Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(100)

2014-11-14 08:23:35 | コラム
初対面時に、相手からいわれること―。

(1)笑顔が素敵

あら、どうもありがとう。

ひとによっては「ヘラヘラ」なんだけれども、「ニコニコ」と評してくれるひとも居てね、ともかく、この顔によって「多少は」得をしているようである。


そして・・・

(2)「なにか、されているのですか?」

は?

いえ、胸板が厚いですし、脚の筋肉も凄いので、格闘技かなにかでも?

うん、外れてはいない。

外れてはいないので「えぇ、まぁ、たしなむ程度ですけれど…」などと返してはいるのだが、やっぱり自分自身のことって分かり難いものだね。
10人が10人とも「格闘技やっている、っぽいひと」に見える―というのだけれども、鏡で自分の全体像を見ても「そうかな~?」って思うだけだ。

後輩に聞いてみたら・・・

「まず短髪であることも、そう思わせる要因のひとつかと」
「あぁ、それはそうかも」
「それとTシャツが好きでしょう。自然と胸板が強調されます」
「なるほど」
「しかもハーフパンツを好んで穿いている。スポーツをやっているにしても、脚の太さからいって、チョコマカ走る競技でないことはすぐ分かるんですよ」
「つまり、顔とかじゃなくて、スタイルとか、ファッションでそう思われがちだと」
「まぁ、そうですよね」
「顔は無関係?」
「というわけでも、ないと思います。なんか、格闘技は格闘技でも、打撃ではなく、寝技が得意なんだろうな・・・って」
「いや、当たっているんだけれどさ、それはなんでそう思うの?」
「・・・説明出来ないんですけれどね、なんか、ねちっこい感じで関節を攻めてきそうかなっていう(笑う)」
「(苦笑)」


そんなわけで。
めでたく100回目を迎えた「初体験」シリーズ、今回は「柔道」でいってみたい。

それにしても。
日本発祥のスポーツだというのに、柔道を題材にした映画の少なさってどうしたことだろう!?

漫画やアニメーション、小説やドラマなら「いくつか」あるが、それにしたって「いくつか」でしょう、
野球やボクシングのほうがはるかに多く、なんだか納得出来ないのである。

自分はボクシング映画の多さを、リングのサイズがスクリーンのサイズに「ぴったりと、はまるから」と説明してきた。
だとするならば、柔道だって「たいした差異はない」わけでね、おかしいじゃないかと。

21世紀になった現代でさえ、黒澤のデビュー作『姿三四郎』(43)こそ、代表的な柔道映画っていうのがなぁ・・・申し訳ない、嘉納治五郎せんせい!!

トップ画像は、今年「ひっそりと」創られた映画『柔道ガールズ』。

はっきりいうが、ほとんどのひと、知らないっつーの!!

なぜだろうね~。
『アメトーーク』(テレビ朝日)でも「柔道芸人」をやってくれたが、やっぱりあの、汗くさい感じが時代にそぐわないのだろうか。

そのあたりのことを、有名な柔道家のイメージから考察してみよう。

「自分もやっている」「そのひとと直接の関わりがある」ということで、少々辛口でいくよ。


山下泰裕…生きている柔道家のなかで、最も尊敬出来るひと

谷亮子…国民的なスターだったのに、政治に手を出してから「ひじょうにいやらしい感じ」が出てきた

吉田秀彦…「小金稼ぎ」と、一部でいわれている

小川直也…「その後のキャリア」で好き嫌いが分かれたが、それでも息子さんに期待するひとは多い

内柴正人…犯罪者になっちゃったし

古賀稔彦…いちばんクリーンなイメージのあるひと

篠原信一…喋ると面白いが、黙っているとフランケンシュタインみたいで怖い

野村忠宏…イケメン


あぁ、ちょっと頭が痛くなってきた。
要するに、評判いいのは山下・古賀・野村だけだったりして。

繰り返しいうけど、好きだから敢えていう―という、ずるいイイワケを用意して語っているんだからね、そこんとこ、よろしく。

ともかくこの世界には、イチローやマー君、本田、内村、錦織圭が居ない。


・・・・・・・・・・。


なんか、話が大きくなりそうなので、今回は3日連続でこのテーマを展開してみよう。


つづく。


※こういう試合に、痺れます―アテネ夏季五輪、女子柔道52kg準決勝・横澤由貴VSサボン




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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(101)』

コメント (3)
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