ご注文頂いた製品と同色の色見本板を製作して保管しています。
神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
丸井工業は、お客様から頂いたご注文に対して受注から出荷まで全ての工程に関して必要な情報をデーターとして保管しています。例えば塗装の工程についてはどの協力会社にいつ発注していつ受入れたかや塗装色は何色かをデーターとして保管しています。塗装の受け入れにおいて一番重要な点は要求された通りの品質で塗り上がっているか人の目で確認する点です。その為に比色検査用に塗装色見本板を製作しそれぞれに管理番号を取得して保管しています。塗装色見本板は発注した通りの色で協力会社が塗装したか丸井工業の受入れ検査で確認をする為の物ですが、例えば「一年前に注文した製品と同じ塗装色に合わせて欲しい」この様なご要望があった場合は塗装色見本板を協力会社へ貸し出をして調色して塗装します。塗装品を含めた全ての製品に対してリピートのご注文を頂くと前回の受注データー(納品後に頂いたご要望も含め)が全て反映されますので安心してご注文頂けます。
▲ 塗装色見本を保管している台紙です 変色しない様に太陽などが当たらない場所で保管しています
▲ 色見本板です 左が塗装をした板で右が塗装前の板です
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精密板金の丸井工業
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精密板金加工したパネルに塗装とシルク印刷をした物の紹介です
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精密板金加工した装置の操作部(フロントパネル)や背面の(リアパネル)などは塗装やメッキ処理の後に、操作に関連した文字や線などをシルク印刷や彫刻をすることが多いです。使われる材料は鉄板・アルミ板・ステンレス板などですが、ステンレス板を除いて大抵は表面処理を行います。特に鉄板(冷間圧延鋼板)は鉄そのままの材料なので表面に何か処理をしないで放置すると錆びてしまいまうので、鉄板を使ってパネルを作る場合などは塗装の下地にメッキ処理をします。鉄板の材料の中には表面にメッキ処理をしたクロムフリーと言う材料もあります。
▲ 材料:クロムフリー1.2mm 精密板金加工の幾つかの工程を経て出来上がったパネルです
▲ パネルに塗装をした物です 写真では分かりにくいですが黒系のメタリック塗装です
▲ シルク印刷が完了したパネルです 文字以外にも線やベタ(塗りつぶし)も印刷します
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精密板金の表面処理・塗装のマスキングについて紹介します。
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「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
写真の箱(ボックス、ケース)は1.5mmの板金材料(アルミ板)を使って精密板金加工によって作られています。板金の表面には表面処理として塗装が施されています。本体(シャーシ)と蓋(カバー)が組み合わさるこの様な箱の場合、本体と蓋の隙間(クリアランス)は約0.1~0.2mm程度です。本体と蓋それぞれ表も裏も塗装をすると部分的に塗装が厚くなることがあるので0.1~0.2mmの隙間では入りにくくなる場合があります。そこで、板金全体(表裏)を塗装しても板金どうしが接する面に塗料が付かない様にすることを
「マスキングをする」と言ってます。マスキングは板金の塗装面だけでは無く、板金に加工されたスタットボルト(スタット溶接についてのブログ一覧)やタップなども塗装が付着することでネジやナットがしめにくくなったりもするので、電気的に絶縁したくない場合などを含めネジ部をマスキングする場合もあります。
▲ 手の平サイズのアルミ製の箱(ケース) 本体と蓋(カバー)が組み合わさっている状態です
▲ 一部銀色の部分(アルミの色)がが見えますがマスキングした塗装されて無い部分です
▲ 蓋を外したところ 銀色に見える部分(アルミ素地の色)がマスキングをした個所です
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