気ままに

大船での気ままな生活日誌

関内さくら通りの八重桜と天丼

2018-04-06 21:49:47 | Weblog

こんばんわ。

今日は家内関内のさくら通りへ。八重桜、関山が満開となりました。

さくら通りの入り口の老舗のてんぷら屋さんで980円の天丼を。おいしかった。うっかりして写真を撮り忘れてしまった。お店の写真だけでご勘弁を。


それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

となりの横浜公園のチューリップも満開です!

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東西美人画の名作/序の舞への系譜

2018-04-06 09:45:52 | Weblog

おはようございます。

藝大美術館で開催されている特別展、東西美人画の名作/”序の舞”への系譜を見てきた。この展覧会は当館所蔵の上村松園の最高傑作といわれる”序の舞”の修復を終え、そのお披露目を柱にしている。

”序の舞”は、制作から80年近くにもなり、絵具との接着力が低下し、劣化してきていた。そこで平成27年に本格修理を行うこととなったのだが、その様子がビデオでも見ることができる。表装を解体し、絵具の剥落止めやクリーニングを行ない、作品保存のため、これまでの掛軸装から額装へと変更した。そのリニューアルの”序の舞”を展覧会終盤で観ることができる。松園自身が”この絵は、私の理想の女性の最高のものと言っていい、自分でも気に入っている女性の姿であります”と語っている。重要文化財であり、近代美人画の最高作品と評価されている。

松園 序の舞 息子の松篁夫人たね子がモデルをつとめた。

本展はこの序の舞に至る、美人画の源流を江戸時代初期の風俗画まで遡り、その後の明治、大正、昭和と辿ってゆく。東西の美人画が集合し、東では、清方、山川秀峰ら、西では、松園、菊池契月、北野恒富ら、そして松園とともに三園と讃えられた、島成園、池田蕉園の作品も楽しむことができる。美人画ファンにとってはうれしい展覧会である。

美人画の源流

ここでは、江戸時代(17世紀)の舞踏図からはじまって、春信、清長、歌麿らの浮世絵師による美人画がずらりと並ぶ。

舞踏図(江戸時代、17世紀)


歌麿 当時三美人・宮本豊ひな、難波屋きた、高しまひさ

東の美人

ここでは清方(一葉、にごりえ、たけくらべの美登里)を中心に、山川秀峰、池田蕉園、春草(水鏡)、松岡映丘(伊香保の沼)など馴染みの作品が並ぶ。

清方 たけくらべの美登里

山川秀峰 序の舞

西の美人

ここでは、菊池契月、中村大二郎、土田麦僊(大原女図)、北野恒富(花)、島成園(美人愛猫、春の行方)などが並ぶ。

菊池契月 散策

島成園 春の行方(武士の妻)

美人画の頂点

そして、上村松園の名画が6点ほど、一部は同サイズの下絵も展示されている。

重要文化財 母子(東近美)

草紙洗小町

鼓の音

とても、楽しい展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 

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