Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

♪ あれから10年も ♪

2015-05-20 05:53:05 | コラム
1週間くらい前のこと―。

真夜中、チャリで中原街道を疾走していたのだが途中でパンク、
店が開いている時間ではないし、応急処置のグッズをリュックに入れるのを忘れてきた、
仕方なく、自宅まで180分かけて歩く。

苦ではない。

楽しい、、、とまでいうと、ちょっとヤセガマンっぽいけれど。

早く自宅に辿り着きたいという思いがあるから、180分は長いとは感じない。
だから飽きることはないが、時間が時間だし、住宅も多いし、大声で歌うというわけにもいかない―ので、タブレットの電源を入れて小さめの音量でラジオを流す。

スマホではスカイマップを起動、自分、これ好きでねぇ、



空にかざすと星の名称が分かるっていうスグレモノのアプリ。

東京では星がなかなか見えないっていうけれど、このアプリのおかげで180分間があっという間だった。


・・・という話を先輩ライターに話したら、
「信じられん、俺だったら漫画喫茶で時間を潰して朝が来るのを待って、チャリ屋で直してもらって帰るよ」と返された。

たかだか180分で、そんな風にいうなんて。

あれはもう10年前の話だが・・・

やっぱり真夜中にパンクをして、都心から自宅まで約600分歩いたことがある。

10時間。
堂々10時間の、超大作ですよ。

まだタブレットもスマホも持っていなかったが、必死で歩いた。

自分の30年間を回想したり、
好きな映画のオープニングからエンディングまでを思い出してみたり、
小学校の校歌を頑張って思い出したりしていたら、
あっという間・・・というのは嘘だが、やっぱり飽きることはなかった。

ちなみに小学校の校歌は、1番の歌詞しか思い出せなかった。

♪ 野に咲く花も 若草も
さえずる鳥も 舞う蝶も
みんなよい子の 学びの友だ
楽しさよ 楽しさよ わが母校
のびゆく我ら 三野谷の光 ♪


帰宅後―靴擦れがあったのか、チマメらしきものが出来ていたけどね。


毎日セカセカしている男だが、こういう時間の過ごしかたも悪くない。

まぁこれはチャリダー特有の負け惜しみ? 根性かもしれないが・・・


それはそうと、6月から道交法が改正されてチャリダーに対しての取締りが厳しくなる。

左側走行「厳守」だし、運転中のスマホやヘッドフォンで音楽聴いていたりするとオマワリに止められることになる。

罰金もあるので同胞は気をつけてほしいが、
現時点で街を見渡せば、あっちにもこっちにも違法とされるチャリダーが存在し、おいおい、オマワリの数は足りるの? などと余計な心配をしてしまうのであった。


※きょうのタイトルは、この曲の歌詞から




…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(121)』

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする