とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

トランプ氏と鳩山由紀夫氏

2016-03-31 10:57:06 | 社会
 トランプ氏と鳩山由紀夫氏、両者とも国のトップになると困る人ではあるが、言いたくても言えなかったことを正々堂々と発言をしているという意味でよく似ているような気がします。

 トランプ氏の差別的に発言は許しがたいものがあります。メキシコ人移民を強姦犯だと言ったり、イスラム教徒をアメリカに入国させるななどと言ったりしています。他にも多くの問題発言を繰り返しているようです。このような人が大統領になったらアメリカは崩壊します。多くのアメリカ人もトランプ氏だけはだめだと思っているはずです。

 しかしトランプ人気はとどまりません。トランプ氏の発言が一方で支持を受けている理由は一般庶民の不満の代弁者となっているからなのです。日本のように移民のほとんどいない国に住んでいればわからないのですが、アメリカはヨーロッパなどの移民の多い地域では移民による犯罪のために治安が非常に悪くなっています。それを何とかしてほしいと願っている人がたくさんいるのです。またISによるテロの恐怖はアメリカ人にとって深刻な恐怖ですし、激しい怒りです。だからイスラム教徒に対する反感が出てきてしまう理由がないわけでもないのです。もちろん、トランプ氏の発言を許していいと言っているわけではありません。しかし一般庶民の本音であろうと思われるのです。

 トランプ氏の日本に対する発言、例えばアメリカ軍は日本から撤退すべきだという発言は、自分がアメリカ人ならば支持すると思われます。アメリカ人にとっては日米安保条約は不平等条約のように見えるからです。日本が他国に攻撃された場合、戦うのは主としてアメリカ兵です。ところがアメリカが攻撃された場合、日本の自衛隊は何かやってくれるのか。集団的自衛権についてはまだ議論がつくされておらず、どこまで日本がやるかわかりませんが、アメリカ人は結局は日本人は金は出すけれども行動はしないだろうと考えていると思います。日本とアメリカは同盟国といいながら、これでは同盟関係とは言えません。アメリカ人にとって日本人は卑怯に見えて当然だと思います。

 鳩山由紀夫氏の沖縄の普天間基地についての「最低でも県外」という発言は筋は通っています。もちろんこの発言がどれだけ大きな混乱をもたらしたのかは言うまでもありません。総理大臣としてはもっとしっかりとしてほしかったのは事実です。しかし、沖縄の人にとってはよく言ってくれたという久々にスカッとする発言であったのは事実です。そしてこの発言により、沖縄の基地の問題がクローズアップされ、日本人みんなの問題となったのです。政治家としてはダメだったと思いますが、人間としては認めてあげたいと思います。

 トランプ氏は政治家としては未熟です。だから実際にトランプ氏が大統領になったらとても困ると思われます。だから絶対に阻止すべきです。しかしトランプ氏の主張は対立候補も無視できなくなるでしょう。また本音の部分での多くのアメリカ人の主張でもあると思われるので、アメリカ世論に大きな影響を与えていくことは明らかです。トランプ氏の主張は今後もアメリカ人全体に引き継がれていくことになるのではないかと思われます。
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セカイノオワリ

2016-03-30 09:40:36 | 社会
 先週末、幕張メッセに仕事で行きました。仕事の合間にメッセの中のベンチに腰を下ろししばらく休んでいました。たくさんの人がそのそばを通りすぎて行きます。ふと気づくと、不思議な恰好をした人が多い。髪が赤かったり、変な着ぐるみを着ていた李、仮面をつけていたり。仮想パーティでもあるのかなと思っていると、隣の会場で「セカイノオワリ」のライブがあり、多くのファンがグッズを買うために往来していたのです。そのファンが仮装したり、異様な服装をしたりしていたのです。

 ライブなので、そのバンドメンバーの恰好のマネをして集めってくるのはなんの不思議もありません。しかし見ていてちょっと不思議な感覚になってしまったことがあります。そのバンドメンバーの真似をした恰好をした人たちに、若い女子高生、あるいは女子中学生が近づき一緒に写真を撮ってほしいとお願いしているのです。それに気軽に応じ、しばらくお話をしています。とても友好的な雰囲気でほほえましい光景です。ほほえましいのでしが、どこか変。素顔を隠した人たちに若い女の子が近づき、素顔をかくしたまま仲良くなっていく光景は、私のような年代の人間にとってはちょっと怖く感じられたのだと思います。

 このような光景をみながら、ふたつの相反する考えが生まれてきました。ひとつは批判的なものです。

 セカイノオワリというバンドは、一昔前ならば大人たちのバッシングがあったバンドだと思います。グループ名がおかしい。「セカイノオワリ」という名前は世界が終わることを望んでいるようなレッテルに思えてしまいます。調べてみたら違う意味合いだとわかりましたが、調べなければ誤解をうけてしまうような名前は、大人からは嫌われて当然です。

 また仮面をつけ怪奇趣味的な姿であったりするのも、生理的に受け付けない人もいるでしょう。迷彩服風のファッションは戦争をイメージさせます。これはやはりいただけません。

 そして、そのように外見を隠しながら自分の主張を歌い、仮面をかぶったまま友達になるような行動は大人に理解されません。自分の意見ははっきりと自分を名乗り、自分をさらけ出して正々堂々と言うべきだ。そんな価値観の中で我々世代は育ってきたので、どうしても違和感をかんじてしまうのだと思います。

 しかし以上のように感じつつももう一つの考えも生じてきました。これはこれでいいのかなという考えです。子供たちの世界は今、本当に大変です。ちょっと目立てばすぐにイジメの対象になってしまう。自分の意見を堂々と言う人間は変人扱いです。そんななかでは素顔を隠して友達を作っていくほうが安全で心穏やかでいられます。生きていくための知恵なのです。

 私自身こうしてこのブログでは名前を隠して文章を書いています。普段の生活でのストレスから逃れたいからという理由もあります。だから、わたしに彼らを批判する資格はありません。逆に、こうして自分を隠しながら自分を表現することができなければ息がつまりそうな現実に生きているという意味では同類なのです。そしてそういう意味では彼らを理解しなければいけないのかもしれません。

 一方では遠くから離れて見つつ、もう一方では自分を映す鏡のように見えます。そういう意味でセカイノオワリが気になりだしました。なぜ今かれらがこんなに受け入れられているのか、もっと知りたいと思うようになりました。そしてセカイノオワリの今後の活動が私たちに何かを示してくれるのかもしれないと感じてもいます。
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人工知能の暴走と原発神話の崩壊

2016-03-29 07:18:40 | ニュース
 マイクロソフトが開発し、実験中だった人工知能が、ツイッター上でヒトラーを肯定したり、人種差別的な言葉を発したりし始めたという。怖い話だ。

 一昔前までは、コンピュターがいくら進歩しても人間が制御しているのだから暴走することはないと言われていました。しかしその信頼が揺らいでいるような気がします。

 原子力発電所も安全だ、安全だといいながらちっとも安全ではなかった。それと同じことがコンピューターでも起きてしまうのではないだろうか。

 「想定外」という言葉を使ってしまえば責任から逃れられる。大丈夫、大丈夫といいながら、実は大丈夫ではなかった。そんな結果になってしまうのではないかという恐怖が人間を苦しめ始めている。いよいよ人間の文明が人間を滅ぼす歴史的ポイントまで来てしまったのではないか。

 今、本当に人間が何かを考えなければいけない。
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書評『怒り』(吉田修一作)

2016-03-27 07:35:40 | 書評
 名作です。

 ある悲惨な殺人事件の犯人が逃亡している。その犯人に特徴が似ている3人の男が平行して描かれる。3人とも何か秘密を持ち何か暗い過去を持つ。それを取り巻く人々もそれぞれ不幸な過去を引きずっている。そしてそれを追う刑事にもドラマがある。犯人はだれなのか。犯人を追うようにストーリーは展開する。

 人間は一度でも失敗すると中々立ち直れない。自分一人で生きているのならばそれは可能である。しかし私たちは「世間」の中で生きている。「世間」は失敗した人を中々ゆるしてはくれないのだ。

 失敗してしまった人間は心が委縮してしまい、心を小さくしながら生きていくしかない。人を信じられなくなり、信じられない自分を嫌いになりながら生きていく。息苦しくなりなんでこんな辛い人生を送らなければいけないのかと考え始める。一度失敗してしまったら、二度とあの穏やかな心をとりもどせないのか。ただ生きていくだけ。こんな人生なんの意味があるかのか。

 しかし生きたい。縮こまりながらもなんとか生きていたい。だからこそだれかを信じたい。だれかに信じてもらいたい。自分にとって大切な人を信じなければならない。その人に信じてもらいたい。

 この切実な思いが痛いほど伝わってきます。最後は涙なしには読めません。

 作者の人間観の鋭さがいたるところに出てきます。そのたびにハッとさせられ、そうなんだよねと心の中で何度も相槌を打っていました。そしてそのたびに自分の生き方を見つめなおしてしまいます。

 必読書です。
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モンテディオ山形vs清水エスパルス戦(3月26日)

2016-03-26 20:53:59 | モンテディオ山形
未だ勝ちのないモンテ、今日こそはと思ったのですが、残念ながら負けてしまいました。
開幕から勝ちがなくしかもホームで連敗。さすがめげてしまいます。

パスの出どころがなく苦し紛れの横パスやバックパスを狙われピンチを招くパターンが多く、ちょっといただけない試合になってしまいました。

せっかくよかった荒堀選手が怪我のために交代。高木選手もいいのですが、少し守備に不安があります。セットプレーのキッカーもいなく、厳しい状況になってきました。

しかし伊東君の復帰は大きい。前線でボールをキープしながら掻き回すことで、攻撃のバリエーションが増えていました。

厳しい状況ですが、戦力は十分です。気持ちを切り換えて次こそ勝利をつかんでください。
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