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気ままに

大船での気ままな生活日誌

片岡球子/面構展

2017-10-14 08:34:28 | Weblog

おはようございます。

平塚市美術館で開催されている片岡球子/面構展をみてきた。展示品のほとんどは神奈川近代美術館所蔵のものなので、馴染みのものばかり。昨年、鎌倉別館でも片岡球子展をみているが、この面構(つらがまえ)シリーズは何度でもみたい。

片岡球子(1905-2008)は札幌生まれで、女子美に学び、院展を中心に活動をつづけた。1926年に同校卒業後、横浜市大岡尋常小学校の教諭をつとめ、安田靫彦などに学び、1955年には女子美の専任講師に就任。1966年、愛知県立芸術大学の教授となり、”面構/足利尊氏”を発表。以降、”面構”シリーズをつづける。2008年、103歳で亡くなるまで藤沢に住んでいたこともあり、神奈川近代美術館に多数の作品を寄贈した。

”面構”は、浮世絵師、戦国武将など歴史上の人物のひととなりを、彼らが”現代に生きていたら、どんな行動をするか”という視点で描いたという。まるで、目の前にモデルを置いて、直接描いているようなリアリティーがある。実際は、現存している木像や似顔絵などを参照にして描いた。謎の写楽については、仮面をかけさせているのも面白い。鳴戸の安徳天皇のかわいいこと。人物だけではなく、浮世絵師の場合は彼らの作品も載せてあるのも楽しい。以下、ちらしに載った人物をすべて掲載しますので、どうぞお楽しみください。

足利尊氏

葛飾北斎

東洲斎写楽

国貞改め三代豊国

国貞と鶴屋南北

雪舟

豊太閤と黒田如水

海(鳴戸)

平塚市美術館

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!さて、ぼくはこれからマー君の試合を観戦。完全試合を期待しているが、どうなるか。

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