Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画系音楽系文学系あいうえお10選(5)

2024-05-29 00:10:00 | コラム
『「赤」が印象的な作品』

昔は「紫」がいちばん好きな色だったのに、いつの間にか「緑」になって、その次は「赤」、
そして現在は「蛍光色」。黄色とか橙色とかね。

五色の戦隊モノとか絶対に赤を好きにならなかったのにな、ヒトって変わるものです。

いずれにせよ、いまの自分は関西のおばちゃん並に派手好きであると^^


①音楽『赤いスイートピー』(82)…松田聖子×松本隆

確認したら、3分38秒しかないのねフルで。
昔は、このくらいが標準だったということか~。




②映画『死んでもいい』(92)…石井隆

それこそパルプな雑誌に載っているような安い物語なのに、石井マジックにより、特別な高みに達している「ように思えちゃう」ところがすごい。

赤みがかったタイトルデザイン、大竹しのぶが差す傘の赤、そして、殺される旦那の血の赤…。



③映画『ドラキュラ』(92)…フランシス・フォード・コッポラ

古典を、赤のイメージで紡ぐ。


自分にとっては、コッポラの才気を感じさせられたのは本作が最後。
最新作で、それを更新することが出来るのか!?


④映画『赫い髪の女』(79)…神代辰巳×荒井晴彦×中上健次×憂歌団×宮下順子

こんな漢字あるんだ!! ということに驚いた作品でもあったり。

AVが主流となり、そんなAVでさえ下火になりつつあるハダカの映像業界において、
未だポルノに憧れつづける映画小僧が多いのは、この作品の影響もあるんじゃないか。。。


⑤音楽『情熱の薔薇』(90)…THE BLUE HEARTS

CDセールスでいえば、このバンド最高の売り上げだったかな。

よい曲なんだけど、なかなかサビに到達しない構成なのがもどかしかったり(^^;)(^^;)


⑥音楽『百万本のバラ』(81)…アーラ・プガチョワ×加藤登紀子

やはり薔薇といったら赤なのか。

存在しないものを(現代技術により)作り出したという意味で、「青い薔薇」が話題になったこともありましたね。




⑦小説『ノルウェイの森』(87)…村上春樹

シンプルなデザイン、けれども力強く、インパクト抜群。

時代にもあっていたのでしょうね。


⑧映画『アレックス』(2002)…ギャスパー・ノエ

しかし、イヤな物語だったな。

いやな映画というわけじゃない、あくまでも「イヤな物語」というだけね。



⑨ポップアート『キャンベルスープ』(62)…アンディ・ウォーホール

アレを並べて、なぜアートなのか、ほんとうによく分からない。

でも、好き。大好き。


⑩アニメ『機動戦士ガンダム』(79~80)…富野喜幸×安彦良和×大河原邦男

赤いというだけで、3倍速く、3倍以上も強いのだ!!


…………………………………………

明日のコラムは・・・

『タイムテーブル狂騒曲』

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