Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

上半期の7傑

2019-05-29 00:10:00 | コラム
上半期はあと1ヶ月あるけれども、年度の総括を11月には始めちゃう先走り体質の自分、、、ということで、きょうは、18年12月から今月に鑑賞した劇場公開映画のなかで、「これは!」と感銘を受けた7本を挙げておこう。


『魂のゆくえ』…トップ画像

『タクシードライバー』(76)の脚本家、ポール・シュレイダーが難産の果てに生み出した傑作。

トラビスってスコセッシでもデ・ニーロでもなく、シュレイダーだったのだな、、、ということがよく分かる作品なのではないかな。

悩める青年の演技が抜群に巧かったイーサン・ホークが、悩める中年を好演している。


『愛がなんだ』

今年の発見。

なにが? って、岸井ゆきのに決まってる。




『チワワちゃん』



岡崎京子の漫画原作、その映画化のなかで最も成功したと思われる。

牽引するのは門脇麦だが、ほかの若手俳優もみんないい。


『翔んで埼玉』

こちらも漫画原作。

そしておそらく、ここまでのヒットを関係者の誰もが想像していなかったはず。

ほとんど社会現象といっていいが、これがなぜか海外でもウケているのは面白い。


『グリーンブック』

オスカー受賞作。

王道といえば王道、そのぶん驚きは少ないが絶対的な安定感というものを映画に求めるひとだって居るわけだから。


『ブラッククランズマン』



くすぶっていたスパイク・リーが本領発揮、悪名高きKKK団にまつわる実話を、最高の娯楽映画に仕上げている。


『ROMA/ローマ』



映画関係者に愛されまくっているアルフォンソ・キュアロンの自伝的映画。

そう、これもまた映画。

ネット配信のみと思われたわが国でも、きちんと劇場公開され大スクリーンで拝むことが出来てよかった!!

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明日のコラムは・・・

『合掌のコメントに「そう思わない」をクリックする大人にだけはなるな。』
コメント
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