Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(256)

2018-07-28 00:10:00 | コラム
え「き」→「き」み(君・キミ)。

44年とちょっと生きてきて、誰かのことを「君(キミ)」と呼んだことがない。

『天国と地獄』(63)の伊藤雄之助じゃないが、「ちょっと、キミキミ」なんてね。

そういえば、呼ばれたこともない(と思う)。


まわりの同世代に聞いたら、みな同じだという。

しかし。
面白いなぁと思うのは、映画のタイトルもそうだが、それよかヒット曲で使用される頻度の多さ。

AKBの曲の多くには「♪ キミに~」「♪ キミが~」という歌詞があるし、宇多田ヒカルやコブクロや平井堅、家入レオにKANなどなどなど、切りがないほど挙げられる。

日常会話では違和感があっても、歌詞や映画のタイトルにするとハマるということか。


以下、「君」が冠された映画のタイトルで想起したもの。

みなさんも、まずは上記2本が浮かんだのではないかしら。


『君の名は』(53)

こっちを観ている若いひとは、もう少ないのでしょうなぁ。



『君の名は。』(2016)

いろいろいわれたけれども、少年少女を映画館に向かわせた功績は評価しましょうよ。




『この窓は君のもの』(95)

やはり日本映画が強いよね、原題もなにもないのだから。

『君の膵臓をたべたい』(2017)

よい映画になる要素は沢山あったのに・・・なぁ。




『耳に残るは君の歌声』(2000)

テノールのアリアより、映画のほうが知られることになった・・・というのも、ジョニー・デップが出演しているからかな。

『君の名前で僕を呼んで』(2017)

連日、満席だった。
LGBTの問題で話題になっている、気持ち悪い顔をした政治家さんに、とりあえず観てほしいな。

『君がいた夏』(88)

映画少年は、ジョディ姉さんみたいなひととの出会いを「いつだって」妄想するものなのです。



『君を忘れない』(95)

(当時の)若手俳優を集め、戦争を重くなり過ぎずに描く。
という意図は分かるが、軽過ぎて、ちょっとね。


次回のしりとりは・・・
き「み」→「み」す。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『revenge』
コメント (3)
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