とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「奥様は、取り扱い注意」

2017-09-30 06:55:02 | お題
 今年の10月からのドラマはどれも話題性があり、しかもおもしろそうです。時間的に全部は見られないのが残念ですが、全部が楽しみです。録画という手もあるのですが、ためておくと結局見ないというのが現実です。

 さて、その中で綾瀬はるか主演の「奥様は、取り扱い注意」を一番楽しみにしています。金城一紀さんの脚本がとても好きだからです。金城さんはあまり作品数が多いわけではないのですが、直木賞作家であり、ドラマも「SP」「BORDER」「CRISIS」などの作品を手掛けています。どれも大好きな作品なので、今回も期待しています。

 出演者も、綾瀬はるか、広末涼子、本田翼、西島秀俊と不思議な取り合わせです。これまでの枠にとらわれない新しいドラマが生まれるのではないかと楽しみにしています。
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アベシンゾウ解散

2017-09-29 08:02:20 | 政治
 今回の解散は結局「アベシンゾウ解散」である。

 自民党の政策については、少なくとも他党がやるよりはいいのではないかと思っている。確かに経済界のいいなりのような気もするし、アメリカのいいなりのような気もする。特定秘密保護法や安保法制などその議論の在り方や強引な採決に大きな問題もある。しかし、ギリギリのところでの判断であり、方向性に大きな問題があったとは思っていない。批判はあってもやるべきことはやる。政治というのはそういうものだと考える。野党は批判だけしかしてこなかった。前向きな提案は何もできていなかった。だから政策の是非から考えれば今回の選挙自民党に入れたほうがいいのかなという気持ちである。しかしどうしても自民党に投票する気持ちにならない。

 安倍内閣で大きな問題だったのはあきらかに「安倍晋三」その人の人間性だった。森友加計問題における私利私欲、自分勝手で人を馬鹿にしている発言、自分勝手な国会運営、そして解散。こんな人が総理大臣であることにみんなが辟易していたのだ。

 自民党も公明党も大人の政党だから組織を守ろうとする。組織を守ろうとすれば「こんな人」でも総理であり続けられる。そして「こんな人」の愚かな行動は「ささいなこと」となってしまう。しかし、それが許されてはいけない。そんな思いが国民に蔓延していたのだ。それを安倍晋三はわかっていなかった。当然である。イエスマンに囲まれたおぼっちゃまだからだ。

 安倍晋三氏はもう首相を辞めてもらいたい。それが多くの国民の気持ちであろう。この解散は安倍晋三の選挙特番での苦渋の顔を見てみたいというだけの解散になってしまったのだ。



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朝日新聞「折々のことば」より「俺たちは会話して、心に刺さった小さいとげを抜いているんだ」(7月28日)

2017-09-28 08:25:03 | 折々のことば
 俺たちは会話して、心に刺さった小さいとげを抜いているんだ(イスタンブールの運転手)

 女優・劇作家のわかぎゑふが、旅行中に知りあった運転手に「トルコの人はお喋りが好きだね」と言った時に返ってきた言葉。人の心は繊細で、すぐ傷がつく。刺さった棘は放っておくと血管を巡りやがて心臓に突きささる。だからそのつどこまめに抜いておくんだと。我慢を重ねるのは徳ではなく毒? わかぎの脚本・演出による劇「向日葵(ひまわり)のかっちゃん」の公演パンフレットから。(鷲田清一)


 よくわかる言葉である。人間は言葉によってコミュニケーションしている。その言葉のやり取りの中で傷つけあうこともある。では言葉を発しなければどうなるのか。人間は言葉によって考えている。一人で考えていてもその言葉は常に自分に返ってくるので自分の心を傷つけることがある。やはり同じなのだ。言葉はとても危険な存在なのだ。

 その時助けてくれるのはやはり言葉でしかない。他者の言葉を聞いてあげる。それが大切なのだ。そういう存在になれる人になりたいが、まだまだ私は自分が勝ちすぎている。

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書評『「国語」入試の近現代史』(石川巧著)

2017-09-27 07:27:35 | 読書
 入試に「国語」の問題が取り入れられるようになったのが、大正時代である、そこから現在のマークシート型の問題まで「国語」の入試問題を振り返っている本である。現在私は入試問題に国語教育が振り回されているのではないかと思っており、そのことについての考察をしている。この本は私に大きな示唆を与えてくれた。

 大学入試問題が高校国語教育と大きな関連がある。大学入試に国語教育がコントロールされてきたと考えられるのだ。大学入試の作成者がそれを意識していたわけではない。高校側が意識してきたのである。生徒にしても教師にしても大学入試に突破することが最大の目的となるので当然そうなるであろう。

 しかし近年の大学入試問題は暴走している。もはや国語教育の範囲を逸脱しているといってもよい。本来の国語教育とは何なのか。もっとしっかりと考えなければいけないし、そのために大学入試がどうなっていけばいいのかをみんなでよく考えなければならない。

 高校国語教師にとって非常に参考になる本である。

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ニュース見てると腹が立つ

2017-09-26 16:53:10 | 政治
 今日の朝日新聞を見ていたらある酒場で年配の方が「ニュース見てると腹が立つ」と言ってテレビのチャンネルを変えたそうである。気持ちがよくわかる。多くの人がそういう気持ちなのではないか。

 安倍晋三という人の人間性にはどうしても嫌悪感を抱かざるを得ない。自分の私利私欲しか考えていないくせに、偉そうにしている。しかも今回の解散は自分の疑惑を隠そうとしているだけなのに、無理やり理屈をつけて実行しようとしている。こんな奴の顔もみたくない。しかし一方では自民党政権でなければ、安心した政治が期待できないということが、民主党政権の大失敗から学んでいる。だからこんな嫌な奴なのに選挙で勝ってしまうのかと、余計に腹が立ってしまうのだ。

 今回、小池百合子氏が「希望の党」を立ち上げ党首になった。絶妙のタイミングであった。私みたいな腹が立った人間はそこになびいていくことになろう。しかし、はたしてそれでいいのか。冷静に考えなければならない。話題性だけでそれに乗ってしまっていいのかどうか。小池氏も安倍晋三と同類のような気もするのである。

 自分ファーストだらけの政治家を操るのは一般有権者である。できれば喧嘩両成敗のような選挙結果を演出したい。
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