こんばんわ。
今日は、中秋の月と桜とほととぎすを観られて幸せ。
まずは、円覚寺・松嶺院の庭園から。
十月桜
背景の黄色は銀杏の葉!
ほととぎす
竜胆も大きな蕾!
月の出
それでは、おやすみなさい。
いい夢を。
(円覚寺での幼稚園の運動会)
こんばんわ。
今日は、中秋の月と桜とほととぎすを観られて幸せ。
まずは、円覚寺・松嶺院の庭園から。
十月桜
背景の黄色は銀杏の葉!
ほととぎす
竜胆も大きな蕾!
月の出
それでは、おやすみなさい。
いい夢を。
(円覚寺での幼稚園の運動会)
おはようございます。
山種美術館の上村松園/美人画の精華展は、前期の終了直前、9月22日に見に行っている。忘れないうちに記録しておかねば。
山種美術館といえば、松園コレクション。自由な身になってから、随分、ここの松園作品をみさせてもらっているから、みなお馴染みの作品のはずである。でも、いつみても、新鮮。”女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである”という絵だからこそ、いつまでも飽きられないのだろう。
今回の撮影可能な一点はこの”砧”。 謡の砧に取材したもの。長期出張の旦那さんを待ち侘びる奥さん。
これを含め、所蔵品18点すべてが、展示されている。我が家の山種美術館カレンダーの9、10月の絵は、松園さんの”詠哥”。もちろん、これも、展示されている。
以下もぼくの好きな作品
蛍
牡丹雪 これも撮影可能な一点になったことがある。
庭の雪
展示構成は以下のようになっていて、松園展は1章だけ。
第1章 上村松園/香り高き珠玉の美
第2章 文学と歴史を彩った女性たち
第3章 舞妓と芸妓
第4章 古今の美人/和装の粋・洋装の華
第2章以下にも、ぼくの好きな作品がいっぱい。
2章では、今村紫紅の大原の奥、小林古径の清姫、伊東深水の吉野大夫等。片岡球子の”北斎の娘おゑい”ははじめて見たような気がする。最近、テレビドラマにもなって、宮崎あおいがお栄を演じた。北斎が美人画は娘の方が上手だとほめたほど才能があった。球子のおゑいはきつそうな顔をしていた。
今村紫紅の大原の奥
古径の清姫
北斎とお栄
3章では小倉遊亀の”舞う(舞妓と芸妓)”、土牛の舞妓、橋本明治の秋意など。
土牛の舞妓
橋本明治の秋意
4章では、浮世絵が楽しめる。春信(柿の実とり)、清長(社頭の見合)、歌麿(青楼七小町 鶴屋内 篠原)、芳年(風俗三十二相 うるささう等。広重(三代)(東京名所美人揃)、国周(開花人情鏡 茶湯)など
芳年の風俗三十二相 /うるささう
加えて、菱田春草(桜下美人図)、鏑木清方(伽羅)、池田輝方(夕立)、和田英作(黄衣の少女)、林武(少女)、など豪華絢爛。
池田輝方の夕立
深水の婦人像 小暮美千代がモデル
和田英作の黄衣の少女
まるで、秋の大花壇を見てきたような後味。素晴らしい展覧会でした。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!