Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん男優列伝(158)桐谷健太

2012-06-19 00:15:00 | コラム
80年2月4日生まれ・現在32歳。
大阪出身。

公式プロフィール


桐谷健太(きりたに・けんた)さんは、2000年代に頭角を現した若手俳優のひとりです。

イケメンですなぁ、181センチと長身であるし。

だから自分なんかが応援しなくとも伸び続けそうですが、
同じ誕生日というだけで贔屓にしてしまいますね。
しかも好きな映画は『カッコーの巣の上で』(75)ときたもんだ、こりゃずっと注目し続けなければいけないよな・・・と思いました。

表現のためならなんでも―という熱いところのあるひとで、デ・ニーロばりの体重の増減はもちろん、出たい映画があれば監督に直訴もしますし、こういうひとは近年では貴重なのかもしれません。

映画の世界では、日本産のものを「きっちり」鑑賞しているひとでないと馴染みの薄い俳優さんかもしれませんが・・・
テレビドラマの『JIN ―仁―』(2009、TBS)や『Wの悲劇』(2012、テレビ朝日)に出ていた―と記せば、あぁ! となるひとも多いのではないでしょうか。


<経歴>

大学在学中に『アクターズクリニック』に入所、演技の基礎を学ぶ。
俳優デビューは2002年のテレビドラマ『九龍で会いましょう』(テレビ朝日)でした。

映画俳優デビュー作は、2003年の井筒和幸によるコメディ『ゲロッパ!』。
井筒さんには可愛がられているようで、『パッチギ!』(2005)や『パッチギ! LOVE&PEACE』(2007)だけでなく、本年末に公開予定の『黄金を抱いて翔べ』にも出演しています。
それにしても塩谷瞬といい高岡蒼佑といい沢尻エリカといい真木よう子といいオダギリジョーといい、『パッチギ』組って、いろんな意味ですごいですよね。

エッジの効いた『69 sixty nine』(2004)から、小品『ワナワナ。』(2006)、正統派の『出口のない海』(2006)まで、ほぼオールジャンルの映画に挑戦、
加速するのは『クローズZERO』(2007…2009年の続編にも出演)あたりからで、つまり、ほんとうに最近になって注目されてきたひとなんですよね。

べつにどうということのない物語だけど、綾瀬はるかがひたすらキュートな『僕の彼女はサイボーグ』(2008)、『ROOKIES ―卒業―』(2009)、『ソラニン』(2010)、音楽をからめた青春映画の佳作『BECK』(2010)、
二大女優にばかり注目が集まったものの、かなり好演していたと思われる『オカンの嫁入り』(2010)などなど、作品にも比較的恵まれているのではないかと。

最新作は、前述した『黄金を抱いて翔べ』のほかに北野武の『アウトレイジ ビヨンド』。

こちらも、楽しみです。





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明日のコラムは・・・

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2 コメント

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主役でも 引き立て役でも (夢見)
2012-06-19 08:04:26
ルーキーズの笑い担当個性的アホ男役(笑)から 上戸彩主演ドラマのクールな刑事役

「Wの悲劇」のあなたを守ろうー追う側から騎士へーふうな役どころ

少し年齢いけば 凄みある悪役もこなしてくれそうな楽しみが
見ていて楽しい俳優さんです
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黄金を抱いて翔べ (oyajisann)
2012-06-19 19:08:24
「黄金を抱いて翔べ」って高村サンのデビュー
小説ですよね。
この方の小説結構読んでるけどちとわかりにくいです。(特にリビェラ・・・)
原作を超える映画になるのかな?
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