イオンは31日、通信料金と端末合わせて月額2,980円(税抜)の格安スマホを発売すると発表しました。通話やウェブ閲覧などの機能に絞ることで通信コストを削減します。これは大手携帯電話会社の半額以下で、2年間の契約期間中に止めても解約金はとりません。スマホの通信料金をめぐっては高止まりを指摘する声が目立っており、これがスマホへの移行を妨げている面もあり、格安スマホが普及すれば、携帯電話会社の料金引き下げを促す圧力になりそうです。
格安スマホは、携帯電話会社から回線を借りて通信サービスを展開している仮想移動体通信事業者(MVNO)の日本通信と組んで提供します。通信速度を抑えることで、低価格を実現しました。月額基本料は1,560円(税抜)。端末は韓国LG電子が製造、米グーグルが販売する3G対応スマホ「ネクサス4」を採用しています。端末代金は3万4,080円で一般的な販売価格よりも1割安く24回払いで月額1,420円(同)。データ通信は使い放題で、音声通話料は30秒20円となっています。
イオンは直営の売り場でNTTドコモ、KDDIのau、ソフトバンクの携帯電話を取り扱っており、顧客のニーズを直接聞く機会があります。携帯電話3社のスマホ料金が1カ月7ギガバイトまで5,700円(税抜)で横並びとなるなか、機能は絞ってもう少し安いものが欲しいという声に対応したものです。
格安スマホは全国のイオン約170店舗で販売。4月1日から4,000台の予約を始め、4日から店頭で4,000台を売り出します。イオンの広報担当者は「このサービスと端末の組み合わせは8000台限定だが、反応をみて次の展開を考えたい」と話しています。
携帯電話市場は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3グループの寡占状態の中で通信料金の価格競争がなくなる一方で、他社からの乗り換えユーザーに対するキャッシュバックが高額化するなど「歪んだ競争」に陥っているとの指摘が多く、MVNOに対する期待が高まっています。
格安スマホは、携帯電話会社から回線を借りて通信サービスを展開している仮想移動体通信事業者(MVNO)の日本通信と組んで提供します。通信速度を抑えることで、低価格を実現しました。月額基本料は1,560円(税抜)。端末は韓国LG電子が製造、米グーグルが販売する3G対応スマホ「ネクサス4」を採用しています。端末代金は3万4,080円で一般的な販売価格よりも1割安く24回払いで月額1,420円(同)。データ通信は使い放題で、音声通話料は30秒20円となっています。
イオンは直営の売り場でNTTドコモ、KDDIのau、ソフトバンクの携帯電話を取り扱っており、顧客のニーズを直接聞く機会があります。携帯電話3社のスマホ料金が1カ月7ギガバイトまで5,700円(税抜)で横並びとなるなか、機能は絞ってもう少し安いものが欲しいという声に対応したものです。
格安スマホは全国のイオン約170店舗で販売。4月1日から4,000台の予約を始め、4日から店頭で4,000台を売り出します。イオンの広報担当者は「このサービスと端末の組み合わせは8000台限定だが、反応をみて次の展開を考えたい」と話しています。
携帯電話市場は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3グループの寡占状態の中で通信料金の価格競争がなくなる一方で、他社からの乗り換えユーザーに対するキャッシュバックが高額化するなど「歪んだ競争」に陥っているとの指摘が多く、MVNOに対する期待が高まっています。