Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間映画企画(7)うつひと

2017-05-06 00:10:00 | コラム
あすで終了の黄金週間特別企画、第7弾は「映画における、印象的な銃(の使いかた)」でいこう。


暴力や戦争という大きな問題は置いておいて・・・

男の子だもん、そりゃあ銃器が好きですよと。

指でピストルを真似るだけでは満足せず、リモコンやホウキを銃に見立てて「ひとりあそび」するようなガキだった。

初めて米国に行ったときも、最初に向かったのはガンクラブ。
バンバン撃って、ドキドキしたものである。

これは、一般では銃を持つことが出来ない日本に育ったから、、、なのかなと思ったが、そうではないよね、「世界中の男のほとんど」は銃が好きなのだろう。

男にかぎった話ではない―と思うのは、以下の10傑の1位が、女子であるからだ。


(1)ティッピ・ヘドレン…『マーニー』(64・トップ画像)

この佇まい、銃の持ちかた。

最高にクール。

(2)ロバート・デ・ニーロ…『タクシードライバー』(76)

完全武装していく過程で驚いたのは、トラビスが銃の所持許可証を持っていなかったこと。

(3)ブルース・ウィリス…『ダイ・ハード』(88)

ハンスを仕留める銃は、クリスマス仕様(?)だ笑

(4)北野武…『BROTHER』(2001)

映画の出来としては北野映画で下位のほうだが、銃をぶっ放す際の口のゆがみが素晴らしいのです。




(5)大泉洋…『アイアムアヒーロー』(2016)

銃の扱いに関するリアリティ!!



(6)クリストファー・ウォーケン…『ディア・ハンター』(78)

暇つぶしから余興へ、余興から商売へ。



(7)クリント・イーストウッド…『許されざる者』(92)

かつて「撃ってみろよ」と凄んでいた男が、ひとを殺めることの難しさと怖さを描く。

いろんな意味で、圧倒的な映画だと思う。

(8)仲代達矢…『用心棒』(61)

最高の小道具として機能する、卯之助の銃。

(9)菅原文太…『仁義なき戦い』(73)

「コルト・ガヴァメントの名前くらい、ソラでいえなきゃ」と、ガンマニアの友人はいうのです。



(10)塚本晋也…『BULLET BALLET』(99)

一般人が銃を手に入れようとすると、このくらい大変なのだろうな。




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明日のコラムは・・・

『黄金週間映画企画(8)うむひと』
コメント (1)
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