Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(201)手塚理美

2020-08-11 00:10:00 | コラム
61年6月7日生まれ・59歳。
東京出身。

公式プロフィール


手塚理美(てづか・さとみ)さんは、自分が中高生時代に憧れた「おねいさん」女優のひとり。
(ほかに、原田美枝子・秋吉久美子など)

映画というよりテレビドラマのキャラクターに憧れてときめいて、もう夢中になりました。

『ふぞろいの林檎たち』シリーズ(83~97)の水野陽子役も素敵でしたが、なんといっても『男女7人秋物語』(87)の島村一枝役ですね。



「いちど寝たくらいで、彼氏ヅラしないでよ」

うわー、強烈。

そんな色っぽい女優さんが、現在「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」所属というのもオドロキです。



<経歴>

元旦那は俳優の真田広之。

ジュニアモデルとして活動していた小学生のころ、不二家のマスコットガールに選ばれ本格的に芸能の道へ。

アイドルとして歌手デビューも果たし、グラビアでも鮮烈な印象を残す。



映画俳優デビュー作は、78年のATG産の佳作『正午なり』。

82年、NHK朝の連続テレビ小説『ハイカラさん』でヒロインに抜擢され、それまでの芸名「手塚さとみ」 を手塚理美に変更。
そうして、『ふぞろいの林檎たち』で人気に火がつくと。


『ユーパロ谷のドンベーズ』(85)、
『ア・ホーマンス』(86)、


『リボルバー』(88)、『ジュリエット・ゲーム』(89)。

結婚期間は休業状態、離婚後に徐々に復帰。

『オサムの朝』(99)、『ISOLA 多重人格少女』(99)、
色っぽさ以上に、この世の哀しみ、ひとのおかしみなどを体現する雰囲気を漂わせ始めるのが『茶の味』(2003)あたりから。

『親指さがし』(2006)、『笑う大天使』(2006)、
とくに2007年は『アルゼンチンババア』、『神童』、『パッチギ! LOVE&PEACE』、『象の背中』、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の5本に出演し活躍、
『余命1ヶ月の花嫁』(2009)、『津軽百年食堂』(2011)、『イニシエーション・ラブ』(2015)、『君のまなざし』(2017)、『桃とキジ』(2017)、最新作は『リスタート:ランウェイ エピソード・ゼロ』(2019)。

吉本へ所属して以降は積極的にバラエティ番組にも出演、子どもたちとも共演したりして、「よいおかーちゃん」しているなぁと微笑ましく思います。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(202)寺島しのぶ』
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