おはようございます。旅日誌のつづきです。今回が最終回となりまする。
11月10日
椿寺(地蔵院)から10分も歩くと、北野天満宮へ。一昨年、ここの御土居の紅葉を見て、すっかりフアンになった。果たして、どれくらい染まっているか。
大鳥居をくぐる。
参道横の駐車場の木々のもみじは見事だった。
御土居のもみじ苑入り口の桜もみじも見事だった。
もみじ苑に入り、早速、御土居の見晴台へ。ここから見るもみじは、全体的には、まだ、色づきはじめという程度。
ただ、ひときわ大きなもみじ、”三叉の紅葉”が見事に染まっていた。この紅葉を見られただけでも、よしとしなければ。
御土居の大欅。樹齢600年。
山種美術館所蔵、山口華楊の”木精”は、この老欅がモデル。これに、飼っていたミミズクを添えた。
御土居の紅葉のイラストマップ。見頃になると御土居は真っ赤に染まる。
谷へ降りてみよう。多くのもみじは青い。
鶯橋周辺のもみじも青い。
橋を渡り、三叉のもみじの下へ。樹齢400年。
紙屋川沿いを歩く。見頃の紅葉はちらり、ちらり。
赤目の神牛にお別れのご挨拶。
そのあと、(東博で特別展が行われている)千本釈迦堂に行こうと思ったが、新幹線の出発時間の関係でやめにした。その代わり、地下鉄の駅に近い京都御苑で時間調整。たまたま、閑院宮邸跡が一般公開されていたので庭園だけ見学した。
二泊三日の京都・奈良、秋の旅はここで終了。奈良の正倉院展を見て、その上、(はじめ、まだ早いかとあまり期待していなかった)京都の素晴らしい紅葉(とくに天授庵や永観堂)まで見られて、最高の秋の旅となった。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。