マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

ブログを読んでくださるみなさんに感謝を込めて&感情を言葉にすることでその先へ行くことができる

2017年04月26日 | 心の育ち

夫の母親があさってから数日間滞在する予定です。

夫と共に、物理的(姑は隅々まで日々完璧に掃除されているのが好き)&精神的に準備中です。

 

 

ブログを読んでくださるみなさんに感謝を込めて

さて、「フィジカルな子育て支援場を作るぞ」と、


・子供向け親向けカリキュラムを引き続き煮詰め

・この州の法や税金について調べ運営方法を練り

(オンラインクラスを取り始めます)

・場を整え ← 今のところ「自宅をアレンジ」

・ウェブやちらしの紹介文をまとめる

 

などなどに、取り組んでいます。

 

ブログの記事を書くための時間が、大幅にそちらに回りますが、

それでも、お伝えしたいことをできる範囲で、

書き続けていこうと思っています。

 

・場を築いていく過程の報告

・リサーチや体験を基に子育てについて大切に思うこと、

・その他にも思うことや雑感

 

など、記していきますね。

ブログを読んでくださるみなさんと、共に歩いていきたい、そんな気持ちをどうぞ励みにさせてください。

 

 

 

 


「感情」を言葉にすることで、その先へ行くことができる

今日は、「感情を言葉にすることで、子どもも大人もその先へいけるについて。

 

こちらにも以前、似たようなコンセプトを書きました:

「強烈な感情」と共に人生を楽しむ!「Name it to tame it(名づけ手なづける)」という方法

 

「しつけ」についてのベストセラー本著者のダニエル・シーゲル氏はこちらのクリップでも、

How can I introduce mindsight to my child?

こんなように言っています。

 

「もやもやとした感情を、言葉で表し、

よりはっきりととらえやすくすることで、

では、どうしようかと考えることができるようになる」と。

 

このクリップで、シーゲル氏は、

両手に挟んで触るようなジェスチャーを用い、

「感情」というものを、まるで「手で触れられるモノ」のように表現しています。

 

 

私自身、この方法に、実は初めは抵抗がありました。

ネガティブな感情をも言葉にすることで、よりはっきりとその存在を認め、

はまりこんでしまうような気持ちがしたんです。

返って、そんな感情なかったことにして通り過ぎたほうが、

大人しくしてくれるんじゃないかなと。

 

 

 

でも、自分に対しても、子どもに対しても、

少しずつ試し、続けている内に、

「感情を言葉にする」ことの効果を実感するようになりました。

 

言葉にすることは、ゴールではなく、

乗りこえることをより可能にする「過程」なんですね。

言葉にし存在を認めることで、「その先」へ行けるんです。

 

 

もやもやとした気持ちは、漠然としているからこそ、

わけ分からないまま振り回されもします。

それでも、怒り、不安、恐れ、悲しみなど、

ピンポイントで「正体」をつきとめることで、

自らの手綱を取り戻し(脳の階上)、その先へとフォーカスできるようになります。

 

 

子ども相手には、感情を言葉で表してやることで、

将来自ら感情とうまく付き合う姿勢を育むのを、

手伝ってやるということですね。

 

 


泣きじゃくった今日の次男の例

例えば今日の様子です。

 

宿題を終え、ノートをバックにしまおうとした次男が、

あ!と叫んでテーブルに戻り、再びノートを開いて、

頭を抱え、顔をゆがめています。

 

台所から様子を観ていたんですが、

泣きべそ顔で傍にやってきます。

 

「他の宿題、学校に忘れちゃった?」と聞くと、

「違う、やり方全部間違えたの。全部やり直さないといけない」

「そっか、ちょっと休憩して、後からしたら」

「ううん、今しないといけない」

そう言いながら泣きはじめます。

 

「ものすごくたくさんあるの、全部消して全部書き直さないといけない、

ママ、手伝って・・・」

 

テーブルに隣同士で座り、

どこをどう間違えたのかノートを見せてくれます。

 

「ああああ、これ全部消すんだよ、それで全部初めから書くんだよー」

と泣きじゃくり。

 

「まあでも、泣いてる間に手を動かしたら、終わる終わる。

さっとしちゃいなよ」と私。← 感情をなかったことにして通り過ぎてますね

ああああとより激しく泣きはじめます。

「ママもういい、あっちいってー」と。

 

そこで、

「せっかくこれだけ書いたのに、悲しいね。

イライラするし、怒りたくなるよね」と言ってみます。← 感情を言葉にする

ハグして、小さな頭をなでて。 

 

うわーんと泣きながらも、次第にひっくひっくとおさまり、

「じゃあママが消してあげるね」と再び白くなったノートに、

鉛筆を動かし始める次男。

 

そのまま、台所へと席を立ちました。

 

しばらくすると、宿題を終えた次男が、

後ろから抱きついてきました。

 

まだ少し泣きべそ顔のおでこに、キスして。

 

 

子育て生活は、

日々、気づきに溢れてますね。

 

渦巻く感情を認め、

その先へと、歩き続けていきたいです。

 

 

さて、チャレンジングな数日間が始まります。

腹を据えて向かいます。

みなさん、ほかほかな春の日々を!


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