ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその290-トリトメナシ

2018年01月15日 | J-POP
チャラン・ポ・ランタンの個性際立つ一作。

先週の投稿で「チャラン・ポ・ランタン」をご紹介した。
他の曲も気になったので、早速CDを購入した。メジャーデビュー三作目となる「トリトメナシ」だ。
収録されている楽曲を紹介しよう。

①進め、たまに逃げても
②Sweet as sugar
③まゆげだんす
④夢ばっかり
⑤月
⑥恋はタイミング
⑦雄叫び
⑧かなしみ

どの曲も、彼女らの個性を活かした、なかなかの出来栄えだ。
それぞれを聴いた印象を一言で言うと。

①は先週も紹介したテレビドラマの主題歌、テレビ版との違いは無い。ビート間に言葉が挟まる心地よい作りの一曲である。
②はアップテンポで、リズムに独特の癖のある一曲。
③はNHKの「みんなのうた」で放送された曲、どちらかと言うと今流行のビートに乗せた普通の出来栄えの曲。
④は一転アコステックで、なかなか良い静けさを持った、佳作と言えよう。
⑤も静けさをもった、彼女等独特の世界観のある曲。
⑥はポップで、曲調も良いのだが、肝心の「恋はタイミング」と言うところのメロディはもっとポップに表現できれば、佳作となったのに、惜しい。
⑦はこのアルバムの中でも、必聴の一曲。まるで昭和30年代の、日活アクション映画の挿入歌にもなりそうな、強烈なビートを持った昭和ジャズ。
⑧はアルバムのエンデングを意識したかのような、静かで、スケール感のある一曲。

以上のように、総じて私にとっては、聴くにたえうるなかなかの佳作CDとなっている。
彼女達の目指す音楽は、今後どのように変わっていくのだろうか。
大変興味のあるところだ。
レンタルでも、購入でも良いので、是非このCDをお聴きになることをお勧めする。



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