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外国女優別キャリア10傑(6)ウィノナ・ライダー

2020-02-27 00:58:41 | コラム
~ウィノナ・ライダーのキャリア10傑~

絶頂期に「やらかしてしまった」がために、それまで持っていた溢れんばかりの、、、というか溢れていた女優としての「きらきら」まで消え失せてしまい、ほとんどの映画ファンが口々に「もったいない…」と呟いていたっけ。

しかし。
時間が経過して思うに、ノニー(愛称ね)がやらかしたのはクスリでも暴行でもなく「金があったのに窃盗」だったわけで、ほんとうに病んでいたのかもしれない。
擁護はしないが充分に社会的制裁を受けており、あそこで躓いていなければ、ジュリアン・ムーアあたりと役の取り合いっこをしていたのかもなぁ、、、などと想像してしまう。

自分はそんな、ノニーの魅力にノックアウトされた直撃世代なのでした。


(1)『ヘザース/ベロニカの熱い日』(89)

独特な世界観を持った、学園ブラックコメディ。

共演のクリスチャン・スレーターも輝いていて、きらきらの二乗。




(2)『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(93)

スコセッシ組に初参加。



こんなあどけない感じだけど、夫の情事を把握し、裏でいろいろと画策していたっぽい―ことが、最後の最後で明かされる。


(3)『ドラキュラ』(92)

『ゴッドファーザー PART III』(90)でソフィア・コッポラの役を演じるはずだったが病気のために降板、
それでもどうしてもノニーを起用したかったコッポラが次作のヒロインに抜擢。

溺愛ショット。だなぁ。


キアヌとは本作で初共演、互いに歳を取ってからのショット悪くないね。



(4)『スクエアダンス』(87)

ロブ・ロウと共演した青春映画。

まだ無名だが、逸材感は映画初心者でも「発見」出来るはず。


(5)『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』(89)

『火の玉ロック』をヒットさせたジェリー・リー・ルイスの物語。

ノニーは、22歳の主人公と恋愛関係を築き世間を騒がせる「13歳の少女」を好演。


(6)『シザーハンズ』(90)

ティム・バートン、第一次絶頂期の傑作。

なぜ雪が降るかの問いに対し、完璧過ぎる回答を提示してくれた。




(7)『ルーカスの初恋メモリー』(86)

初々しいデビュー作。

ドラマ上のヒロインはケリー・グリーンだが、映画ファンのほとんどがボーイッシュなノニーに注目した。


(8)『悲しみよさようなら』(90)

正直、物語は「さっぱり」忘れてしまった。

が、当時、このポスターに魅かれて初日に観にいったんだよなぁ。。。




(9)『クルーシブル』(96)

ノニーの芸達者ぶりが堪能出来る怪作。

いわゆる「魔女狩り」を描いているが、デイ=ルイス様を相手にしても引けを取らないのは素晴らしい。


(10)『恋する人魚たち』(90)

シェール、クリスティーナ・リッチ(デビュー作)と共演した家族の物語。

親子役としては顔は似てないが、なんか雰囲気は似ているからOK。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(319)』
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