Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間映画企画(4)たべるひと

2017-05-03 00:10:00 | コラム
黄金週間の特別企画第4弾は、映画における「印象的な食事」でいってみたい。


みんなそうだろうが、食べることは大好きで。
でも基本が馬鹿舌だから、「ある一定の水準」を超えると「ちがい」が分からなくなる。

上と特上、松と竹。
自分が支払う立場だったとすれば、値段が頭にちらつくから「特上、うめー!」と思っているだけ、、、かもしれないし。

ウチのハニーはパティシエ、よく試食させてもらうのだけれど、ライターなのに語彙が乏しくなって申し訳ないって、いつも思う。

だって「美味いよ、美味い」しかいわないからね。


(1)F・マーリー・エイブラハム…『アマデウス』(84)

栗をブランデーに浸した、「ヴィーナスの乳首」。



(2)エリック・ツァン…『インファナル・アフェア』(2002・トップ画像)

なにを喰っているのかよく分からないが、ぜんぶ美味しそう。

(3)クリスチャン・スレーター…『トゥルーロマンス』(93)

ひとを撃ったあとの、ハンバーガー。

「こんなに美味いハンバーガーは、生まれて初めてだ」

(4)チャールズ・チャップリン…『独裁者』(40)

プリンのなかに、コイン。
それを引き当てた運の悪いものが、犠牲者になるというシーン。




(5)マギー・チャン…『花様年華』(2000)

携帯用のポットに入れた、あれは・・・ラーメンなんだろうか。

艶っぽいマギーが食べると、たとえ麺が伸びていたとしても絵になる。

(6)ハリソン・フォード…『ブレードランナー』(82)

「ふたつで充分ですよ、分かってくださいよ」

映画ファンは、みんなこのシーンが好き。




(7)伊丹十三…『家族ゲーム』(83)

「こんなに硬くっちゃ、チューチュー出来ないじゃないか」



(8)レイ・リオッタ…『グッドフェローズ』(90)

タマネギを入れ過ぎたソースに、カツレツ、ソーセージ。

食事というより、料理のシーンが多い、世にも珍しいギャング映画。

(9)マイケル・ガンボン…『コックと泥棒、その妻と愛人』(89)

行き着く先は、カニバリズムということか。



(10)川津祐介…『青春残酷物語』(60)

青春の象徴、青りんご。

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明日のコラムは・・・

『黄金週間映画企画(5)ねむるひと』
コメント (1)
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