80's #145

80年代のお気に入り曲、200曲、
第145位は、最近、Newアルバムを
リリースしたばかりの、
このグループの、このヒット曲です。



Kool ＆The Gangの"Cherish"。
1984年リリースの、16枚目の
スタジオアルバム"Emergency"からの、
3枚目のシングルで、翌年の85年に、
Hot100では2位、R&Bチャートでは、
堂々、No.1に輝いたナンバーでした。

この、Pop2位、R&B1位というのは、
やはり、80年代の彼らの曲で人気がある、
"Joanna"と、同じ成績なんですよね。
ちなみに、Adult Contemporaryでは、
"Joanna"は2位止まりだったようですが、
"Cherish"は、No.1になっていたみたいです。

80年代のKool ＆The Gang、
このほかにも、"Celebration"や、
"Get Down On It"など、まだまだ、
他にも、ヒット曲多数で好調でしたが、
前記の"Joanna"から、86年の
"Victory"まで、7曲連続で、
単語一語の、ワンワードヒットを
Top40に送りこんだことでも、
ちょっと話題になりました。

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ～1979～

今回は、1979年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
John Stewartの"Midnight Wind"です。
（Pop #28）



サンディエゴ出身のSSWで、
ギタリストである、John Stewartの、
同年にTop5入りする大ヒットとなった
"Gold"に続くTop40ヒットですね。

"Gold"も、Stevie Nicksが、
バックボーカルで参加していますが、
こちらのナンバーも、ミュージックビデオでは、
姿がないものの、聴けばわかるさという感じで
Stevieの声が入っておりますね。

また、この曲では、プロデューサーでもある
Lindsey Buckinghamも、ギターと
バックボーカルで参加しているみたいですね。

John Stewartという人、ソロでは、
このあとに同じアルバム
"Bombs Away Dream Babies"
（邦題『カリフォルニア・タウン』）から、
"Lost Her In The Sun"という曲も、
翌年にTop40入りさせていますが、
Top40に入ったのは、その、
上記3曲のみみたいですね。

もともとは、50年代の終盤から、
60年代前半にかけて、大活躍した
フォークミュージックのレジェンド、
The Kingston Trioのメンバーで、
また、The Monkeesのヒット曲で、
数多のアーティストがカバーしている
クラシック"Daydream Believer"の
作者でもあるという、すごい人であります。

残念ながら、2008年に、
68才で、この世を去っているようです。

1979年10月20日付けのビルボードHot100
です。

１位は、インストロメンタルヒットの
コーナー、第１回で取り上げた、
あのアーティストの、あの名曲です。

＜1979年10月20日、何があっったか？＞

DVD化もされることもなく、
幻の映画と言われていたものの、
ことし、リマスター版が劇場公開され、
Blu-rayも発売された、篠田正浩監督作品で、
坂東玉三郎さん主演の映画『夜叉が池』が、
最初に公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/39811/
『夜叉が池』（映画.com）

※次回は、80年代お気に入り曲、
第145位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit （#36 Fats Domino）

天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
36人目は、今月の24日で、
没後4年になります、Fats Dominoです。

89才で亡くなったようですので、
存命ならば、93才。
前回のAndy Williamsさんと、
同い年なんですね。

1940年代にデビューして、
最も活躍していたのが、
1950年代という方なので、
さすがに自分も、リアルタイムでは、
1曲も、ヒット曲を聴いていないのですが、
初のHot100入り曲は、そんな自分でも、
知っておりました、この曲みたいです。



"Ain't That A Shame"ですね。
1955年に最高位10位を記録、
R&Bチャートでは、
No.1になっていたようです。

その前にも、R&Bでは、何曲か、
チャートに入っていたみたいですが、
Hot100では、この曲が
最初だったようですね。

しかし、この曲、かなり長いこと、
Cheap Trickがオリジナルだと
思っておりました。
考えたら、スタジオアルバムには
入っていなくて、
あの”at Budokan”にしか
収録されていませんから、
早く気がつけよー、という話なのですが、
Fats Dominoバージョンがオリジナルだと
知ったのは、そんなに昔の話ではありません。(^^;)

そして、生前最後となりました、
Hot100入り曲は、残念ながら、
パフォーマンス映像などは、
見つけられませんでしたが、
こちらの曲になるようです。



1968年に、最高位100位を
記録していたらしい、
"Lady Madonna"、ご存じ、
The Beatlesのカバーであります。

The Beatlesのほうも、ヒットしたのは、
68年のようですから、
速攻カバーだったようですね。

※次回は、Time Machineです。

日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。（18）

名曲の日本語カバーと、
そのオリジナル曲との聴き比べをして、
どちらも、懐かしく振り返ろうという、
このコーナー、18曲目は、前回の、
カバーのほうが、森川由加里さんの
"Show Me"でしたので、今回は、
その森川さんのパートナーであります、
こちらの方の、このヒット曲にしました。



今も衰え知らずの歌声の、布施明さんの
「恋のサバイバル -I WILL SURVIVE-」ですね。

1979年5月のリリースで、
オリコン最高位は、13位。
この前のヒット曲で、今も、
名曲として歌い継がれてもおります、
「君は薔薇より美しい」ほどには、
ランクも売り上げも伸びなかったようですが、
『ザ・ベストテン』では、ランクインして、
布施さんが、好調を維持していた
時期ではなかったかと思います。

で、まあ、こちらのオリジナルは、
これまた、説明不要の、
このナンバーですね。



Gloria Gaynerの"I Will Survive"。
邦題も、もちろん「恋のサバイバル」でした。

映像は、85年のもののようですが
78年に、USとUKチャートでNo.1になり、
ロックバンドのCakeや、
R&BシンガーのChantay Savage、
わりと近年では、Demi Lovatoなども
カバーしていて、ジャンルを超えた、
クラシック中のクラシックになっていますね。

また、Diana Rossも、90年代にカバーして、
ヨーロッパのチャートでヒットさせ、その後、
ライブでも、必ずセットリストに入れられる、
レパートリーの1曲になっております。

「恋のサバイバル」といえば、
布施さんとともに、忘れてはならないのが、
74年の「逃避行」のデビューヒットで知られる
麻生よう子さんもカバーしていましたね。

布施さんほどのヒットには
ならかったようですが、
オリコン最高位43位を記録する、
健闘ぶりを見せておりました。

布施さんとの競作のような形になったためか、
タイトルが、A面が「恋のサバイバル2」、
B面が歌詞違いの「恋のサバイバル 1」
と、なっていたようですが、
ここらあたりは、加えて、百恵さんの
「プレイバック part 2」を
意識していたのかもしれませんね。



※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
36人目です。

今週の気になる新曲2曲。

今回も、ジャンルなど関係なく。

まずは、今週2度目の登場になりますね。
リリースほやほやの、この方の新曲です。



Bryan Adamsの
"So Happy It Hurts"ですね。

来月、62才になられるようですが、
まだまだ、ポジティブなエネルギーに
あふれている感じで嬉しくなります。

年内に、この曲をタイトルにした
3年ぶりのアルバムが出るみたいですが、
まだ、詳細などは発表されてませんね。

Bryan、11月はラスベガスツアー、
年明けからは、ヨーロッパツアーが、
ぎっしりと予定に入っているようです。
アジアも、ぜし。

https://www.bryanadams.com/

そして、もう1曲は、こちらは、
先月リリースされていたようですが、
Earth, Wind & Fireとのナンバー、
"You Want My Love"が、
Adult R&Bチャートでヒット中の、
Lucky Dayeの新曲"Over"です。



あー、これ、ネタ使いしているの、
なんだっけ？と考えたのですが、
思い出せず、YouTubeのコメント欄を
探してしまいました。(^^;)

Musiq Soulchildの"Halfcrazy"でしたね。
もう、そこらへんを使っちゃうのかぁ、
と思ったのですが、"Halfcrazy"も、
19年前なんですね。

Lucky Daye、2月に、
"Table for Two"という、EPを
出していたようですが、
そちらには入っていない新曲みたいです。

フルアルバムは2年出ていないようなので、
来年には出てくるかもしれないですね。

※次回は、日本語カバーで、
名曲を振り返る、第17回です。