27日に公表された米コネティカット州キニピアック大学の世論調査によると、ヒラリー・クリントン前国務長官に対する誠実度・好感度・信用度の評価がこれまでで最低水準となりました。来年の大統領選挙で民主党の最有力候補と目されているクリントン氏の人気低落があらためて浮き彫りになったかたちです。
同大学の調査では、有権者の51%がクリントン氏に対して好ましくない印象を持っていると回答。また、61%が同氏を不誠実で信用できないと回答(7月の調査では57%)し、いずれも過去最悪の水準となりました。
国務長官時代に私用メールアドレスを公務に使用していたことが問題視されるなか、クリントン氏の支持率は低下傾向にあります。同氏が私用に使っていたコンピューターサーバーは今月、連邦捜査局(FBI)に引き渡されましたが、司法省関係者によると、クリントン氏が捜査対象になっているわけではないといいます。
有権者に自由回答を求める項目では、クリントン氏に関して最初に思いつく言葉は「嘘つき」という結果になりました。他には、「不誠実」や「信用できない」という言葉が上位に入っています。
一方、指名争いへの出馬を検討中だと伝えられるバイデン副大統領の支持率は伸びています。大統領選で戦った場合でも共和党の3人の候補者(マルコ・ルビオ氏、ジェブ・ブッシュ氏、ドナルド・トランプ氏)に対して、クリントン氏よりも優勢な結果になりました。バイデン氏はこれら3人の共和党候補よりも支持率が上回っており、その差は順に3ポイント、6ポイント、8ポイントとなっています。
これはクリントン氏と3人の差よりも勝っています。クリントン氏の支持率もこれら3人の共和党候補を上回っているものの、その差はルビオ氏が1ポイント、ブッシュ氏が2ポイント、トランプ氏は4ポイントでした。
バイデン氏の好感度は、民主・共和両党のどの候補者(出馬検討者を含む)よりも高く、回答を寄せた有権者の48%がバイデン氏を好感していると回答する一方、好感できないと回答したのは39%でした。
民主党支持者の中でのクリントン氏の支持率も、過半数に達しなくなりました。ただ、民主党候補(バイデン氏含む)の中ではトップにつけています。民主党支持者の中のクリントン氏の支持率は45%で、バイデン氏は18%でした。上院議員のバーニー・サンダース氏の支持率は22%。7月の世論調査ではクリントン氏の支持率は55%だったため、わずか数週間の間に10ポイント支持率が低下したことになります。(ソース WSJ)
同大学の調査では、有権者の51%がクリントン氏に対して好ましくない印象を持っていると回答。また、61%が同氏を不誠実で信用できないと回答(7月の調査では57%)し、いずれも過去最悪の水準となりました。
国務長官時代に私用メールアドレスを公務に使用していたことが問題視されるなか、クリントン氏の支持率は低下傾向にあります。同氏が私用に使っていたコンピューターサーバーは今月、連邦捜査局(FBI)に引き渡されましたが、司法省関係者によると、クリントン氏が捜査対象になっているわけではないといいます。
有権者に自由回答を求める項目では、クリントン氏に関して最初に思いつく言葉は「嘘つき」という結果になりました。他には、「不誠実」や「信用できない」という言葉が上位に入っています。
一方、指名争いへの出馬を検討中だと伝えられるバイデン副大統領の支持率は伸びています。大統領選で戦った場合でも共和党の3人の候補者(マルコ・ルビオ氏、ジェブ・ブッシュ氏、ドナルド・トランプ氏)に対して、クリントン氏よりも優勢な結果になりました。バイデン氏はこれら3人の共和党候補よりも支持率が上回っており、その差は順に3ポイント、6ポイント、8ポイントとなっています。
これはクリントン氏と3人の差よりも勝っています。クリントン氏の支持率もこれら3人の共和党候補を上回っているものの、その差はルビオ氏が1ポイント、ブッシュ氏が2ポイント、トランプ氏は4ポイントでした。
バイデン氏の好感度は、民主・共和両党のどの候補者(出馬検討者を含む)よりも高く、回答を寄せた有権者の48%がバイデン氏を好感していると回答する一方、好感できないと回答したのは39%でした。
民主党支持者の中でのクリントン氏の支持率も、過半数に達しなくなりました。ただ、民主党候補(バイデン氏含む)の中ではトップにつけています。民主党支持者の中のクリントン氏の支持率は45%で、バイデン氏は18%でした。上院議員のバーニー・サンダース氏の支持率は22%。7月の世論調査ではクリントン氏の支持率は55%だったため、わずか数週間の間に10ポイント支持率が低下したことになります。(ソース WSJ)