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とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

危険な時代になってきた

2025-05-10 14:39:17 | 政治
森友学園をめぐる公文書の改ざん問題で、一部開示された関連文書について、自殺した近畿財務局の職員の妻の弁護団が「文書に欠落がある」と指摘し説明を求めていたのに対し、財務省から「2017年に政治家関係者との応接録を廃棄した過程で欠落したと考えられる」との回答があったと報道されていた。あまりにひどいと思うと同時に、やっぱりという気持ちになった。国は開示する気がなかったのだ。それ以上に証拠を隠滅して犯罪を隠蔽したと考えるしかない。いったいこの国はどうなっているのだ。

国家権力が横暴になってきたのは、あきらかに第二次安倍政権以降である。安倍晋三というお殿様を、官僚と政治家でみんなで守って来た。彼らには彼らなりの理屈があったのだろうが、明らかに行き過ぎていた。独裁に近付きつつあったのである。

昔の政治家は軍国化していったかつての日本の状況を実感としてしっていたからこそ、いくら権力を握っても、権力の行使には慎重であった。しかし近年のボンボン政治家はこれがない。効率だけを念頭に、政治を行っているのだ。それによって弱者切り捨てを当たり前にしてしまっているのだ。

もう許すわけににはいかないといきり立つのであるが、この状況がどれだけ危険なことか日本人がわかっていないのだ。

とても危険な時代になってきた。
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なぜ石破茂総理はこうなんだろう

2025-03-14 16:53:18 | 政治
石破茂総理に逆風が吹いている。そもそもは高額医療費の問題での失敗から始まり、杉田水脈の公認が出て、そして今回の商品券のばら撒きである。こういうことに対して潔癖であると思われた人がこんなことを平気でしていたというのが、不思議でたまらないし、許しがたいことだ。

とは言え、これは他の人が総理大臣になっていたら表沙汰にならずにすんだのであろう。それだけ政権基盤が脆弱であると言うことも推測できる。自民党内の右翼勢力の巻き返しがはじまったと考えていい。

日本の政治がわかりにくくなっているのは、誰もが自民党であるからだ。保守派も自民党だし、自由主義的な改革派も自民党だ。さらには民主派も自民党なのである。そういう巨大政党の中の権力争いで政権が決まってしまうのだ。内部の権力闘争が政権を生むので、内部で金が必要になる。結局は選挙が無駄になってしまうのだ。

だから政界再編が必要なのだが、実は政界再編をおそれるのが日本人なのだ。国民も自民党をやじってる方が楽なのだ。結局は日本の政治は官僚が行っていることを知っているからなのである。無能な政治家たちは官僚に踊らされているだけなのだ。へたに野党政権ができてしまうと、官僚がやりにくくてしょうがないのだ。

どうせ石破氏はもたない。だったらもっと右翼系の政治家に対して対峙してもらいたい。せめて杉田水脈の公認を取り消してほしい。杉田水脈は差別主義者である。差別を容認するような人がリーダーであってはならない。
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石破茂にがっかり

2024-10-01 16:16:55 | 政治
 石破茂氏には期待していました。しかし初っ端から裏切られました。

 石破氏に期待していたのは議論をすることです。しかし、今回予算委員会開かずに解散をする方向性を示したのは期待を裏切るものです。これまで言っていたことと違いすぎます。小泉進次郎氏が支持を得られなかったのも「すぐ解散」と言っていたことも一つの要因だったはずです。それを議論もしないで解散するのはおかしいと主張したからこそ、世論は石破氏に味方したのです。こんな嘘つきに政権をまかせるわけにはいきません。

 自民党は巨大組織です。その巨大組織の中で権力が一部の政治家に集中していたからこそ、様々なことが強引に行われていたのです。そしてその一部の政治家に権力集中させていたのが、極右政治団体だったのです。それが日本の政治を歪ませていたのは明らかです。

 石破氏はおかしいことはおかしいと言ってきたから今回総裁となったはずです。総裁になった瞬間に自分でおかしいと言っていたことをやってしまうのではどうしようもありません。これはいくら言い訳をしようとだめなものはだめです。

 石破氏にもいろいろと事情はあるのでしょう。しかしそんな事情を無視しても正しいことをやり遂げる人でなければ、いままでと全く変わりません。
 
 自民党の選挙での大敗を祈念します。
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石破氏と野田氏の議論に期待

2024-09-28 12:55:23 | 政治
 立憲民主党の代表に野田佳彦がなり、きのうは自民党の総裁に石破茂氏が選ばれた。ふたりに期待したい。

 ここしばらくの国政は、自民党が選挙に勝っているから自分らが何をしようと勝手だろうという態度で、議論も中途半端に事を進めてしまうし、野党は野党でただ自民党の揚げ足取りだけをしている状態だった。もちろんマスコミの取り上げ方も悪かったのは確かであるが、お互いに協力して議論を作り上げる努力はたりなかったのは事実であろう。

 自民党は選挙に勝つ事が第一命題となり、統一教会との癒着や裏金問題を引き起こした。自民党の議員は政治家ではなく、選挙屋となっていた。立憲民主党の議員は全体の構想を見ようともせず、ただ相手の失策をついて小銭拾いに終始していた。これは国民に見透かされた。だから政治に関心がなくなったのだ。

 石破氏と野田氏ならば、逃げずに議論をすることが期待できる。もちろんそういう二人は日本では異質なので、これから足引っ張りが激しくなるだろう。自民党のスポークスマンの田崎史郎は仕事を失うから、石破批判を露骨にしてくるだろうし、麻生太郎や日本会議も露骨にいやがらせをするに違いない。左翼系のコメンテーターも野田氏を財務省の犬だと批判し、立憲民主党の変化を軍国主義へ踏み出したと大騒ぎするだろう。しかしそういう足引っ張りに負けずに、議論を続けてほしい。議論をしないで、勝手に外野が騒ぐことが一番危険なのだ。

 議論を大切にすること。それこそが、日本を救う唯一の方法だと信じる。
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「永田町の論理」に毒されているのは小泉進次郎だ

2024-09-16 18:23:37 | 政治
小泉進次郎が暴走している。

解散時期について聞かれた時、「永田町の論理的には、解散については言わないとなっていますけど、私は判断材料は十分あると思います」と、わけのわからないことを言い始めた。

さらに「これだけ史上最長の自民党総裁選、これだけの政策論争、そして国民の皆さんが選ぶわけですから、判断材料というのは、国会議員の中の永田町の論理だけで決めないで、私は今も含めて、国民の皆さんは次の選挙があったらどのような判断をするか、お考えになりながら、この総裁選も見ていると思います」と言った。「衆院ですから、国会での論戦なしに解散はあり得るんでしょうか?」と質問されると、「昨日も記者会見でもそうだったんですけど、だいぶ永田町の論理に毒されてると思いますね」と答えた。

そもそも解散というのは、議論が行き詰まり、総理大臣の思う政治が出来ないときにするのは本筋であり、総理や党のやりたいときにするという論理こそが「永田町の論理」である。永田町の論理に毒されているのは小泉のほうだ。勘違いしないでいただきたい。

しかも自民党総裁選は自民党の中のイベントであり、部外者にとってはどうでもいいものだ。そこで候補者が何を言っても、実際に当選したあとその通りのことを明確に実践するかは別問題だ。すくなくとも国会論戦を経て、対立点が明確になってからでなければ解散する意味がない。

小泉は若手だとアピールしながら、永田町の論理にはしっかりとはまってしまった無能な若年寄である。はっきり言おう。こいつだけは許せない。

最近の支持の低下をみると、この人の政治生命も終わりなのではないかと思えてきた。
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