とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

サラブライトマン・ガラコンサート(7月9日ゼビオアリーナ仙台)

2016-07-10 09:54:25 | ライブ・コンサート
 サラブライトマンのガラコンサートに行きました。2年前の秋に仙台のグランディで見たのですが、今回は一回り小さいゼビオアリーナという体育館での開催でした。グランディでは巨大スクリーンがあったのですが今回はなし。しかしその分歌とオーケストラの演奏に集中できるような作りになっています。

 サラブライトマンを知ったのはもう20年以上前です。仙台のタワーレコードでヨーロッパ各国のチャートで1位になっていると大宣伝していたので視聴してCDを買いました。当時はアメリカが音楽業界の中心だったので、歴史と伝統を感じさせるサラブライトマンの歌は逆に新鮮に感じました。もちろんその声の美しさに魅了されました。その後日本でも大人気になり、日本語の歌も歌うようになりました。そして日本人にとってもみんなに愛される歌手のひとりとなっていきました。

 サラブライトマンの魅力は美しく清潔な高音です。高音でありながら丸みを帯びたやさしい歌声です。今回のコンサートでもその魅力は十二分に発揮されていました。彼女の歌が心の底までしみていくような感じがします。

 ゲストにテナー歌手のマリオ・フラングーリス。「オペラ座の怪人」などのデュエットでは、ものすごい声量に圧倒されます。ピアニストのディ・ウー。ラフマニノフのピアノ協奏曲2番などを引いてくれました。有名な曲ですが、生で演奏を聴いたのは初めてでそれだけで興奮しました。そしてカウンターテナーのナルシス君。女性のような高音がとてもきれいで、今後、大ブレイクするかもしれません。

 歌でこれだけの大きな会場を2時間半魅了し続ける、これは本当にすごいことです。すばらしいコンサートでした。
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