おはようございます。
茨城県牛久市、郷土のスターが稀勢の里ならば、わが大船のスターは玉縄桜。大船フラワーセンターが近年育成した早咲きの桜である。玉縄というのは、横綱のしめ縄のことで、というのはうそで、地名です。大船には小田原北条の出城、玉縄城があった。難攻不落と呼ばれた名城であったが、 秀吉の小田原攻めのときに、家康に攻められ、開城した。 その後、本多正信が城主となったが、1619年(元和5年)に廃城となった。そして、現在は、女城主のお城である。某女子高の牙城となっているのだ。
玉縄桜はその後、鎌倉市内を中心に増殖していて、ぼくの散歩道、砂押川沿いに5,6年前、栽植されて、順調に育っている。その一本に開花が認められたのだ、初花である。
本家本元の玉縄桜も開花しているに違いないと、前日の寒さとはうって変わって、春のような日射しの中をフラワーセンターに向かった。
まずは、玉縄桜一家の花形、ぼくが名付けたタマ三郎。咲いてない!何度、見まわしても、蕾の膨らみは分かるが、開花はない。
そのあと、タマタマ姉妹、タマらんちゃん、タマすーちゃん、そして原木の肝っタマ母さんも随分詳しく調査したが、開花はゼロだった。あと、1週間はかかりそう。逆に、開花した、砂押川の玉縄桜は稀なる勢いといえる。これから稀勢桜と呼ぶことにしよう。
フラワーセンターには新年に入って、3度目で、そのたびに花の紹介しているので、ここでは、気になる花や未発表のものを、いくつか載せることにする。
ろうばいが漸く咲いてきました。
ろうばい
古都のかがやき
冬牡丹
らっぱすいせん
温室ではヒスイカズラが大きくなってきました。翡翠色もついてきました。
ほざきのとけいそう
それでは、みなさん、今日も一日、時計草のように、規則正しく、お元気で!