Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(223)

2017-10-08 00:10:00 | コラム
きゅー「と」→「と」こや。

「完全なる」坊主ヘアにして15年、
「完全なる」じゃなかったころ、つまりビミョーにGIヘアだったころは、付き合いなどもあり、こんな自分でも床屋さんに行っていた。

自分が坊主ヘアでいこう! と決めたのは、

(1)格闘家っぽく見えるから
(2)頭の形がよく、似合うと思ったから

・・・であり、流行とかとはぜんぜん関係ない。


床屋の思い出といえば、中学時代に世話になった床屋さん『エモリ』。

片田舎には相応しくないほどの美人姉妹が働いていて、お姉さんだったと思う、彼女に切ってもらったとき鼻息が荒かったのだろう、

「ふつうにしていて、いいんだよ」

といわれたことがある笑


ここ15年は自宅浴室で、自分でバリカンを使って坊主ヘアにしている。

じつは短いほうがマメに手入れしなくてはならず、だから10日に1回は自分の髪を整えているわけで。

そりゃ、不器用な自分でも「そこそこ」巧くなりますよ。


そんなわけだから現代のヘア事情? というか、床屋や美容院に関する知識は弱い。

ただ街を眺めていて、モノスゴ洒落た店と、モノスゴ安い店の二極化が進んでいることは分かる。

割とお洒落な感じの知り合いの女子から「カットは1000円の店でやってるよ」なんて聞くと、軽く驚いてしまうけれど。。。


映画のなかに登場する床屋は、けっこう多い。

ひととひとが対峙する場面を描き易い、ということと、鏡を使って面白い映像が試せる、、、そんな理由だろうか。


以下、個人的に印象に残る「映画のなかの床屋」。

※広義の意味での「床屋」とする


(1)『独裁者』(40)

名人芸、とくとご覧あれ




(2)『愛を乞うひと』(98)

原田美枝子が二役を熱演。



髪をすくのが上手―娘は、そう褒められたことがうれしかったんだよなぁ。

(3)『バーバー』(2001…トップ画像)

コーエン兄弟がモノクロームで描く、ひとりの男の滑稽で哀しい一生。

(4)『悪人』(2010)

柄本明が経営している店は、じつはわが地元・館林までロケハンして見つけたところ。

(5)『ミシシッピー・バーニング』(88)

カミソリで脅す、ジーン・ハックマン。

こええよ。





あすのしりとりは・・・
とこ「や」→「や」く。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(224)』
コメント (2)
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