長野県上田市郊外の前山の山麓にある前山寺(ぜんさんじ)は上田市を見渡せる高台に建っています。宗派は真言宗智山派です。寺の正式な名前は「ぜんさんじ」と読むそうですが、地域の多くの方は「ぜんざんじ」と呼んでいるそうです。
千曲川が流れる上田市の市街地を見下す山麓に建っている前山寺の場所は、鎌倉時代以降に、塩田北条家の居城になった塩田城の鬼門に当たるところだそうです。1331年に現在の場所に、鬼門を守る「祈祷(きとう)寺」として移築されたそうです。その後、戦国時代には武田家の庇護を受けたお寺です。
前山寺の茅葺きの本堂の横にある庫裡(くり)では、名物のくるみおはぎをいただけます。餅米をついてつくったおはぎは、見かけ以上に粘りがあり、食べ応えがあります。
2個の白いおはぎがくるみのソーズの上に置かれています。2個のおはぎの間にある、薄い緑色のものは大根おろしです。一見、わさびをすったものにみえます。
お膳の左奥に置かれたお口直しの付け合わせは、ウメの実のシロップ漬けのようなものに、シソの葉を巻いたもの半身と漬け物でした。ウメの実は、梅干しとは違って、かりかりした食感があり、いい感じです。くるみおはぎは一膳、700円です。
前山寺の境内には、重要文化財の三重塔が建っていて、参拝客の人気を集めています。
三重塔の第二、第三層のは回廊や勾欄などが無いため、未完成と考えられています。しかし、デザイン的には存在感があるため、「未完成の完成の塔」と考えられているそうです。
三重塔の周囲にたつイチョウの木はギンナンがなり、葉が黄色く色づいています。
前山寺境内のいくつかの落葉樹も紅葉するなど、色づいています。
前山寺の背景にそびえる山麓の木々は黄銅色や褐色に色づき、本格的な秋になっていました。山里の秋でした。
千曲川が流れる上田市の市街地を見下す山麓に建っている前山寺の場所は、鎌倉時代以降に、塩田北条家の居城になった塩田城の鬼門に当たるところだそうです。1331年に現在の場所に、鬼門を守る「祈祷(きとう)寺」として移築されたそうです。その後、戦国時代には武田家の庇護を受けたお寺です。
前山寺の茅葺きの本堂の横にある庫裡(くり)では、名物のくるみおはぎをいただけます。餅米をついてつくったおはぎは、見かけ以上に粘りがあり、食べ応えがあります。
2個の白いおはぎがくるみのソーズの上に置かれています。2個のおはぎの間にある、薄い緑色のものは大根おろしです。一見、わさびをすったものにみえます。
お膳の左奥に置かれたお口直しの付け合わせは、ウメの実のシロップ漬けのようなものに、シソの葉を巻いたもの半身と漬け物でした。ウメの実は、梅干しとは違って、かりかりした食感があり、いい感じです。くるみおはぎは一膳、700円です。
前山寺の境内には、重要文化財の三重塔が建っていて、参拝客の人気を集めています。
三重塔の第二、第三層のは回廊や勾欄などが無いため、未完成と考えられています。しかし、デザイン的には存在感があるため、「未完成の完成の塔」と考えられているそうです。
三重塔の周囲にたつイチョウの木はギンナンがなり、葉が黄色く色づいています。
前山寺境内のいくつかの落葉樹も紅葉するなど、色づいています。
前山寺の背景にそびえる山麓の木々は黄銅色や褐色に色づき、本格的な秋になっていました。山里の秋でした。
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