マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

パッションそれぞれ

2014年12月29日 | 日常

他州の義母とスカイプ。

ラップトップを持って、家中のクリスマスデコレーションや、料理を見せてくださる。

 

真っ白な壁に真っ白なカーペット、隅から隅まで完璧と言えるほど整頓された家。

テーブルクロスや壁掛けにも、手作りの刺繍が施され。

夫さんへのプレゼントの手作りセーターも難しいスティッチが入り組み、

過去にも子供達に、驚くほどささっとセーターを編んでくださったのを思い出す。

テーブルの上には、高級レストランを思わせるセットが並べられ。シルバーウェアがまぶしく輝いている。

初めて作ってみたのよ、というデザートは、大きなガラスの器にベリー各種ののせられたイチゴのババロア、

「クイーン・フィンガー」の縁取りが素敵。

 

 

家族皆、子供達なんてそれこそあんぐりと口開けて、うっとりと見とれるひと時。

 

スカイプが終わり、しばらく周りを見回し、夢から覚めたような目をして長女13歳、まずは、は~~~と、ため息。

ママもさ~、ああいう刺繍とかさ、デコレーションとかさ、どうかな、してみるっていうの。

そんなことを口走っている。

 

そこへ、夫。

パパもね、もう随分前に、諦めたんだよね。ママのパッションは、どうしても、そこにはないみたいだからね。

 

夫へ、諦めてくれて、ありがとう。私なりのパッション、追及するから!

子供達、叶わなかった夢、自分達で叶えてね!