気ままに

大船での気ままな生活日誌

鎌倉のいちばん暑い日

2013-08-10 21:48:37 | Weblog
今日は、40℃を越えたところが、日本で四ヶ所あったそうですね。多分、鎌倉も、今日がいちばん暑い日だろうなと、外を歩いていて、そう思いましたよ。そんな暑い日に見かけた鎌倉の風景を一つふたつ。

八幡さまの旗上弁財天社でみかけた白鳩たち。やっぱり、こんな日は木陰で休憩。


その白鳩にちょっかいされている二羽のインコ。

ちょっかいなどしてないデス、と白鳩。


暑さにうだる源氏池の蓮の花。


ここは段蔓の通り。旧警察署の前のタカサゴユリは暑さに負けていない。




ヘクソカズラは暑さなんかクソクラエ


おらも、暑さなんかクソクラエで、ソバクラッタだ。 10割蕎麦タイ!


そのあとナ、川喜多映画記念館の企画展”東宝映画スターたち”の上映作品”日本のいちばん長い日”を観ただ。何度か観てるけど、いつも、しんみり感動!明日、感想文を挙げるつもりじゃ。
鎌倉のいちばん暑い日に日本のいちばん長い日を観たというわけじゃ。


夏水仙はむしろ暑さを楽しんでおられた。心頭滅却すれば火もまた涼しでやんすね。


そうや・・・でも今日の暑さは特別や。顔がほってて熱中症じゃがポックル。


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大妖怪展/鬼と妖怪そしてゲゲゲ

2013-08-10 09:12:57 | Weblog
そごう美術館の幽霊・妖怪展に引き続き、三井記念美術館で大妖怪展を見てきた(汗)。そごうのお化け屋敷と違って、三井のお化け屋敷には幽霊がいない。妖怪ばかりである。それに、こちらの妖怪は、そごうの妖怪より、なんとなくお上品でお勉強もできそうな子にみえる(爆)。展示法にもよるかも知れないし、平田篤胤や柳田国男らの学者さんも登場するし、最後は慣れ親しんでいる水木しげる妖怪が締めてくれるせいかもしれない。

はじめに、浮世絵の妖怪が登場する。国芳が”相馬の古内裏”など、月岡芳年が、新形三十六怪撰 ”源頼光土蜘蛛ヲ切ル図”等、数点づつ。お馴染みの妖怪が、ゆったりとしたスペースで展示され、名品浮世絵を鑑賞する雰囲気。そして、個室の第二展示室は、いつものように、たった一点。ここは何が来るだろうかと思ってたら、歌麿の”化け物の夢(夢にうなされる子どもと母)”だった。子供が妖怪の夢を見ていてうなされているのを母親がなだめている場面。歌麿とは、三井らしい配置(笑)。

そして、国宝・茶室如庵が再現されている展示室3は、妖怪くんに如庵はいらんと、隠されている。もしかしたら古い茶器も実は妖怪、それを見破られないようにしたのかも知れない。その代り、妖怪フィギュアが安倍晴明人形に調伏されている場面が。不動利益縁起(泣不動縁起)をお手本にしている。これもコワイというより、くまもんと変わらんわ。

展示室4は、鬼と妖怪。ここのテーマは、中世から近代までの日本の妖怪変化の歴史を能面と絵巻で辿ること。だから、ふと妖怪展であることを忘れてしまうほど、鬼の顔をした重文の能面や、姥や天狗の能面などが現れる。一方、北野天神縁起(岩松宮本)とか太平記絵巻、道成寺絵巻物なども鑑賞できる。

動物の妖怪、器物の妖怪では、皆、ふふふと笑いながら覗き込む。これもコワイといよりくまもん。動物では、”十二類合戦絵巻”、器物では”付喪神絵詞(つくもがみえことば)”が面白い。そして、百鬼夜行絵巻も、一つひとつの妖怪がけったいでおもろい。いくら時間があっても足りない。

そして、展示室5には、近世・近代の妖怪が。博物学的視点と娯楽的視点からの展示ということで、鳥山石燕の今昔百鬼拾遺などの資料のほか、パネル展示として、妖怪学者(笑)、平田篤胤、井上円了、柳田国男、江馬務の四人が紹介されている。研究成果としての妖怪系統図なども展示され、楽しませてもらえる。

そして、ラストコーナーは、現代の妖怪画として、”ゲゲゲの原画 水木しげるの世界”に。もうすっかりお馴染みの妖怪がずらりんこん。妖怪のユニークさと細密に描かれた背景に、改めてびっくり。こうして、桃山・江戸時代からの妖怪画を系統だってみさせてもらうと、水木しげるは、現代の大妖怪画家であることがよくわかる。

とても、楽しく、勉強にもなった”妖怪展”であった。

これで妖怪展二館制覇。残るは、横須賀一館となった。9月1日まで。これは見逃すわけにはいかないノダ







マー君は妖怪かもしれない。 神さま仏さま稲尾さまを抜いたんだから。


昨晩は三鷹で小学校ミニクラス会。午前さまにはならずに済みました。 明後日は、横浜で中学校ミニクラス会
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