Cape Fear、in JAPAN

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日本女優別10傑(31)黒木華

2022-11-26 00:10:00 | コラム
~黒木華のキャリア10傑~

「はな」じゃなくって、「はる」なんだよね。
これは分からん、最初から「はるちゃん」といえたひとは、出来るひとじゃなくて、逆に常識?を知らんひとってことになるんじゃないか。。。

京都造形芸術大学で演技を学んだ32歳、意外と「演技学校」出身の俳優さんって少ないから「異色の経歴」になるのかもしれません。


(1)『小さいおうち』(2014)

女中タキの少女時代を演じ、ベルリン映画祭主演賞受賞。

やや古風な顔立ちなので、山田洋次に気に入られるのはよく分かる。



(2)『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016)

岩井俊二的な、あまりに岩井俊二的な。



(3)『ビブリア古書堂の事件手帖』(2018)

三上延による人気ライトノベルを映画化、監督(三島有紀子)にも恵まれ、なかなか見応えのある作品かと。

華ちゃんはもちろん、書店主「兼」探偵を演じる。


(4)『ソロモンの偽証』(2015)

宮部みゆきの長編小説を2部作で発表、映画も創りこまれていた佳作だった。



(5)『幕が上がる』(2015)

ももクロ(たち)主演、演劇部の青春を描いた傑作。
華ちゃんは、新任教師を好演。


(6)『シャニダールの花』(2013)

監督・石井岳龍、共演・綾野剛による恋愛ファンタジー。

女性の胸に「シャニダール」(=花)が芽吹くという設定が、いかにも石井監督らしいなと。


(7)『甘いお酒でうがい』(2020)

芸人シソンヌじろうが原作脚本を担当、映画の出来もよいのでコロナショックがなければ、もう少し話題になったのかも…。



(8)『散り椿』(2018)

原作・葉室麟、脚本・小泉堯史、監督・木村大作御大による本格時代劇。



(9)『永い言い訳』(2016)

モックン主演、西川美和監督の力作。
主人公の浮気相手の役だが、ドキッとするほどリアリティがあって、華ちゃんを真に「巧い!」と思ったのはこの映画からかも。


(10)『母と暮せば』(2015)

監督・山田洋次、主演・吉永小百合。

井上ひさし未完の「戦後三部作の一部」を映画化、共演の二宮和也くんの演技に感心したなぁ!

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(437)』
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