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気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

The Artist : The First & The Final Hit (#49 Barry White)

2022-06-23 10:29:10 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、来月の4日で、
没後19年になります、Barry Whteです。

当時、あのド迫力ボイスで、
まだ、58才の若さだったんだなぁと、
驚いたものでしたが、今、存命でも、
77才で、同じ年の生まれの、
Diana Rossが元気いっぱいだと思うと、
あたらめて、早すぎたことを
残念に思いますね。

さて、Barryさん、50年代の終わりころから、
音楽キャリアをスタートさせていたらしく、
60年代には、ボーカルグループを作ったり、
ソングライター&プロデューサーとして、
頭角を現していたようなのですが、
ソロとしてレコードデビューしたのは、
1973年のことで、あのNo.1ヒット、
The Love Unlimited Orchestraの、
"Love's Theme"をリリースしたのも、
73年だったんですね。

そして、その"Love's Theme"より、
少し早くヒットしていて、
Barryさんの初チャートインとなったのは、
Hot100では3位、R&Bチャートでは、
No.1ヒットとなった、こちらの、
"I'm Gonna Love You
Just a Little More Baby"
だったようです。



1stソロアルバム"I've Got So Much to Give"
からのカットで、例によって、
アルバムバージョンは、7分を超える、
長尺になっておりますね。

そして、生前最後のHot100入りとなったのは、
1994年リリースで、ちょっと、そのころ、
過去の人?イメージだった気がする
Barryさんにとって、久々の
大ヒットアルバムになりました、
"The Icon Is Love"からのカット、
"Come On"です。



1stシングルとして、Hot100でも、
18位まで上がるヒットになり、
R&Bでは、17年ぶりのNo.1になった
"Practice What You Preach"は、
Gerald Levertが、作プロデュースで、
関わったナンバーでしたが、
こちらは、Jimmy Jam &Terry Lewisが、
参加していた曲で、翌95年に、
Hot100では、87位、R&Bチャートでは、
12位まで上がるヒットになっていたようです。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第131位の発表です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-06-21 20:07:02 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートを、
現在上昇中の曲と、
これから上がるかも?な曲の2曲です。

まずは、最新のチャートでは、
27位にランクインしています、
4人兄弟ボーカルグループ、
Senturyの"Be Over"です。



20年か25年くらい前だったら、
もっと売れてただろうなぁと思う彼ら、
新曲がランクに入ってくるたびに、
レコメンしておりますが、
Adult R&Bの20位台くらいには、
上がるようになってきましたが、
なかなか、ブレイクとは行かないですね。

でも、やはり、うまい人たちだなぁ、
と思います。

そして、もう1曲は、2005年に、
"2nite"というアルバムで、デビューして、
日本でも、ちょっと話題になった、
The Isley Brothersのメンバー、
Rudolph Isleyを叔父に持つ、
K-Rob(Kevin Robertson)の、
"Caravan Of Love"です。



85年の、R&BチャートNo.1ヒット、
Isley/Jasper/Isleyの、
あの名曲のカバーですね。

で、K-Robさんのお母さんというのが、
Isley/Jasper/Isleyのメンバーで、
当然、The Isley Brothersの一員である、
Chris Jasperの妹なんだそうですね。

オリジナルを超えるのは、
なかなか厳しいと思いますが、
ヒットを期待したいところです。

ADULT R&B NATIONAL AIRPLAYチャート

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
49人目です。

(新)reminiscing ("true one-hit wonders")

2022-06-20 10:48:22 | 懐かし洋楽
さて、今回から始まります、新コーナーは、
reminiscing ("true one-hit wonders")です。

まあ、率直に申し上げますと、
「一発屋」特集なのですが、
どうも、日本語の、その言い方は、
愛情が感じられなくて、好きではないので、
英語の"one-hit wonder"のほうを、
使わせていただきたいと思います。

1曲しかヒットが無かった、
あのアーティスト、良かったのに、
なんでなんだろ?いまどうしてるのかな??
というようなニュアンスで、
浅く(笑)、掘り下げていこうと思います。

で、取り上げるアーティストは、
本当に、Hot100には、1曲しか、
ランクインしていない人、
もしくはグループに限定いたします。

どうしても、リアルタイムで聴いていた
楽曲が多くなるとは思いますが、
ときどきは、60年代70年代の
ヒット曲も、取り上げようかと思います。

というわけで、第1回は、
ごあいさつがわりな感じで、
この、超有名なナンバーです。



M.の"Pop Muzik"ですね。

ロンドン出身のミュージシャン、
Robin Scottによる、プロジェクト、
M.が79年から80年にかけて放った、
ヒット曲で、ビルボードのHot100では、
1位に輝きましたが、Cashboxでは、
4位が最高だったみたいですね。
また、本国UKチャートでは、
最高位2位を記録していたようです。

このあとのシングルだった、
"Moonlight and Muzak"という曲が、
UKとオーストラリアのチャートでは、
30位台まであがる小ヒットに
なっていたみたいなのですが、
Hot100入りしたのは、あとにも先にも、
この曲だけのようであります。

さて、Robin Scottさん、
現在、75才のようでありますが、
昨年、"Wing & A Prayer"という、
ホントに同じ人??と思うような、
アコースティックな新曲を
リリースしていて、まだまだ
お元気みたいですね。




https://www.robinscott.uk/

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1983~

2022-06-19 10:50:57 | 懐かし洋楽
今回は、1983年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Maze ft. Frankie Beverlyの
"Love Is The Key"です。
(Pop #80 R&B #5)



フィラデルフィア出身のSSWで、
プロデューサーでもあります、
Frankie Beverlyさんが率います、
Mazeの、同年リリースの
5thアルバム"We Are One"からの
リードシングルでしたね。



Mazeというグループ、
R&Bチャートでは、この曲を含めて、
9曲、Top10ヒットがあって、そのうち、
2曲がNo.1になっているのですが、
Hot100入りしたのは、やはり、
この曲を入れても、4曲しかなく、
Top40入りしたのは、1曲もないため、
なかなか、日本では、
ソウルミュージックファン以外には、
名前は浸透していないと思われますが、
来日も、何度がしていて、
自分は行ったことがないのですが、
たいへんな盛り上がりを見せるという、
話を聞いたことがありますので、
コアな人気は、高いみたいですね。

Frankie Beverlyさん、最近、あまり、
情報がないなぁと思っていたのですが、
お元気なようでありまして、
ことし後半は、The O'Jaysや、
The Isley Brothersとのツアーが、
予定されているようで、さらに、
一番近いところの、来月の頭には、
↓こんな豪華なメンバーでのライブが、
あるようですね。



1983年6月18日付けのビルボードHot100
です。

1位は、映画も音楽も、
日本でも大ヒットした、
あのサントラ収録の、あの名曲です。

<1983年6月18日、何があったか?>

宇宙飛行士のサリー・ライドさんが、
アメリカ人女性として、
スペースシャトルで、初めて、
宇宙に旅立ったのが、
この日だったようです。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73345
6月18日 アメリカ人女性が
初めて宇宙に飛び立つ(1983年)
(KODANSHA)

※次回は、日本語カバーにかわる、
新コーナー、スタートです。

あのアルバム、この一曲。(29)

2022-06-17 19:46:59 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、early80'sを代表する、
このバンドの、あのアルバムから、
こちらの曲を選びました。



Foreignerの、81年リリースのアルバム
"4"の中の1曲"Night Life"ですね。
A面の1曲目を飾るナンバーでした。

収録曲は、全部で10曲。
そのうちの5曲が、
シングルカットされましたが、
この曲は、B面のカップリングにも、
選ばれることはなかったみたいです。

シングルになった5曲中、
4曲は、Top40入りし、
最後のカットとなった"Luanne"のみ、
最高位75位どまりだったのですが、
この"Night Life"なら、
5曲目のTop40入りも、
あったのではないかなぁ?
と思ったりもします。

ちなみ、当時から、エアプレイ数だけで、
チャートイン出来た、ロックチャートでは、
最高位14位に入っていたようです。

アルバム"4"は、4人組となってからは初で、
しかも、4枚目のアルバムということで、
タイトルが付けられた作品で、
あの、語り草となっている、No.2ヒット
"Waiting For A Girl Like You"の
イメージが強いですが、
じつは、スローな曲は、
あの1曲のみで、他9曲は、
”Double Vision"や
"Head Games"からの流れを感じる
いかにも、Foreignerらしい、
ハードなナンバーが続いておりましたね。


・4 - Foreigner

※次回は、Time Machineです。