Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

MUTEKI

2014-11-07 07:26:17 | コラム
いや、アダルトビデオメーカーの『MUTEKI』ではなくってね、スーパーヒーローに関する依頼原稿をシコシコ書いていたら、
自分がそういう立場だったとして、どんな武器を持てば無敵になるだろうか―みたいな想像をしてみたんだ。

もちろん、なにも必要としない「鋼の肉体」こそ最高最強の武器なのだけれども、それじゃあつまらない。
キャラクターのアクセントにもなるしね、トレードマークみたいになにかを持ち歩きたいわけですよ。

3Dプリンターで実際の銃が創れてしまう世の中である。
逮捕されたあの男は「完全にヤバい」見た目で、友達にはなれそうもない。

しかし。
友達になんかなりたくもないけれど、気持ちは分かるんだ。

ほしかったんだろうな、、、と。
無敵に憧れたんだろうな、、、と。

自分で創った銃を持ち、万能感を抱き、世間に復讐したかったのかもしれない。


実際に創ったら犯罪だが、頭のなかだけでアレヤコレヤやるのは罪には問われない。
自分と彼の差は、そこにあり、いや、「そこにしかない」と思った、立冬の朝なのである。


(1)飛び出す銃…『タクシードライバー』(76)

M65ミリタリージャケット、その袖から飛び出す特製の銃はトラビスのオリジナルである。

発案したのは、監督スコセッシ(トップ画像)か、はたまた脚本家のポール・シュレイダーか。

もちろん玩具だが、こんなものまで発売されているほど人気? なのだ。



(2)棘のついた鉄球…『キル・ビルVol.1』(2003)

ゴーゴー夕張が器用に使いこなす殺人ボールで、正式には「ゴーゴーボール」というらしい。



(3)ヒートロッド…『機動戦士ガンダム』(79~80)

自分がいちばん好きなモビルスーツ、グフにだけ取りつけられている「伸縮式の電磁鞭」。



(4)日本刀…『用心棒』(61)

卯之助(仲代)のピストルに勝てるのだから、三十郎(三船)の技術だけが勝因ではないだろう。

(5)万年筆…『カジノ』(95)

癇癪持ちのニッキー(ジョー・ペシ)にかかれば、万年筆だって武器になる。

(6)ゲロゲリ棒…『キック・アス2』(2013)

意地悪な女子たちに恥ずかしい思い? をさせる、ヒットガール(クロエ嬢)の秘密兵器。

※最後まで観ると、絶対にびっくりする動画




(7)ナイフ…『荒野の七人』(60)

ナイフ投げの達人、ブリットに扮したのはジェームズ・コバーン。

まずは、コントロールを鍛えなければいけないわけだが。

(8)ヌンチャク…『燃えよドラゴン』(73)

これまた、技術の習得が必要である。

(9)ギターケースを模した? マシンガン…『デスペラード』(95)

意外と使い勝手が悪そうだが、持っているだけで楽しそう。



(10)チェーンソー…『悪魔のいけにえ』(74)、『死霊のはらわた2』(87)

なんの心得もないドシロートにとっては、このリストのなかでは最も「武器として有効なもの」―になるのではないかしら。

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明日のコラムは・・・

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コメント (1)
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