probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1997~

2019-08-25 10:41:36 | 懐かし洋楽
今回は、1997年の今ごろチャートインしていた曲、
Michael Jacksonの"Stranger In Moscow"です。
(Pop #91 R&B #50)



今月の29日、Michaelの61回目の誕生日なんですね。

8月は、Whitney(9日)Madonna (16日)と、80年代に頂点を極めた、
3人のアーティストの誕生月として知られておりますが、
そのうち、2人が、早世してしまったことを思い出して、
寂しくなってしまう月でもありますね。

この"Stranger In Moscow"は、アルバム
"HIStory: Past, Present and Future, Book I"に収録された
新曲の中からのカットで、国によって、
シングルリリース状況が違っていたようなのですが、
ワールドワイドでは、この曲が、
最後のカットということになっているみたいです。

USチャートでは、アクション的に振るわなかったのですが、
ヨーロッパ諸国では、軒並みヒットを記録しておりまして、
スペインやイタリアでは1位、UKチャートでも4位まで上がっていたようですね。

また、Hot100で最高位91位というのは、
MichaelのHot100入りしたソロのシングルの中では、
もっとも低いチャートポジションの記録ということになるようです。

1997年8月23日付けのビルボード誌です。

1位は、The Policeの大ヒット曲をネタ使いした、あの名曲です。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(172)

2019-08-23 20:18:30 | その他のCD

・For The Record... - The Blow Monkeys

今回は、1996年に出ていたらしい、
The Blow Monkeysのベスト盤"For The Record..."です。

本国UKでチャートインした曲は、多数ある彼らなのですが、
USチャートでHot100入りした曲は、
86年の"Digging Your Scene"しかないんですね。
今回、この盤をピックアップするにあたって調べたら、
え?そうだったのね...という感じでありました。

彼らが人気になってきたころは、
ラジオのヒットチャート番組なども、終わり始めた時期で、
チャートチェックも難しくなってきたあたりだと思うのですが、
けっこう、彼らの曲って、"Digging Your Scene"以外も
よく聴いていましたので、意外な感じがしました。

で、そんな彼らの、このベスト盤、
17曲入りで、最後の2曲が12インチバージョンになっていまして、
これが、他のCDなどには入っているところを見たことがないので、
お得感があるベスト盤なのではないかと思います。

曲は、その12インチバージョンも入っている、
Curtis Mayfieldをft.した、
87年のシングル曲"(Celebrate) The Day After You"にしました。


"Solitaire"

2019-08-22 10:55:46 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Solitaire"です。
いちばん有名な曲としては、やはり、Neil Sedaka作で、
The CarpentersやAndy Williamsが、
70年代にヒットさせた、"Solitaire"だと思うのですが、
今回は、80年代の"Solitaire"2曲にいたしました。

まずは、The Commodoresの、
88年のアルバム"Rock Solid"からのシングルでした、こちらです。



アルバムからの1stカットで、Hot100には登場せず、
R&Bチャートも、最高位51位に止まって、
アルバムもヒットしませんでしたね。
メジャーレーベルからのリリースも、
現在までのところ、これが最後となっております。

Lionel Richie脱退後、リチ男ぬきで、
85年に、"Nightshift"を大ヒットさせ、
底力を見せてくれていたThe Commodoresでしたが、
"Nightshift"が、名曲すぎて、
当時、逆にプレッシャーになってしまっていたのかな?
なんてことも、思ったりしますね。

なお、現在も、William King、Walter Orange
J.D. Nicholasの3人で、ライブ活動を行っているようです。

そして、もう1曲の"Solitaire"は、さかのぼること5年、
1983年の、この女性シンガーの、Top10ヒットです。



Laura Braniganの"Solitaire"ですね。
同年リリースの2ndアルバム"Branigan 2"からのカットで、
Hot100での最高位は、7位でした。

"Gloria"や"Self Control"など、
ヨーロッパ発のナンバーを英語カバーして、
80年代にヒットさせていたLauraですが、
この"Solitaire"も、もともとはフランス発でしたよね。
曲の作者でもある、シンガーの、Martine Clémenceauという人が、
歌っていたのがオリジナルで、英語詞は、
あの、Diane Warrenが書いておりました。

Lauraさん、今月26日で、
亡くなって、15年になるんですね...。

Martine Clémenceauさんのオリジナルは、こちらです。↓


今週の気になる新曲2曲。

2019-08-21 10:36:29 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートからです。
どちらも、ビッグネーム。

まずは、Mary J. Bligeねいさんの新曲"Know"です。



ちょっと前に、"Thriving"という曲をリリースしていましたが、
早くも、つぎのシングルが出たみたいですね。
アルバムの予定は、まだないようです。

プロデューサーは、Kendrick Ramarのプロデュースで知られる、
Sounwaveが担当しているようです。

もう1曲は、Tito Jacksonの"One Way Street"なのですが、
こちらは、2016年にリリースしていた、
キャリア初のソロアルバム"Tito Time"に収録していたナンバーで、
今回、Remixバージョンが発表され、人気になっているようです。



RemixをしているGregg Paganiという人は、
近年、Charlie WilsonやJeffrey Osborneとの仕事で知られる、
Songwriter & Producerですね。なかなかいい感じ。

ADULT R&B SONGSチャート

忘れじのサントラたち(27)

2019-08-19 19:44:37 | 懐かし洋楽

・A Fine Mess - O.S.T.

忘れじのサントラ、27枚目は、
1986年に、アメリカで公開された映画
"A Fine Mess"のサウンドトラックです。

映画のほうは、日本では、これまた残念ながら劇場未公開で、
『ブレイク・エドワーズの ファイン・メス!!』というタイトルで、
ビデオリリースのみだったみたいですね。

監督は、『ティファニーで朝食を』や、
『ピンクパンサー』シリーズでおなじみの名監督、
Blake Edwardsで、主演は、この映画のあと、
『スリーメン&ベビー』で、ぐっと知名度が日本でも上がった、
Tedd Dansonだったのですが、公開が逆だったら、
ひょっとしたら、日本でも映画館でかかっていたかもしれないですね。

サントラのほうは、当時、Motownからリリースされて、
主題曲を、The Temptationsが歌い、
その他、Mary Jane GirlsによるThe Four Seasonsのカバー、
"Walk Like A Man"などが収録されて、シングルカット。
その他にも、Smokey Robinsonの曲なども収録されておりましたが、
それらは、個々のアルバムにも入っていた曲ですので、
あまりレア感はないと思われますが、Christine McVieによる、
"Can't Help Fall In Love"のカバーなども入っていまして、
こちらは、このアルバムでしか、たしか聴けないはずでありまして、
未CD化のようですので、中古レコードで見かけましたら、
手にとっておきたい一枚であります。

また、映画のスコアは、Henry Manciniが手掛けておりまして、
ラストに、1曲だけ、そちらも収録されております。

曲は、The Temptationsによるタイトル曲を。
まさかの、Temps&映画出演者たちの小芝居つきでして、
日本語字幕もついておりますので、
見たことがないという方は、ぜひチェックをしてみてください。