料理研究家フルタニマサエ「マーサcafe」

料理研究家フルタニマサエのブログです。おしゃれなライフスタイルや横浜便り、
食情報、レシピなどをご紹介します。

はなまるマーケット今度は牛肉です

2008年06月25日 | マーサブログ
TBSテレビのなはまるマーケットに出演させていただきます。
今回のテーマは牛肉、それもステーキです。
ステーキを美味しく食べられるには?その答えは美味しい肉を買うことです。
と言ったら皆様にお叱りを頂戴してしまうことでしょうね。
でも牛肉だけはどこの国の肉はと言いませんが値段にかなり比例して美味しくなります。

しかしはなまるマーケットはそれだけでは許されません。
今回も「比較的リーズナブルの価格の輸入牛を買って美味しく食べよう」
がテーマです。
そういう肉はやはりちょっと堅めでこくが少ないのが特徴です。
それを美味しく食べるには・・・・
ということで是非27日金曜日のはなまるマーケットをご覧下さいね。

また今回ののレポーターさんの野崎数馬さんは
三宅祐司さんの劇団員さんなのです。
いつも舞台でお声をだしていらっしゃるのですごく低音でひびく良いお声です。
今度若手の方々の講演があると言うので私もスタッフと行くことにしました。
とっても面白いらしいですよ!
皆様もご興味があったら野崎数馬さんでインターネットで御覧下さいね。

ということで美味しいステーキの焼き方を是非御覧下いただくと嬉しいです。

梅雨入りと紫陽花

2008年06月23日 | マーサブログ
今年は梅雨入りが早く来ました。と思ったらお天気の日が続いたりして予報は間違い?
でも違いました。やっぱり梅雨らしくなりましたね。

皆様はしとしと雨はお嫌いですか?
お洗濯は乾かないし、なんだかじめじめしていて心も晴ればれしない気分になることも多いので
どちらかというと嫌いという方も多いのではないでしょうか。

私も毎日続くともう嫌になりますが、たま~に降るしとしと雨は個人的には好みです。
料理研究家としてはお米の出来具合も気になるし、野菜も育たないし、「降るときに降らないとなぁ」
という思いもそれはあります。
でもそれだけではなく、しとしと雨が優しくゆっくりと草花にふりかかる風情はちょっと好いものです。

梅雨時というと紫陽花ですが、私は[がく紫陽花(特に青紫のもの)]がとても好きです。
花の部分(実は花に見えるのはガクの部分)が多過ぎず、大き過ぎずその清楚な佇まいが可憐で素敵です。
その[がく紫陽花]が生き生きとして見える梅雨時のしとしと雨、やっぱり好きです。

大名筍を始めて食べました

2008年06月16日 | お菓子&食材
大名筍ってご存知ですか?
実は私は今回始めて食べました。
九州出身のスタッフが「先生これ珍しいでしょうかね」と言って持って来てくれたのです。
彼女のご実家の周りにはたっくさんあるのですって。
東京育ちの私は「田舎の母が送ってくれた・・・」
という言葉にある種の憧れのような思いがあるのです。
そしてもうその言葉だけで「きっと美味しいに違いない」と確信するのです。

今度もまさにその確信が本当になりました。
その大名筍(本当の名前は知らないとのことです)の皮は孟宗筍よりもずっと堅く、
しかしその姿はかなり細くキュートです。
皮をむいていくと中から天使のような色白の筍が現れます。
生でかじってみると何とアクがまったく無いのです。

私はまず数本を茹でずにそのまま炒めて(もちろん姫皮も)塩、こしょうで・・・
もちろんきりっと冷やした白ワインでいただきましたよ。

次の日は和風だしに少しの醤油味でさっと煮ました。
・・・これもなんとも優しい1品になりました。

私は勝手に大名筍では無く天使の筍と名づけ
その味と食感に感動し感謝したのでした。

ハピふる2回目出演

2008年06月10日 | マーサブログ
本日10日火曜日フジTVハピふるに2回目出演させていただきました。
実は私は本日研究課程の方々の授業がありまして、未だ見ていないのです。
今日は早く帰って録画しておいたビデオを見ようと思っています。
「トマト」がテーマで私の出番のところはVTRで先日撮影が終っています。
トマトの栄養素リコピンは加熱にも強いのでいろいろな料理に使えてとても便利です。
オイルと共に調理することでさらに吸収が良くなるということですのでイタリアン料理にトマトが多く
使われるのも納得ですね。

今回は完熟トマトを潰し、ザルでゆっくりこして透明な汁をつくりました。
ヨーロッパではこの汁を調味料として使うのですが、グルタミン酸という、うま味がいっぱい入っているのでとても良いアイデアだと思います。
トマトがいっぱい手に入ったらこのジュースで冷たいパスタを作ってみて下さい。その美味しさにきっと感激なさると思いますよ。

そしてもう1品はドライトマトを作りました。通常は天日で乾かし作るのですが、今回は雨の日でも大丈夫なようにオーブンを使います。
半分に切ったミニトマトをオーブン120度で1時間その後100度で2時間くらいで出来上がります。
市販のものよりソフトでそのままおつまみにしても美味しいのですが、もちろんトマト煮やソースに使うとそのコクが増し、ワンランクアップのものが出来ます。
是非お試しを。

トマトは日本で一番食べられている野菜ということで、
私も「トマトのちから」という真っ赤な元気印の本を(共著)
日東書院さんから出版させて頂いております。
本屋さんで見かけたら是非、手にとってみてくださいね。





煮込み鍋

2008年06月04日 | マーサブログ
かなり前になりますが、ホーロー引きのカラフルなお鍋を知人に頂きました。
そのお鍋はしばらくの間は出番が少なく、飾り物であることに甘んじていた様に思います。
その理由は、その当時ステンレスの使い勝手の良いお鍋が私のキッチンの主役であったからなのです。
でもある時ふと思いついて、煮込み料理をそのお鍋で作って以来、コトコト煮るにはこのお鍋で無くてはならなく
なりました。
それは何時ごろでしょうか。大きなお鍋の必要性が減り、キッチンが戦場?では無くなったと同時であったように思います。
このお鍋で大根やお豆をゆったりと煮ながら本を読んだり、音楽を聴く、時にはパソコンを打ったり、片付け物をしたりと料理からその時間を貰えるように思えるのです。
忙しい人こそ敢えて料理などに時間をかけるのも必要なのではないでしょうか。
近頃そんなことを考えるようになりました。


(この箸がお気に入り)

2008年06月02日 | マーサブログ
ちょっと前に事情があってスタジオを辞めていくスタッフが「先生お世話になりました」と言って
プレゼントしてくれたその箸は今、私にとって無くてはならないものになっています。

細身でシャープなその姿はバランスが良く、私のご飯茶碗の前にいつもきりっと並びます。
四角でも丸でも無く6角形なのも美しくとても持ちやすいのです。
またその細さ故に手の思いが正しく伝わり、ややもすれば手元の神経がお留守になってしまう昨今
の私にはあり難い存在となっています。

不思議ですねぇ、お箸を変えるだけでごはん時がちょっと楽しみになるのですから。
今日は蕗の葉とおじゃこのしっかり煮があるのでほかほかごはんと共にこのお箸で口に届けましょう。
「お箸をくれた彼女が幸せでありますように・・・。」