Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

大晦日に観たい映画

2012-12-25 00:15:00 | コラム
喰うものを喰った自分、個人的には既にクリスマスは終わっていて、
こころは大晦日の格闘技に向かっている。

しかし。
ここでいくら煽ろうが地上波放送はないので、現場に行くひとかスカパー!/ニコ生で触れるひとにしか響かない。
そのことについては大晦日のコラムにアップするとして、本日のテーマは「大晦日に観たい映画」。


宇宙規模? で考えれば、きのう/きょう/あすに大きなちがいはない。
同じような日常が繰り返されるに過ぎない、、、はずだけれども、「暦」をもとに日々を過ごす人間にとってのみだけ、大晦日は特別な日になって。

気持ちを新たに―というか。
うしろ向きなひとでも、なんとなく前向きになれる―というか。

ジコチューでも他者に優しく接し・・・そう? だし、
不運がつづいたひとでも「明日からは、きっと」なんて。

あたまとこころをリセットするには「ちょうどいい」特別な日。

だから映画も、そういうタイプが好まれ易いのだと思う。


ただ以下のリストは、きのうと同様、あくまでも自分の感性だからね。
なるほど、38歳のキチガイはこういう感じね、、、という風に、珍獣の生態でも調べるかのように読んでもらえたら。


(1)『未来はいま』(94)

実際に大晦日に観てハッピーな気分になった。

フラフープ誕生の「ホラ」話を、コーエン兄弟ならではのマジック・カメラワークでみせ、じつに心地よい。

(2)『ストレンジ・デイズ』(95)…トップ画像

オスカー監督、キャスリーン・ビグローによるSF大作。
副題は「1999年12月31日」で、まさに大晦日をテーマにしている。

ハダカにもなっているジュリエット・ルイスだが、彼女の魅力はその脚にあるかと。

(3)『200本のたばこ』(98)

大晦日に集う若い男女の群像劇。

出会いを求めるという設定が既に、大晦日の特殊性を表している。

(4)『ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(89)

ミシェル・ファイファーのセクシーさが最も高かったころ? に発表された、ビターな恋愛劇。

確かカウントダウンのシーンが出てきたかと。

(5)『フォレスト・ガンプ』(94)

こちらも、カウントダウンのシーンあり。

ベトナムで下半身を失ったボスと、新年を祝うガンプ。

(6)『2001年宇宙の旅』(68)

「新世紀」なイメージがあって、大晦日に相応しい感じがする。

年の終わりに、宇宙規模で思索をめぐらせるのも悪くない。

(7)『歓喜の歌』(2007)

地域の合唱団を主人公にした、日本型の大晦日映画。

クスッと笑って、ちょっとしんみり。
いいねぇ。

(8)『フォー・ルームス』(95)

大晦日のホテルを舞台とした、タランティーノ組によるオムニバス・コメディ。

ただQTの担当した4話目が突出し過ぎていて、ほかのエピソードが記憶に残らない。

(9)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2001)

過去があって現在がある。
という当たり前のことをじっくり考える日―という風に、大晦日を再定義してもいいんじゃないか。

(10)『ミッドナイト・ラン』(88)

「来世でな」という台詞がキーワードになっているので、なんとなく選んでみた。

デ・ニーロのコミカル演技は、この映画から。





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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『卒業の日に観たい映画』

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1 コメント

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大晦日 映画観る時間は取れそうにないけれど (夢見)
2012-12-25 11:25:48
しみじみした映画を観たいと思いつつ いざとなればアクション映画を選びそうな気がします
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