公開土太王 vol33 第65話 第66話
コム大将軍の死んだ弔問団の使節として高句麗に来たコウンは、高句麗の重臣の
ケソン主簿(シュブ)が不正をしていることを見つける。ケソン主簿(シュブ)に
高句麗の軍事機密を持ち出すように脅しをかける。
軍事機密を持ち出したケソン主簿(シュブ)とコウンは、国境近くの烏骨城(オゴルソン)
近くまで逃げるが、慕容熙(ボヨウキ)の刺客として送り込まれたプガムの刺客に
襲われて殺されそうになる。
プガム(後燕国(フウヨンコクの商人)は、ヨソッケを騙して慕容雲(コウン)を襲わせる。
ヨソッケに殺されそうになったとき、タムドク王が追いつき、プガムの部下を皆殺しにする。
国内城(ククンネソン)に連れ戻されたケソン主簿(シュブ)と荷担した者は、処刑される。
ハムジ軍師:「全員厳罰に処するべきです。」
ハムジ軍師:「一罰百戒はためらっては効果を発揮いたしませぬ。
あれこれ気遣っていては再び不正が繰り返されます」
後燕国(フウヨンコク)では、慕容雲(コウン)の官職を剥奪して、
高句麗のすきにしていいと言う慕容垂(ボヨウスイ)の手紙をタムドク王に送る。
タムドク王が説得しても高句麗とタムドク王を許さないと言うのである。
コギャン皇后は、コウンと面会して、妹のトヨンは百済(ペクチャ)で生きていることを告げる。
タムドク王が連れ戻しに行ったが、高句麗には帰らないと言うトヨンの話もする。
妹のトヨンが生きていることを知ったコウンは、タムドク王に会いに王宮に行く。
コウン:「わたしにもう一度だけ 高句麗のため忠誠を尽くす機会をください。」
今回の戦で、後燕国(フウヨンコク)から何の連絡もない碑麗軍(ピリヨ:契丹)のバタル大族長は
部下を相手に怒り狂っていた。
靺鞨(マルガル)のソルドアン大族長が、碑麗軍(ピリヨ:契丹)のバタル大族長に会いに行く。
高句麗に付くように、我慢強く説得している。