おはようございます。
家内がBS朝日の”百年名家”で、藤沢の市民会館の前にある旧近藤邸が紹介されていたというので、先日、二人で見学してきた。もともとは辻堂の海岸沿いの松林の中にあった別邸で、1925年(大正14年)築で老朽化のため取り壊されるところだったそうだ。名建築を残そうと、保存運動が起こり、1981年、この地に移築されたとのこと。
帝国ホテルの設計で知られるライトの一番弟子の遠藤新が設計した当時の和洋折衷の代表的な建物と評価が高い。常に建築と人間の調和を考え、また、ただの西欧の模倣でない、”真の日本の住宅”を追い求めた。
ここの外観は何度か見ているが、内部ははじめて。直線、幾何学模様の美しい住宅であった。
旧近藤邸の全景
玄関口
入ってすぐ右側が居間兼食堂になっている。現在もレストランとして使用されている。
現在も燃やせる暖炉として復元したそうだ。
窓際にベンチがあるのも面白い。辻堂時代にはここから海が見えたそうだ。窓枠の幾何学模様。
隣りが和室になっている。
窓
二階へ。うつくしい階段。上から見る。
二階の部屋。
さすが、百年名家。うつくしく、かつ機能的な住宅でした。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!