ネオ、トーキョー

某日―。

ハニーと、じつに２年ぶりのケンカ。

歳の差カップルというのもあり、ほぼケンカしないのだけれどもね。

別れる／別れないのレベルにまで到達してしまったので、自分が丸坊主にして謝罪する。
（そもそも坊主じゃねーーか！）

『ＡＫＩＲＡ』ＩＭＡＸ版の上映に駆けつけたい自分と、コロナを心配し行かせたくないハニーと。

映画館と心中するつもりではあるものの、ハニーに泣かれちゃしょうがない。

あきらかに、いま、最も映画館で観るべき映画なのだが、断腸の思いで鑑賞を断念しているひとも多かろう。

もちろんコロナ感染は防ぎたい。
いっぽうで、営業している以上は映画館を助けたい。
そして当然のように、一映画ファンとしてこの傑作をＩＭＡＸのスクリーンと音響で浴びてみたい。

ジレンマ、ジレンマよのぉ。。。

分かってますよバカじゃないのだから。

訂正、バカだけどね。

いま我慢しなければならないときだってことは、分かる。

映画館を救いたいっていうのは「ポーズ」ではなく本心だが、それより「観たい！」が上回っているのも事実。

繰り返す、
ジレンマ、ジレンマよのぉ。。。

…あぁ、誰を恨めばいいのかね。

とりあえずハニーのご機嫌を取るため、ここ数日の家事はすべて自分が担当しています。。。




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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」（３２５）』