気ままに

大船での気ままな生活日誌

院展(5)大の里6連勝

2024-09-13 22:38:52 | Weblog

こんばんわ。

今日は大谷選手は東海岸に向かう旅行日で試合がなかったので、早々と上野に遊びに行った。9月初めに見に行った東京都美の院展(再興第109回院展)はもうそろそろ終わろうとしていた。ぼくのブログでも長々と続けている院展シリーズもそろそろ終わりにせねばと頑張った。

院展(5)完結編

院展は同人作品が33点、一般公募の入選作品が243点、各会場に分かれて展示されている。写真撮影が許可されていて、ぼくは同人の作品のすべてと一般の好みの作品を撮影し、ここに記録している。同人作品には作者のコメントがついているのがうれしい。一般公募は画題のみである。

これまで、4回に渡り、主として同人作品を紹介してきたが、今回は最終回として、同人のほかに一般作品も入れている。

はじめに一般作品3点。いずれもぼくの好きな作家で、毎年、それぞれ、巨樹、森林、窓をテーマに描いている。

石村雅幸 纏う

手中道子 はるの林

髙橋孝子 閑日

ここから同人作品に入ります。

大野逸男 霧の林 いろいろの場所で霧を見て来た経験とイメージをふくらませて作画した。

高橋天山 熊野 茜から生まれる赤は朱、紅、緋などとは違う独特の赤色を呈する。それを使用している。世阿弥の傑作”熊野”から想を得ている。

井手康人 月乃神 月の神は悪魔に食べられようとしています。でも悪魔には頭がないのですぐ現れてきます。泰然自若としています。

村岡貴美男 レム睡眠 体は休んだ状態だが、脳は活動状態に近いと言われるレム睡眠を描いた。

前原満夫 氷紋 何年も前から描きたいと思っていた薄氷。温暖化で地元でも見られなくなった。

山本浩之 迷 人物はわたしにとっていまだ難しい題材ですが、今回は人物をすべて覆い隠してしまいました。そのような造形が心の中でしっくりきたからです。

番場 三雄 チャンディガール暮色 インド北西部の町のホテルのベランダからの景色

髙島圭史 小さき庭師 心の中にある庭のような場所を描きました。

岸野香 指揮 日光戦場ヶ原の浅い春の訪れ。季節の景色のうつろいをカラマツが指揮しているようにみえた。

以下、一般公募入選作品です。

岩谷晃太 傘の音

田中百合子 潟辺りの春

大瀬戸文子 ひかめく

杉山紅 夏色

豊野芳子 邂逅

山下紀幸 息吹

小田野尚之 定刻着 (再興109回院展作品集表紙絵原画)

今年もすばらしい作品に出会えました。来年も是非。(完)

大の里、6連勝

大の里、序盤戦全勝で単独トップに立ち、迎えた6日目。今日の相手はまだ1敗と好調な正代。大の里、一気に突き押し、圧勝。力強く6連勝。

明日の、やや苦手としている平戸海戦を突破すれば、二度目の優勝の見通しは明るい。

1敗力士が次々と破れ、残ったのは琴櫻と霧島。優勝争いはこの三人か。

琴櫻、連敗せず。御嶽海に完勝。

王鵬、昨日の琴櫻につづき豊昇龍も撃破。両大関を破る殊勲。勝ち越して新三役も。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

中秋の名月にあと4日。

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3 コメント

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院展 (アナザン・スター)
2024-09-14 06:22:09
おはようございます。
作品の数々、訴えて来る思いがあります。
絵であるが所以、言葉は隠れていますが至る処に。
文章を読む時にも、文字の間に景色が浮かぶ。

その何れも、作者の意図とするところでしょうか。
刻に流されそうでした。

ありがとうございます。
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アナザン・スターさま (marbo)
2024-09-14 10:13:17
おはようございます。

院展の絵画を楽しんでいただいたようで嬉しく思います。

>絵であるが所以、言葉は隠れていますが至る処に。

その通りですね。以心伝心というか。

よい一日を。
返信する
こんにちは (Rancho)
2024-09-14 11:49:36
今年の院展は一部屋久島特集のように屋久杉やまりが描かれたものが多かったのですね・
今回のトップの作品もまさに縄文杉が描かれ驚いています。

「迷」他何点か、作品を横にすれば、人物が浮かび上がる作品があり、楽しいものですね。
ことに「迷」は絵画という観点ではなく、演劇的思考で、興味深い。
感覚を目覚めさせてくれる院展紹介に感謝します。


すご~~~くきれいな夕日と月、癒されます。
ありがとうございます。
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