Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(7)

2012-05-30 00:15:00 | コラム
「初めての創作」の、つづき。

前日にリンクした初めての小説は、クラスのなかで「なかなかに」好評だった。

「褒めて伸びる」子なので、不評であったとすれば、創作とは「さっさと」縁を切っていたかもしれない。
だから敢えて逆にいえば、中途半端に受け入れられたため、この世界への憧れを強くしたのだった。
こうして、「年がら年中」書きまくる日常を送るようになっていく。

得意科目は自ずと国語になり、、、いや厳密にいえば国語全体ではなく、感想文や自由作文などの「書き問題」であり、
これだけはクラスの優等生にも負けない―というプライドを宿していたのだ。

鑑賞したすべての映画の情報と批評を記していく『映画日記帳』は、中学1年よりスタート。
30歳の夏まで記録していたから、15年間続けていたことになる。

高校生のころ、批評家から出発し映画監督となったゴダールの存在を知る。
そうか、そういう手もあるのかと映画だけでなく、テレビのバラエティやドラマの批評まで手がけるようになっていく。

しかし物語とはちがって、批評は他者に読んでもらい難いもの。
というわけで、雑誌への投稿を開始。

これは、雑誌『ロードショー』などに載った新作映画の批評の一部である。

批評家・内海陽子氏の「牧野さん、おとなっぽくなった」の選評がうれしい。

掲載料として数千円の図書券・商品券がもらえるので、小遣い稼ぎにもなる。
こうして批評だけでなく、一時期は単なる投稿マニアと化していた。
そのころの代表的な投稿が、これ


基礎を学んだわけではなく、そのすべてが「見よう見まね」だった。
シナリオも特殊な書きかたや技法があるということは「なんとなく」は分かっていたが、
とりあえず専門誌『月刊シナリオ』を一冊だけ購入して「なるほど、こんな風に書くのか」と一冊だけで分かったつもりになり、書き始めてみたのだった。


そうして、こんな男が出来上がったと、、、そういうわけである。


※ちなみに本コラムの平均的な文字数は、1800~2000字。
『映画日記帳』でルールにしていた文字数とほとんど同じであり、映画を観る度にこのくらいの文章を書いていれば、誰だって少しくらいは文章力が上達するものだよね? と、自分を信じて? 問うてみる。

ただ今回は、それぞれに読み物をリンクしてあるので、本文は短めにしておきました。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

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明日のコラムは・・・

『アクメでなくアタメでもなく、アクネです。』

コメント (2)
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