石油と中東

石油(含、天然ガス)と中東関連のニュースをウォッチしその影響を探ります。

2年連続で売上・利益を伸ばす五大国際石油企業:2018年度業績速報シリーズ(9)

2019-02-22 | 海外・国内石油企業の業績

 

(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。

 

http://mylibrary.maeda1.jp/0459OilMajor2018.pdf

 

 

 

 

III. 2017年と2018年の5社業績比較

 2018年は前年に引き続き原油価格が上昇したため国際石油企業各社はいずれも売り上げが伸びた。利益についてもExxonMobilを除く4社は売上高を上回る増加率を示している。利益のうち上流部門はShell、BPを含めTotal、Chevronの各社も大幅に増加している。一方下流部門についてはShell、Chevron及びTotalは前年を下回っている。設備投資については好調な決算を反映してTotalの34%増を始め、他の4社も前年の水準を上回っている。

 

(ExxonMobilはBPにも追い抜かれ3位に転落!)

1.売上高

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-10.pdf 参照)

2017年及び2018年の5社の売上順位は両年ともトップはShellである。前年売上高2位のExxonMobilは今回はBPを下まわり3位にとどまっている。4位及び5位のTotalとChevronの順位は前年と変わらない。5社のうち売上高の伸び率が最も高かったのはShellの23%であり、その他の4社も二桁の伸びを示している。両年の各社売上高はShellは3,052億ドル(2017年)→3,966億ドル(2018年、以下同じ)、BP2,402億ドル→2,988億ドル、ExxonMobil 2,444億ドル→2,902億ドル、Total 1,715億ドル→2,094億ドル、Chevron 1,417億ドル→1,664億ドルであった。

 

売り上げ増加の要因は石油・天然ガス価格が上昇したことである。因みに代表的な指標原油であるBrent原油の2017年の年間平均価格は54.19ドル/バレルであり、2018年のそれは71.31ドル/バレルと32%アップしている。また天然ガスの指標価格である米国Henry Hub引渡価格も百万BTU当たり2017年の2.95ドルに対して2018年は3.13ドルであり、6%上がっている[1]

 

(続く)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行

 〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601

        Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

        E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp

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石油と中東のニュース(2月21日)

2019-02-21 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・サウジアラムコ、印石油精製企業Relianceへの出資を検討

(中東関連ニュース)

・UAE、カタールとの禁輸緩和へ動き。リベリア船籍がカタールから入港

・今後2年間で100億ドル投資:サウジ皇太子、インド訪問で発言 


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(再録)現代中東の王家シリーズ:サウジアラビア・サウド家(14)

2019-02-20 | 中東諸国の動向

 

初出:2007.8.19

再録:2019.2.20

(注)以下の人名、肩書はいずれも2007年当時のものです。

 

(14) サウド家の有力家系(3):ナイフ内相家とサルマン・リヤド州知事家(スデイリ・セブン2)

1.ナイフ内相家[1]
 ナイフ内相[2]はアブドルアジズ初代国王の23番目の息子であり、有名な「スデイリ・セブン」の5男である。彼は1933年生まれで今年74歳になる。リヤド州知事(1953-54年)、内務副大臣(1970年)を経て1975年に内務大臣となり、現在まで32年間にわたりその地位を保っている[3]

 リヤドの中心にある内務省は上部が逆四角錐の人目を引く建物であるが、国内の治安対策を主要業務とする同省の内実は厚いベールに包まれている。そしてそのトップに君臨するナイフ内相も表舞台に顔を出すことは少ない。宗教的戒律が厳しいサウジアラビアでは、かつては治安はさほど問題ではなく、内務省の重要な任務はサウド家に反抗するシーア派或いは過激な宗教勢力を押さえ込むことであった。

イランでホメイニ革命が発生した1979年以降、アラビア湾沿岸の東部地区に多数居住するシーア派の動きが活発になり騒乱事件が頻発した。また1979年には「マハディ(救世主)」を名乗る過激な宗教集団がマッカのカーバ神殿を占拠し、反乱者・政府側合わせて230名近い死者を出す大惨事も発生した。前者の騒乱は湾岸王制国家の打倒を唱えるイランのホメイニ師に国内のシーア派が同調したものであり、後者のマッカ占拠事件はサウド家の腐敗を糾弾しようとした過激な宗教グループによるものであった。ナイフ内務相はこのような動きからサウド家を守るために組織を動員したのである。

 1990年代に入ると内務省の活動の中心は国際ゲリラ組織対策に移った。アフガニスタン内戦で頭角を現したオサマ・ビン・ラーディン率いるアル・カイダによるテロ事件が発生したためである。2003年のイラク戦争後には国内でのテロ事件が続発し、ナイフは内務省の組織を挙げて犯人逮捕に躍起となった。それまでメディアに顔を出すことが少なかったナイフ内相であったが、この頃はメディアの前で盛んに犯人逮捕の成果を強調する彼の姿が見られた。しかし基本的には彼は長兄であるファハド国王と次兄のスルタン第二副首相兼国防相(いずれも肩書は当時)の陰に隠れ、あくまでも黒子の役に徹しており、それは現在も変わらない。ただ内務相のポストを30数年続ける彼は、国家の隅々にわたる機密情報を握っており、それはアブダッラー国王や外交を担当するサウド外相などスデイリ以外の王族にとってかなりの脅威であることは間違いないであろう。

 ナイフ内相には3人の王妃との間に5人の息子と6人の娘がいる。その中ではジャラウィ家から嫁いだジョーハラ妃の長男サウド王子が駐スペイン大使を、また次男ムハンマド王子が父を補佐する内相補となっている。なお長女ヌラ王女は東部州ムハンマド知事(故ファハド前国王子息)の妻である。

2.サルマン・リヤド州知事家[4]
 サルマン・リヤド州知事[5]はアブドルアジズ初代国王の25番目の息子であり、またスデイリ・セブン(スデイリ家出身のハッサ妃を母親とする7人兄弟)の6番目の王子である。1936年生まれの彼は1962年にリヤド州知事に就任し現在に至っている。サルマンは温厚な人柄に加え、イスラームの慈善活動に熱心であり、敵の少ない人物とみなされ、そのため有力な王位継承者の1人に挙げられてきた。

しかし9.11同時多発テロの後、イスラーム慈善団体の寄付金が資金洗浄(マネー・ロンダリング)されて国際イスラーム・テロ組織の資金源になっているのではないかと言う疑惑が指摘され、サルマンの慈善活動にも疑惑の目が注がれて彼の名声に傷が付いた。

さらに2003年から2004年にかけてリヤドで相次いでテロ事件が発生、サルマンの知事としての力量が問われた。この時は彼の兄のナイフ内相が陣頭指揮を取りテロ組織の摘発に辣腕を振るい沈静化させた(上記参照)のであるが、治安対策は内相の責任とは言え、もしリヤド州知事が非王族であれば当然更迭されてもおかしくない状況である。サルマンが更迭されなかったのは実兄のナイフ内相あるいはスルタン国防相(現皇太子)の配慮であったことは間違いない。

その意味で彼の「温厚さ」とは兄達に対する「従順さ」と考えられなくもない。さらにサルマンは持病を抱えており年齢も既に70歳を超えている。そのため現在では彼を有力後継者候補と見る向きは少なくなっているようである。

サルマンには11人の息子がいるが、そのうち長男と三男は2001年とその翌年に相次いで亡くなっている。長男は心臓病で亡くなっているが、三男の死亡原因は公表されず、巷間では9.11時件との関わりが噂された。この二人の息子の死亡は、健康問題或いはイスラーム慈善活動に対する疑惑と言ったサルマン自身の背負った業を象徴するような出来事である。

4男のアブドルアジズ王子(1960年生)は石油省次官のポストについている。彼は1990年代後半、アラビア石油の利権延長問題のサウジ側窓口として活躍した。野心の強い王子は功名心に駆られて日本側に無理難題を押し付けたが、そのため交渉は決裂、両国関係はその後暫く冷却状態が続いた。彼は現在も石油省次官であるが、同じ次官で従兄弟のファイサル王子に比べて影が薄いようである。

サルマンは表向きのリヤド州知事の職責に加え、裏の顔として中央情報局を握っている、との説がある 。実兄のナイフが治安の総責任者であり、またサルマン家が国内最大のメディア企業SRMG(Saudi Research & Marketing Group)社のオーナーであることと考え合わせると、あながち根拠がないとは言えない。

但しこの点については筆者の見解は異なっている。即ちSRMG社については現在の社主はサルマンの5男ファイサル王子であるが、同社は昨年大富豪として有名なアル・ワーリド王子(サルマンの異母兄タラール殿下の子息)が25%の株式を取得して筆頭株主となっていることに留意する必要がある 。アル・ワーリド王子はアブダッラー国王寄りと見られているだけに現在のSRMG社がサルマン家(或いはスデイリ・セブン)だけのものと考えにくいからである。さらに中央情報局についても、現在の長官(初代国王の35男ムクリン王子)が就任したのはファハド前国王死去後の2005年10月のことである。ファハド前国王が亡くなった後、スデイリ・セブンの勢力は長期低落気味であるが、その中でもサルマン家は特に凋落しつつあると考えられるのである。

(続く)

 

本件に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

荒葉一也

Arehakazuya1@gmail.com

 

 

(再録注記)



[1] ナイフ家々系図参照

http://menadabase.maeda1.jp/3-1-6.pdf 

[2] 2012年6月没。

[3] 2011年11月実兄Sultan没後、内相兼務のまま皇太子に即位

[4] サルマン家々系図参照

http://menadabase.maeda1.jp/3-1-7.pdf 

[5] 2012年ナイフ没後皇太子に即位、2015年1月アブダッラー国王死去に伴い第7代国王に即位。

 

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2年連続で売上・利益を伸ばす五大国際石油企業:2018年度業績速報シリーズ(8)

2019-02-20 | 今日のニュース

 

(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。

 

http://mylibrary.maeda1.jp/0459OilMajor2018.pdf

 

 

 

 

II. 2018年の業績比較 (続き)

5.設備投資額

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-05.pdf 参照)

 2018年の5社の設備投資額はExxonMobilが259億ドルと最も多く続いてShellが230億ドル、シェブロン201億ドル、BP167億ドルである。Totalは5社の中で最も少なくエクソンモービルの6割の156億ドルである。

 

(石油と天然ガスを合わせ400万B/Dに迫るExxonMobil)

6. 石油及び天然ガス生産量

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-06.pdf 参照)

(1)石油生産量

 昨年の石油生産量が最も多かったのはExxonMobilの2,266千B/Dであり、5社の中で同社だけが2百万B/Dを超えている。ExxonMobilに次いで生産量が多いのはShell(1,803千B/D)、第3位はChevron(1,782千B/D)で、両社の生産量はExxonMobilの8割である。TotalはExxonMobilの7割の1,566千B/D、BPは最も少ない1,268千B/Dの石油を生産しており、ExxonMobilの6割弱にとどまっている。

 

(2)天然ガス生産量

 天然ガスの生産量が最も多いのはShellの日産109億立方フィートで石油に換算すると1,863千B/Dであった。Shellのみが100億立方フィートを超えており、2位はExxonMobilの94億立方フィート(石油換算1,567千B/D)である。3位以下はBP(同1,271千B/D)、Total(1,209千B/D)、Chevron(1,148千B/D)と続いている。

 

(3)石油・天然ガス合計生産量

 石油と天然ガスの合計生産量が最も多いのはExxonMobilであり石油換算で3,833千B/Dであり、2位はShellの3,666千B/D。その他の3社はChevron(2,930千B/D)、Total(2,775千B/D)、BP(2,539千B/D)と200万B/D台に並んでいる。ExxonMobilの生産量を100とした場合、他の4社はShell96、Chevron76、TotalとBPはそれぞれ72及び66である。

 

 各社の石油と天然ガスの比率を見ると、Chevronは石油61%、天然ガス39%であり5社の中では石油の比率が最も高い。その他4社の石油:天然ガスの比率はそれぞれ、ExxonMobil(石油59%:天然ガス41%)、Total(石油56%:天然ガス44%)、BP(石油50%:天然ガス50%)、Shell(石油49%:天然ガス51%)である。Shellは5社の中では唯一天然ガスの生産が石油を上回っている。

 

(続く)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行

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2年連続で売上・利益を伸ばす五大国際石油企業:2018年度業績速報シリーズ(7)

2019-02-19 | 海外・国内石油企業の業績

 

(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。

 

http://mylibrary.maeda1.jp/0459OilMajor2018.pdf

 

 

 

 

II. 2018年の業績比較 (続き)

(Shellは利益もトップ、Total、BPの2倍以上!)

2. 利益

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-02.pdf 参照)

 Shellが5社の中で利益額が最大であり(234億ドル)、これに次ぐのがExxonMobilの208億ドルで、この二社が利益200億ドルを超えている。これに続いてChevronが148億ドル、Totalが110億ドルと100億ドル台の利益を確保している。これら4社に比べてBPの昨年の利益は94億ドルにとどまっており、トップのExxonMobilの4割の低い水準である。

 

3.上流部門/下流部門利益

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-03.pdf 参照)

(注)上記2の利益には上流部門及び下流部門(石油精製販売部門)の他化学部門の利益が含まれている場合があり本項の合計額とは必ずしも一致しない。) 

 

 上流部門の利益は各社によって大きな格差があり、最も多いのはBPの146億ドル、次いでExxonMobil141億ドル、Chevron133億ドルと続いている。Totalは102億ドルでShellは5社の中で最も少ない68億ドルにとどまっている。

 

 下流部門は各社の格差が比較的小さい。利益が最も多いのはShellとBPの76億ドルで、これにつぐのがExxonMobilの60億ドルである。Chevron、Totalの2社は上位3社よりかなり少なく、それぞれ38億ドル及び34億ドルである。

 

上流部門は保有する鉱区の優劣により大きな開きが生まれるのに対し、下流部門は各社の精製設備の競争力に大きな差が無く、市場における販売力の違いに損益格差があるためと考えられる。

 

4.売上高利益率

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-04.pdf 参照)

 売上高と利益の比率である売上高利益率を見ると、Chevronが8.9%と最も高く、ExxonMobilが7.2%で続いている。Shellは5.9%、Totalの利益率は5.5%である。Shellは売上高及び利益が5社の中では最も大きいが、売上高利益率は5社中の3番目にとどまっている。BPは利益率が3.1%にとどまっており、他の4社に比べて際立って低い。2010年のメキシコ湾原油流出事故の後遺症を今も引きずっていることが同社の決算書から見て取れる。

 

(続く)

 

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        前田 高行

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石油と中東のニュース(2月19日)

2019-02-19 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・カタール石油相:LNG年産1.1億トン増強でLNG船60隻が必要。造船は海外で実施

 (中東関連ニュース)

・サウジ皇太子、印パ中韓4カ国歴訪へ。インドではインフラ・ファンドに10億ドル拠出表明

・ソフトバンク、アブダビ政府系ファンドMubadalaの欧州ハイテク基金に4億ドル支出。  *

・アブダビで5日間の国際兵器ショー開幕。当初2日間でUAEは70億Dh成約

・フィリピン人労働者の中東からの送金額66億ドル。前年比15%減

 

*資料「世界の政府系ファンド」参照。

http://menadabase.maeda1.jp/1-G-2-05.pdf


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2年連続で売上・利益を伸ばす五大国際石油企業:2018年度業績速報シリーズ(6)

2019-02-18 | 海外・国内石油企業の業績

 

(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。

http://mylibrary.maeda1.jp/0459OilMajor2018.pdf

 

 

 

 

II. 2018年の業績比較

(売上トップのShellはChevronの2倍以上!)

1.売上高

(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-01.pdf 照)

 ここではExxonMobil, Shell, BP, Total及びChevron5社の2018年の売上高を比較する。5社の中で売上高が最も大きいのはShellの3,966億ドルであり、これに続くのがBP2,988億ドル、ExxonMobil2,902億ドルである。BP、ExxonMobilの売上高はShellの4分の3にとどまっている。なお後述する8カ年(2011-2018年)業績推移で詳しく触れるが、2012年までの売上高はExxonMobilがトップであったが、2013年以降の6年間はShellがトップである。

 

 Total、Chevronの売上高はそれぞれ2,094億ドル及び1,664億ドルで、ChevronはトップのShellの売上高の4割に過ぎない。

 

(続く)

 

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        前田 高行

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石油と中東のニュース(2月17日)

2019-02-17 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・原油価格、今年最高値に。Brent $65.20, WTI $54.94

(中東関連ニュース)

 ・GCCの軍事支出、2023年には1,100億ドルに:ジェーン予測  *

・オマーン外相、ワルシャワ中東和平会議で発言:パレスチナ-イスラエル和平を目指す


*「MENA各国の軍事費」(ストックホルム国際平和研究所)参照。

http://menarank.maeda1.jp/18-T01.pdf


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今週の各社プレスリリースから(2/10-2/16)

2019-02-16 | 今週のエネルギー関連新聞発表

2/12 国際石油開発帝石

平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)  

https://www.inpex.co.jp/ir/library/pdf/result/result20190212.pdf

2/13 昭和シェル石油 

2018年度 第4四半期決算について 

http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2019/021301.html

2/14 出光興産 

平成31年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 

http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2018/190214_2.pdf

2/14 コスモホールディングス 

2018年度 第3四半期 決算短信 

https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_190214/index.html

2/14 コスモホールディングス 

組織改定のお知らせ 

https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_190214_02/index.html

2/14 コスモホールディングス 

役員の異動に関するお知らせ 

https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_190214_03/index.html

2/14 住友商事 

再生可能エネルギーファンドの設立について 

https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/release/2019/group/11400

2/14 BP 

BP Energy Outlook 2019 

https://www.bp.com/en/global/corporate/news-and-insights/press-releases/bp-energy-outlook-2019.html

2/14 Total 

Saudi Aramco and Total Invest in High-Quality Fuels and Retail Network in Saudi Arabia 

https://www.total.com/en/media/news/press-releases/saudi-aramco-and-total-invest-high-quality-fuels-and-retail-network-saudi-arabia

2/15 三菱商事 

英国エネルギー革新企業OVO Groupへの資本参画 

https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2019/html/0000036821.html

2/15 Shell 

Shell LNG Outlook 2019 Webcast  

https://www.shell.com/media/news-and-media-releases/2019/advance-notice-webcast-lng-outlook.html

 

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石油と中東のニュース(2月15日)

2019-02-15 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・カタール-丸紅、ナフサ年20万トンの長期契約締結

(中東関連ニュース)

 ・ワルシャワで米国主催の中東平和安全会議開催。ペンス副大統領:イランは中東最大の脅威

・EU、サウジ・イラン・イラク等23か国をテロ資金洗浄リスク国家に指定

・エジプト国会、大統領の任期を2034年まで延長する議案を圧倒的多数で可決

・UAEエミレーツ航空、ジャンボジェットA380を中型機に変更。エアバス社、A380の生産停止を表明

 

 

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