ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその293-星野 源

2018年01月22日 | J-POP
曲作りにセンスを持ったコンポーザー。

先日、テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のテーマ曲に食指を煽られ、チャラン・ポ・ランタンのCDを買ったことは、このブログにも投稿した。
そこで、更に気になっていたのが「星野源」が歌う同ドラマのエンディングテーマ「恋」である。
この楽曲を含んだ、ミニアルバムが発売されていたので、購入し、聴いてみた。
まずはCD収録の曲目を紹介しておこう。

①恋
②Drinking Dance
③Continues
④雨音(House ver.)

楽曲単位に、聴いた印象を述べると.......


①はテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディングテーマ。
エキセントリックなイントロと、しっかりしたリズムが重なりある佳作。
ただちょっと詞のラインが弱いか。
②は楽曲全編を、ファルセットで歌う、実験的な作り。
これもリズム体がしっかりしていて、なかなかの楽曲。
ただファルセットで歌う必用があるかは、疑問が残る。
③は一転して、昔のシティポップを思わせる楽曲。
軽快なリズムが心地よい作りになっている。
④はバラード調の曲。
ベースドラムは前ノリだが、全体のリズムは何故か後ノリ。
不思議な曲調だが、曲の最後をわざとばたつかせた作りははなはだ疑問が残る。

私は、星野源を正直全く知らなかった。
ミニアルバムとは言え、このCDを購入したのは良かったと思う。
彼はなかなか、才能のあるコンポーザーと言えるであろう。
楽曲を全て聴き終わって、雰囲気は「オリジナルラブ」と似たティストを持っていると思った。
彼は「AOR」志向だと思うが、思い切ってファンクなどを作っても面白そうである。
彼のおかげで、J-POPもたまに覗いてみようと言う気がおきた。
下らない「ラップ」や「ヒップホップ」にかまけて、曲を作っているアーティストばかりが「J-POP」と認識していた私だが、これからはJ-POPにも時たまではあるが、視野を広めたいと思った。
なかなか楽しめたCDである、皆さんもお聴きになることをお勧めする。

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