（新）ベストアルバムを語るわよ！（10）

ことし、74才になられます、ケニー・ロジャース御大のベスト盤で、
自分が持ってますのは、この2枚。


・The Very Best of Kenny Rogers


・Simply the Best

なにせ、First Edition時代から数えますと、
キャリアは、軽く50年を超え、全盛時だけに目を向けても、
30年は超えていると思いますから、ヒット曲を網羅するのには、
とても、1枚ものでは足りないのは当然、2枚組でも無理な方ではありますが、
重複している曲はありますが、わりとうまくバラけていて、
いい感じで、2枚入手することができたなぁと、自負（？）しております。

でも、ケニーさん、そんなに大ヒットしなかった曲にも名曲が多いですので、
そういった曲たちもフォローしておきたいなぁなんて方には、
この4枚組BOXが、かなりいい感じで選曲されていますので、
よろしいんではないかと思いますね。


・Through the Years: A Retrospective

やっぱり、この曲。↓

"Willie And The Hand Jive"と"At Last"

ほんとに、多くの人たちがカバーしている名曲スタンダード2曲であります。
オリジナルはもちろん、残念ながら、先週亡くなってしまったふたり、
Johnny OtisとEtta Jamesでありますが、
"Willie..."は58年、"At Last"は61年に発表された古い曲ということもあり、
カバーのほうで、どちらも最初知って、オリジナルを聴いたのは、
かなり後になってからのことだったですね。

（"At Last"は、もともと、40年代に、グレン・ミラーがレコーディングしたのが最初だそうです。）

で、たぶん、このバージョンで知ったと思う、2曲を貼って、
おふたりの追悼にかえようかなと思います。





http://bmr.jp/news/detail/0000012518.html
ジャンルを超えた熱い歌声、エタ・ジェイムスが亡くなる（bmr.jp）

Time Machine ～1999～

何年前の今ごろチャートインしていた曲ってのを調べるとき、
懐かしのCashboxのサイトにあったアーカイブスを利用していたのですが、
今週も調べようと思って覗いたら、工事中で見れなくなってしまっていました。
(+o+)

コーナー存続の危機・・・まあ、近日復活するでしょうけどね。(^_^;)

というわけで、別のところから調べてきました今回は、
1999年の今ごろチャートインしていた曲、2Pacの"Changes" （Pop #32 R&B #12）

なんか、ついこの間ぢゃないかって気がするのですが、
もう、13年も前になるんですねぇ。亡くなってからは、16年か。
没後も、しばらくは、"Newアルバム"が出ていましたが、
それも無くなって、久しくなりますな。

もちろん、この曲でサンプリングされているのは、
Bruce Hornsby & The Rangeの1986年のNo.1ヒット"The Way It Is"ですが、
"The Way It Is"をネタに使った、もう1曲の有名なヒプホプヒットに、
E-40の1997年のヒット""Things'll Never Change"がありましたよね。

"The Way..."が、ヒプホプ界で人気があったのは、
耳に残るメロディーとリフの音によるところが大きいでしょうが、失業問題を扱った、
その歌詞の内容のシニカルさのせいもあったのかなぁなんて思います。

新コーナー始めました。

PCをいじりはじめて、十数年経ちますが、
初めて、ウィルスってヤツにやられました。（泣）

Win7 Internet Security 2012とかいう偽セキュリティーソフトに突然支配されて、
なんも出来なくなってしまいました。
リアルセキュリティーは、当然入れているのですが、
かいくぐって入ってきてしまったみたいです。

駆除方法を、いろいろ調べてみたのですが、
めんどくさいので、（っていうか、自分の手には負えないので。(^_^;)）
再セットアップしちゃいました。
まだ、買ってからそんなに時間が経ってないのが、
不幸中の幸いでございました。（苦笑）

さて、気をとりなおして、新コンテンツ（？）をやりたいと思います。
これもまた、ありがちな企画でございますが（笑）、同名異曲対決！
一発目は、"We Found Love"。

ヒットチャートを快走し続けるRihannaのこの曲と同じタイトルの曲は？
ということで探しましたところ、デトロイト出身のソウルグループ、
The Dynamicsの78年リリースのシングルに、同じタイトルの曲がありました。

The Dynamicsというグループ、そんなに大きな成功をおさめているグループではなくて、
Popチャートでは、63年に"Misery"（#44）、69年に"Ice Crem Love"（#59）
がチャートインしたのみで、（R&Bチャートはわかりませんでした。）
この曲も、チャートインの記録はなく、
結局、シングルのみのリリースで終わっているようであります。

（新）かあさん、あの12インチ何処へ行ったんでしょうね？（10）

ポインター・シスターズの、1983年の大ヒットシングル、
"Automatic"の12インチバージョンで、
Mixは、これまた、Jellybeanがやっているみたいですが、
そんなに大胆な改変はありませんが、重めのビートの曲を、
さらに重くしたような感じのサウンドで、なかなかいいですね。
アルバム・バージョンより、1分ちょっと長くなっています。

"Automatic"は、ポインターねいさんたちの80年代の最大のヒットアルバムで、
昨年、リイシュもされた"Break Out"からの最初の大ヒットシングルですが、
1stカットではなくて、最初のシングルだった"I Need You"がTop40にも入らず、
不発に終わってしまったため、急遽カットされた2ndカットだったわけですが、
これが大ヒット、のちの快進撃へとつながっていったわけであります。

男性的な低い声であるせいか、あまりリードをとらない長姉のルースが、
めずらしくリードボーカルをとった曲でしたが、曲の大ヒットに加え、
85年のグラミー賞では、ベスト・ボーカルアレンジ部門で受賞、
またこの年は、"Jump"で、ポップグループ部門でも受賞していまして、
まさに、キャリア最大のピークを迎えることとなりました。