マックンのメモ日記

気になったニュースや関心事などをピックアップ。
今チワワのプッチという犬を飼っています。
可愛いですよ。

隕石はどこからやって来るのか!

2013-12-31 17:39:18 | 宇宙・サイエンス・科学技術
今年2月にロシアのチャリャビンスクに大きな隕石が落ちましたが、今回の隕石は、火星の外側にある小惑星帯近くから来たと推定されています。地上に落ちてくる隕石は小惑星がほとんどで、もともと火星と木星の間にある小惑星帯を回っています。小惑星帯は本来なら岩石で出来た地球型の惑星があっても不思議ではない軌道です。

地球型の惑星は小さな天体が衝突、合体してできたと考えられていますが、小惑星帯にできませんでした。これはすぐ外側の軌道を回る巨大な木星のせいだと言います。木星の質量は地球の300倍以上で、強い重力を及ぼして小惑星帯の天体が大きくなるのを妨げたのだと言います。小惑星帯で最大なのは準惑星のケレス(直径約950キロ)で、ほとんどは小さく砕けた形で軌道を回っています。

小惑星は幅約1億5000万キロに広がっていて、その中に、特に木星の影響を受けやすい軌道がいくつかあり、そこに入り込んだ小惑星は、加速され軌道が外に膨らんだり、減速されて内側に落ち込んだりします。落ち込んだ小惑星が地球の引力につかまると隕石になるのです。彗星も隕石となり得ます。一方、塵でできた彗星の尾が大気圏に入ると、高温になり光ります。これが流星群ですが、途中で燃え尽きてしまいます。

隕石は生命の破滅をも招きます。6500年前に中南米に落ちた直径十数キロの小惑星は、恐竜を絶滅させた可能背性があります。そんな小惑星が衝突するのは1億年に1度程度で、1キロ程度の小惑星は百万年に1度、有名な米国のバリンジャー・クレーターをうんだ50メートル級の衝突は1000年に一度程度と考えられています。

地球の軌道近くまで入り込んでくる小惑星や彗星は「地球近傍天体」と呼ばれ監視されています。NASAによると約9700個が知られていますが「見えるのは50メートル程度より大きい天体」のため、ロシアに落ちた十数メートルの小惑星は直前になるまで分からなかったのです。直径10メートル級の岩石の隕石の飛来は十年に1個程度とされますが、今回のように約100万人の住む大都心近郊に落ち、多数の目撃者やけが人を出すことはまれななことだと言います。

隕石は過去の小惑星の情報を運んできてくれると言う意味でありがたい存在なのですが、地上に落ちてしまうと、地球の鉱物や有機物が浸み込んで本来の成分かどうかわからなくなってしまいます。そういう意味でも小惑星探査機「はやぶさ」のようなロケットが試料を直接持ち帰ってくることは重要なのです。

固定残業代は過労死促進制度と同じで命の危険あり!

2013-12-30 18:12:31 | 経済・金融・投資
低賃金・長時間労働の温床になると懸念されてきた固定残業代の実態が初めて浮かび上がったそうです。東京や大阪など10都道府県で違法行為は昨年だけで1300件を超えたそうです。長時間労働を助長させ、働く人たちの命や健康にもかかわる問題です。労働団体は「過労死促進制度だ」と固定残業代の規制を求めています。

固定残業代のような過労死を生む仕組みを撤廃しないと過労死で亡くなる被害はなくなりません。飲食店チェーン店に入社したある人の場合、入社した4か月後過労による心不全で亡くなりました。残業時間は月178~129時間に上ったそうです。その時この会社は月8時間の固定残業代を給与に組み込んでいました。しかも残業代が80時間以上ないと不足分は給与からカットすると違法な運用をしていたのです。

過労死は訴訟に発展。地裁は「基本給と言うべき最低支給額に80時間労働を組み込んでいたり、従業員の労働時間に配慮したとは全く認められない」と認定。今年9月、最高裁で「長時間労働を放置した」として、社長らに7860万円の賠償を命じた判決が確定しました。ただこの判決でお父さんは「労基署が固定残業代の悪用を正してくれなかったのが残念だ」と言って、国による監視強化を求めています。そして情報公開請求で開示された労働基準監督署の勧告書や指導票からは、固定残業代を使って残業代を抑えようとする経営側の狙いが見え隠れしていると言います。

月30時間の固定残業を導入した事業所では、従業員のタイムカードの記録は、いずれも30時間ぴったりだったそうで、実際は30時間を超える残業をさせていたのです。他の事業所では「能力不足による残業に対しては割増金を払わない」と決め、労働者に、ただ働きを強いていたそうです。これ以上働くと過労死の危険が高くなると厚生労働省が警告する「過労死ライン」に当たる月80時間を超える残業も散見されたと言います。他でも、従業員の多くが月80時間を超えて残業していたそうで、中には月150時間を上回る人もいたそうです。

こうした長時間労働が発覚した事業所では、法律で定められた健康診断や医師面接を怠るケースも目立ったそうです。行政はこうしたブラック企業の実態が明らかになった以上、もっと監視の目を光らせなければこうしたケースはなかなかなくならないし、監視が甘ければ長時間労働を放置していると言われても仕方ありません。しいてはブラック企業と言う企業が増えても減ることはないのではないでしょうか。

金星・火星は地球となぜ違う?

2013-12-29 16:16:50 | 宇宙・サイエンス・科学技術
地球と隣の軌道を回る金星、火星は、岩石などからなる地球型惑星に属し、太陽からの距離も比較的近いと言えます。3つの惑星は似たような環境でもよさそうに思えるのですが今の様子は全く異なっています。なぜでしょう。JAXAが今年9月に新型ロケット「イプシロン」で打ち上げた世界初の惑星用宇宙望遠鏡「ひさき」はその謎に迫ります。11月に観測装置が正常に働くことを確認。本格運用を始め、極端紫外線で惑星を長期間調べる計画です。

大きな目的の一つが惑星から宇宙空間へ流れる大気の研究です。太陽からの太陽風などで大気は惑星から剥ぎ取られます。この散逸が環境に大きな影響を与えた可能性があります。太陽系が生まれたのは46億年前。JAXA宇宙科学研究所の今村准教授は「惑星が作られた初期の成分はそんなに違わなかったと思われる」とみています。しかし現在の金星は濃い大気に包まれた灼熱の世界であり、火星は大気が非常に希薄な極寒の地となっています。

その原因は、太陽に近い方が高温と言った単純な仕組みではありません。大気による温室効果や太陽光吸収率なども関係するし、大気自体も変化してきました。当初は環境が似ていたとされますが、その後の経過が分かれ道になったらしいのです。今村准教授によると、金星では水が宇宙に散逸し、二酸化炭素は大気中に大量に保持されたと言うのがあり得るシナリオです。火星では水が地中に残っている模様ですが、二酸化炭素は宇宙に散逸した可能性があります。

火星はかつて地表に水があり温暖だったと考えられていますが、「少なくとも1気圧分の二酸化炭素が失われないと、今のような環境へと劇的に変化しない」と言いい、「ひさき」で、惑星大気散逸の仕組みの解明が期待されます。探査機による研究も相次ぎ、火星には米航空宇宙局の「メイブン」が2014年9月ごろ到着、大気を調べます。JAXAの金星探査機「あかつき」は10年に軌道投入に失敗しましたが、再び金星に接近、15年にも再挑戦する見通しです。

またJAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」は14年度に打ち上げられる予定で、「太陽系や地球の成立ちを調べるのが主な目的の一つ」です。前身の「はやぶさ」の時よりも原始的な太陽系の状態と考えられる水などを含む小惑星を狙い、サンプルを持ち帰る計画です。調査が進展すれば、太陽系の起源の進化の歴史の解明が進みそうです。

安倍首相靖国神社参拝!米政権は「失望している」と異例の批判声明!

2013-12-28 18:16:24 | 政治(国内・海外)
今回突如、安倍首相が靖国神社を参拝しました。このニュースはBBCも直ぐに一面トップで全世界に伝え、特にアメリカについては安倍首相の靖国参拝については参拝直後に「失望している」と表明したほどで、その速さからしてアメリカ大使館からのリリースとはいえ、事前に準備していたかのような素早さでした。これは安倍首相の靖国神社参拝が世界に与えたインパクトの大きさを物語っているのではないでしょうか。

しかしながら、日本政府は少なくとも事前に首相談話内容をアメリカ政府に伝えていたと思われるのですが、その異例とも言える速さで大使館からリリースされたことは、首相が独断で参拝を決行したのでしょうか。それとも、アメリカ政府は安倍首相の靖国神社参拝を黙認した上で、中国、韓国の顔を立てるため「日本には失望した」という異例の声明を出したのでしょうか。何事においてもアメリカに無断で行動することのない日本だけに安倍首相の独断での行動とは思えないのですが。もしそうだとすれば首相の独り善がりの行動となってしまいます。

いずれにしても安倍首相や安倍内閣の閣僚から、靖国人社参拝を「英霊に哀悼の気持ちをささげるのは当然」などと、中韓両国からの反発を恐れず参拝したことは、これ以上両国との関係は落ちるところまで落ちているので、反対に言えばこれ以上関係が悪化することはないと考えたのでしょうか?それともあくまで首相個人の信念を貫いた結果なのでしょうか?だとしたら首相の信念を貫いたことで、安倍第一次内閣のときの「痛恨の極み」と言っていたことを、今回実行したことであの時の無念を晴らしただけなのでしょうか。

参拝には長年、A級戦犯合祀と憲法問題を抱えてきたことも忘れてはなりません。首相らはどんな発言をしているかと言うと、首相は閣僚を含めて参拝を「国のために尊い命を落とした英霊を尊崇の念を表すのは当たり前」だと擁護しています。そして反発を強める中韓両国に「わが国はどんな脅かしにも屈しない」と言い切っているし、麻生氏も参拝を「国民の当然の務めだ」と断言しています。

しかしこの問題はもっと複雑な話で、国のために尊い命を落とした英霊に尊崇の念を表すのはどこの国でも行っていることで、何も日本だけがしているわけではありません。中韓両国が反発しているのは、靖国神社に一般の戦死者のほかにも、東条英機元首相らA級戦犯が合祀されていることを問題視しているのです。中韓にすればA級戦犯を「神」とする神社に政府要人が参拝することは、日本が軍国主義時代を心から反省していないと受け取られてしまうからです。だから参拝があれば憤慨するのです。ここに中韓との認識の違いが生じているのです。

こういた外交上の懸念のほかにも、政教分離を定めた憲法20条の問題があります。それは小泉元首相の靖国神社参拝が「憲法20条3項で禁止する宗教的活動に当たる」として高裁で違憲判決が出たこともあるのです。20条3項は「国及びその機関は、宗教教育その他のいかなる宗教的活動もしてはならない」と明記しています。だから、例えA級戦犯を分祀して参拝に中韓両国が反発しなくても、首相の参拝は問題になる可能性が高いのです。

阿部首相はこうしたA級戦犯合祀の問題や、政教分離で違憲と言った門愛をどう考えているのでしょう。かりにこうした問題を横に置いておいたとして、首相個人の信念のために靖国神社を参拝したとしたら、経済問題をどうするのかといという考えが今回の行動には抜け落ちているように思えるのです。今回の参拝で当然のごとく強い反発が出たことはご存じのとおりであり、それによってさらに経済が冷え込むことになればその影響を受けるのは国民でもあるのです。今回の行動で景気が腰折れでもするようなことになれば、今後増税が続くだけに、景気に与えるショックはより大きなものになりこの先が心配です。首相はそういう事も考えて行動していたのでしょうか。疑問に感じるのです。

画像投稿8秒で消滅の一瞬の共有を楽しむサイトが誕生!

2013-12-27 16:50:02 | ネット、ビジネス、IT
閲覧できる時間はわずか8秒。画像投稿でこんな新サービスが登場しています。8秒経過後には投稿内容は消滅し二度と見られえないと言うもので、まるでスパイの暗号指令みたいですね。これはインターネットに載せた情報は半永久的に流通し続けると言う、これまでの常識を覆すものです。投稿内容がネット上に残らないことで、情報があちこちに転送されて拡散するなどの心配が少なくなります。仲間同士がおしゃべり感覚で使う事を想定するほか、機密保持を目的とした企業ニーズもありそうだと伝えています。

「カラオケで盛り上がっている場面などその場の雰囲気を共有でいるのが楽しい」と語るのは大学生の人です。「意図せず撮れた恥ずかしい写真でも、残らないと分かれば安心して送れる」と話しています。利用しているのはリクルートが開発した画像投稿サービス「シーソー」です。9月末にアプリを無料公開したもので、スマホで撮影した画像や動画を、同じアプリを使っている友人同士送り合うのです。

リクルートによればシーソーは自分が経験している楽しい瞬間を仲間と共有したい若者を中心に利用が広がっていると言います。「まずは利用者100万人を目指したい」と語っています。シーソーの最大の特徴は、受け手が画像などを閲覧できる時間を最大で8秒に制限した事です。画像を端末に表示した後、送り手が設定した時間を過ぎると情報は受け手の端末から消えてしまうと言うものです。スマホの機能を使ってアプリ画面を素早く端末に保存しない限り、受け手は後から見返すことはできません。また画面なぞって入力する簡単な文字情報も遅れるそうです。情報の送り先は、利用者からの通知を受けて登録を承認した相手だけです。ツイッターなどと違って、情報を不特定多数に公開することはできません。

ツイッターやネット掲示板、交流サイトに公開した情報はネット上に半永久的に残ります。投稿主が削除しても、第三者が情報を複製したり転送したりするのを止めるのは事実上、不可能です。その点、シーソーはプライバシーや秘密を守りたい利用者には便利です。また企業ニーズもありそうです。例えば、開発中の製品の画像に必要なメッセージを添えて、特定の社員間でのやり取りに使う事も可能です。誤って製品情報が社外に漏れる事故を防ぐことができます。

同様なサービスはすでに米国にもあるそうです。ネットベンチャーのスナップチャットが2011年に公開した「スナップチャット」ではすでに、1日当たり3億5000万件の画像投稿があると言います。米ツイッターの元技術者も「ツイッター」上のメッセージを自動削除するサービスを今秋に始めたそうです。