった。

私は特にどっちを応援してもよかったのだが、どうしてもデクラークに目が行ってしまい、気が付いたら南アフリカの応援をしていた。デクラークは前回の日本大会でも大活躍した選手である。実は私は日本と南アフリカの準々決勝を味の素スタジアムで、生で見ることができた。その時の素晴らしい雰囲気は忘れられない。その試合でも大活躍したスクラムハーフである。常にボールの近くにいるポジションなので、どうしても目が行き、そしてその動きの俊敏さに目が奪われてしまう。デクラークは日本のトップリーグで活躍しているので、その観戦も楽しみだ。

南アフリカの1点差の勝利で終わったが、勝敗は時の運である。試合自体は両者が勝者と言っていいものだった。両チームの健闘を称賛したい。
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三菱自動車の中国からの撤退の不安

2023-10-28 13:28:27 | 社会
三菱自動車は中国での車両生産と販売から撤退するというニュースが数日前に流れていた。中国では電気自動車が主流になりつつあり、日本車の販売が厳しくなってきているのが原因らしい。このニュースを見て不安になった。

日本はアベノミクスで円安を誘導した。これによってインバウンドが増え、観光産業は潤った。また輸出産業にも好影響を与えた。日本の輸出産業と言えば何と言っても自動車である。自動車産業はアベノミクスによって日本の基盤産業となり、発展してきたのだ。逆に言えば、自動車産業の先行きが怪しくなったら、日本が打つ手がなくなってしまうのではないかと心配されるのだ。

三菱自動車の撤退が、電気自動車への対応の遅れだと言う。日本の自動車メーカーは電気自動車への対応は遅れているのは事実だ。とくにトヨタがはっきりと遅れている。トヨタの技術を神格化している人もいるかもしれないが、もはや日本の技術が世界一だと自信を持って言える人はいまい。生き残りをかけてどの国も必死なのだ。もう日本は技術大国ではない。

三菱自動車の中国撤退は、日本の自動車産業の斜陽化の始めなのではないか。もしそうだとしたら、さらに日本売りは加速する。とても心配な出来事である。

一部の「中国嫌い」の人が、三菱自動車の中国撤退を賞賛しているが、そんなに単純な話ではないような気がする。注視していきたい。


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情けないセコちゃん

2023-10-26 17:18:33 | 政治
 岸田首相は臨時国会に減税を打ち出して臨んだ。そしてさらに住民税の非課税世帯には7万円を給付する案などが出ていていると報道された。もはやバラマキと言われて反論しようもない。

 一方では「安倍元総理のコバンザメ」セコちゃんこと世耕弘成参院幹事長が25日の参院代表質問で「還元という言葉がわかりにくかった」とダメ出しをして、さらに「国民の期待するリーダーとしての姿を示せてないから、支持率が低下しているのではないか」「言葉についてはいくばくかの弱さを感じざるをえない」「総理が何をしようとしているのか全く伝わらない」などと、辛らつな言葉を並べ立てた。おっしゃる通りだが、あんたが言ってどうなるという発言であり、許しがたい発言である。

 そもそもこの経済混乱は安倍政権の経済政策の失敗によるものである。「異次元の低金利政策」を途中でやめきれなかったからこそ、今の状況に陥ってしまったのだ。アベノミクスは低金利によって円安誘導まではうまく行き、それによって雇用は改善はしたが、結局はデフレから脱出できなかった。その原因は経済学者の分析に待つしかない。まあ、まともな経済学者がいるとは思えないから、待ってもどうしようもないようだが、いずれにしても日本の経済がうまく行っていないのはまぎれもない事実だ。物価はあがるが、賃金はあがらない。とくに高齢世代の消費行動は抑えられていき、先行きの不透明感は増すばかりである。

 この責任を世耕氏は全く感じないのか。

 安倍派は岸田総理に反旗を翻した。国の重大局面に自民党内の内紛が勃発した。いい加減にしてくれ。
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プロ野球改革

2023-10-25 07:41:21 | スポーツ
明日はいよいよプロ野球のドラフト会議。山形県では期待の高校生武田陸玖がドラフトで指名されそうで、どこに指名されるか興味があります。

さて、ドラフトとは直接関係ないのですが日本のプロ野球は改革が進んでいない気がします。私見を述べたいと思います。

①セリーグは早く指名打者制を採用すべき。

もはや世界の野球で指名打者制を採用していないのは、セリーグぐらいである。指名打者制は投手の負担を減らし、野手の活躍の場所を広げます。大谷翔平だって指名打者制があったからこそ二刀流ができたのです。見ている方から見ても、せっかくのチャンスの場面で投手が打者だったりすると、展開が途切れてしまいがちでおもしろくありません。もはや指名打者制を採用しない理由が見つかりません。変更しないのは単なる意地でしかないような気がします。

②ピッチクロックの導入

野球は試合時間が長すぎます。3時間を平気で超えてしまっています。試合を短くする必要があります。今年メジャーリーグがピッチクロックを導入し、最初は少し混乱していたようですが、すぐに当たり前になりました。そしてその結果試合時間が大幅に短縮されました。これも絶対に導入すべきです。

以上の2点を早急に変更すべきです。

サッカーもコロナの影響で交代枠が増え、面白味が増しています。古いルールにはそれなりの意味があるのは確かですが、形骸化しているだけのルールもありますし、時代に合わせて変化することも重要なことです。
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関口宏氏が『サンデーモーニング』の司会を勇退

2023-10-21 14:34:08 | TV
 関口宏氏が来年3月末で『サンデーモーニング』の司会を離れる。関口さんも80歳を超えている。進行がおぼつかない場面も時折見られたので、仕方のないところであろう。ただし、この番組に対してはネットの口コミで批判が多く、その圧力で辞めさせられたという印象もある。『サンデーモーニング』は視聴率が高かったので、ターゲットにされてしまったのであろう。ちょっとしたことまで揚げ足取りのような批判にさらされた。日本の言論事情のいびつな構造がこの番組の周辺で見受けられるようになったのだ。

 番組についての関口氏の言葉がネット記事になる。ちょっとした政権批判であり、特別どうのこうの言うべき発言でもない。記事の内容もなぜこれを取り上げるのかという程度のものである。しかし、その記事に対して関口氏への誹謗中傷としか思えないようなコメントが大量に掲載される。ヤフーによる言論操作のようにも見えてしまう。

 ネット上のこういう姿を見ていると非常に恐ろしくなる。今現在でも言論操作が行われている。ころがさらに進めば、どうなるのか。戦前の言論統制とほとんど同じ状況になってしまう。非常におそろしい。

 後任は膳場貴子氏ということだ。陣場氏のジャーナリズム精神は健全である。しかし、これからはさらに揚げ足取りがひどくなるだろう。まけずにがんばっていただきたい。

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