マックンのメモ日記

気になったニュースや関心事などをピックアップ。
今チワワのプッチという犬を飼っています。
可愛いですよ。

野菜などが「50℃洗い」で新鮮になり、獲れたてのような瑞々しさが戻ってくる!

2012-08-31 17:14:57 | その他
「50℃洗い」とは、その名のとおり「50℃」のお湯で野菜などを洗うことです。しおれかかった野菜でもまるで採れたての野菜のようになると言うし、ぱさぱさになりやすい鶏肉もしっとりなる調理法だそうです。この魔法のような方法は、下ごしらえとして「50℃」のお湯で洗うだけでよく、多くの食材の触感が驚くほどよくなると言うものです。そんなわけで、すでに話題になったことでご存知だと思います。

ちなみにこの「50℃洗い」の考案者は平山一政さんという低温スチームの研究家ですが、料理研究家ではなく、蒸気技術工学が専門だそうです。その研究過程で「50℃洗い」を発見されたそうです。なぜ「50℃洗い」をすると野菜が新鮮な状態になるのかというと、これは「ヒートショック」という現象によるものだそうで、「50℃」のお湯に浸けることで葉の表面の気孔が開き、そこに水分が入ることで新鮮な状態に戻るのだそうです。先生は1℃1℃づつ温度を上げていき、何度が一番調理に良いのか調べたそうです。それが50℃だったのです。

今では有名レストランでも使用されるようになり、だんだんプロの間でもこの調理方法が広がっているそうです。そしてテレビで紹介されたことで家庭にたいへん話題となり、最近では本も出版されるなどますますその注目度が上がっているそうです。野菜は元々水洗いするのが常識とされてきましたが、「50℃洗い」の発見によって常識が変わることとなり、まさに「調理革命」と言ってもおかしくない調理方法です。「50℃洗い」は野菜だけでなく、肉や魚や果物などにも効果があり、より美味しく調理することができます。「50℃洗い」は温度計さえあれば、誰でも簡単にできるそうですので、まだ試していない方は是非お試しください。

では50℃洗いは何がすごいかと言うと、1、鮮度が長持ちするのです。野菜を50℃洗いすると、しなかったものに比べ、5日間たってもホウレンソウ、レタス、もやしなどの野菜がほとんどしおれないそうです。2、菌の大幅な減少が考えられるのです。50℃で洗った野菜は、水だけのものにくらべ菌が10分の1に減るそうです。3、野菜だけではなく、肉などにも大きな効果があると言います。肉は赤味が鮮やかになり、うま味も閉じ込めてくれるそうです。アサリ、カキなどの魚介類をはじめ、きのこ類、果物、加工品にも効果があるということです。4、植えてあるチンゲン菜に50度のお湯をまいたところ、この季節に屋外で青々と育ったと言います。

ただ50℃洗いの注意点と言うのがあります。50度洗いをしたらよく乾かし、冷蔵庫で保存すること。お湯は約48~52℃、43℃以下は菌が繁殖するのでNG。肉や魚、貝類は50度洗いしたら保存しないですぐ調理することだそうです。という事に注意して利用すると言いそうです。ちなみに、お花屋さんでは、昔から切り花を80℃のお湯で「湯あげ」というものをおこなっていたと言います。これにより長持ちして鮮度が保てるという事を経験で知っていたそうです。昔の人は本当に賢いですね。知識が少しずつ引き継がれて最終的には「湯上げ」という事を知ったのですから。しかしその割には一般的には普及していないようですね。

こうしてみると、知識と言うのはいったん途絶えると復活させるのにものすごく時間がかかるのですね。例えばインカの石積みなどは剃刀の刃すら入らないほどびっしり隙間なく積みあがっているのですが、現代の科学をもってしてもその方法がよくわからないのです。このように昔あった知識が消えてしまったと言うのは結構あるのかもしれません。そういうものがオクトパスと呼ばれているのかもしれません。昔の知識が引き継がれなかった理由として、たぶん文字がなかったことで後世にその方法が伝わらなかったのでしょう。

せっかく50℃洗いと言う方法が分かったのですからぜひ試して、親から子へと引き継いでいけば、腐ってしまったと捨てることも減るかもしれません。ぜひ試してみてください。

電力損失を50分の1以下に減らす半導体を開発!原子力発電所八基分の節電効果!

2012-08-30 21:14:29 | 宇宙・サイエンス・科学技術
東京工業大学や産業技術総合研究所のチームは、変電所やエコカー、鉄道車両などの電力損失を50分の1以下に減らす新型の半導体素子を開発したと日経新聞に載っていました。それによれば、省エネルギー技術の中核を担う次世代パワー半導体の一つで、人口ダイヤモンドで作ったところに独自性が発揮されており、2020年の実用化を目指すそうです。

今、電力不足が叫ばれているし、エネルギーの争奪戦もますます激しくなって来て、今後も化石燃料はますます資源としての価値が上がってくる時代に入っています。そんなとき、作り出した電力の損失を極力減らし、効率を上げる技術がますます重要になってくることは必然であり、それが日本で、従来の電力損失を50分の1に減らすことができる半導体素子を開発したことは、資源の少ない日本にとっては大変画期的であり重要な技術だと思います。

パワー半導体は電気を交流と直流で変換したり、電圧や周波数を変えたりするのですが、次世代のパワー半導体は炭化ケイ素や窒化ガリウムといった最先端の材料に期待をかけてきました。しかし今回の開発ではそれとは違って、人工合成したダイヤを使うことで最先端の材料よりもさらに10倍以上の高電圧に耐え、動作時に熱で失う電力が大きく減ることを突き止めたのです。しかも、ダイヤは入手しやすいメタンで作ったそうで、将来は炭化ケイ素や窒化ガリウムより安価に作れるとみています。

現在、普及するシリコン製のパワー半導体をすべてダイヤ製に替えると、少なくとも100万キロワット規模の原子力発電所八基分の節電効果が見込めるとの試算もあるそうで、もし試算どおりに行けば、原子力発電所のような危険なものを作らなくても安価でしかも電力損失を防ぐだけでできるのです。反対に言えば、同じエネルギーを使っていてもそれまでの50倍もの利用価値が上がることと同じことになるわけで、そしてもっとクリーンなエネルギーに転換する絶好の機会を与えてくれることになるのです。とは言ってもまだ8年後の実用化を目指すという事ですので、すぐと言うわけにはいかないところが残念なところです。

この人工ダイヤは電気特性が違う二種類のダイヤを張り合わせ、パワー半導体としての動作を確かめたものだそうです。熱の伝わりやすさはシリコンの10倍以上もあり、しかも冷やすための装置がいらず、エコカーなどに組み込んでも場所を取らないといった利点がたくさんあるそうです。もしこれが全世界で使われるようになれば、それこそエネルギー革命がおこるのではないでしょうか?そうなれば「沈みゆく日本」などという事を言われなくなるかもしれません。パワー半導体の世界市場は20年時点で4兆5千億円と、ここ10年で2倍以上に広がると予想されています。

しかし問題もあります。こうした研究成果をどうやって日本の利益に結び付けることができるかという事が問題です。今までも良い技術があってもガラパゴス携帯と言われるような状態になってしまっては、果実をよその国に取られてしまうかもしれません。スマホにしてもアップルの独創的な発想で作られていたと思っていたものが、実は今回のサムスンとの裁判で、何と日本の技術からヒントを得ているとサムスンは言っており、アップルの独自デザインではないと、その独自性に疑問符がついてしまったのです。結局、日本は技術や他にも良いものを持っているのですが、それを果実として取ることがうまくできませんでした。その果実はアップルが持って行ってしまっていたのです。

シャープの例を見ても、日本はオンリーワンではなく、新しい飯の種をどんどん作っていくことが大事であって、コモディティ化する前に次の商品を出さなければ、結局は、後ろからやってくる企業に負けてしまうという事が、今回の電機業界を見れば明らかです。今回の研究の成果は「もったいない」精神につながるような技術で、いかにも日本的な技術のような気さえします。頑張ってほしいですね。

血液一滴で病気を特定!物質100種、同時に分析!

2012-08-29 23:46:34 | 健康・医療・スポーツ
血液1滴から、どんなガンなどの病気を特定する物質100種類を一度に分析できる技術を、医学基礎研修所の朝長教授グループと九州大学の中山教授らが開発したそうです。質量分析計を利用する方法で、3~5年後には大病院の血液検査で普及できるとみていると言います。病気の早期発見や患者に合わせて最適な治療をする「個の医療」に役立つそうです。

今までの質量分析計は高感度だが複数の物質を見分けて測定するのが難しかったのです。新技術は酵素で血液中のすべてのたんぱく質を分解して断片にし、さらに刺激を加えて壊すのです。断片の段階とさらに壊した後の2段階で質量分析計で測り分析することで、一度に数十から数百種類の元のたんぱく質を特定し量も測定できるそうです。それも約1ミリリットルの血液でわかるのです。

100種類を調べられれば、血液中にあるがんなど主な疾病の目印になるたんぱく質をほぼ一通り検査できると言い、患者の疾病のタイプに応じて副作用の少ない薬を選別するといった「個の医療」にも役立つと言います。現状の血液検査は1度に1種類ずつ見るのが一般的で、複数種調べるのに手間がかかっています。

最近の医療はどんどん進んでおり、数年後にはかなりの病気が治るようになってくるのではないかと期待できそうです。

スマホで広がる信用情報登録により10代のブラックリストが増加!

2012-08-28 17:10:11 | ネット、ビジネス、IT
高まるスマートフォン人気が、思わぬ若年層の“ブラックリスト”化を招いているとTVで言っていました。ブラックリストとは、ローンの借り入れや分割払いの契約などで返済不能に陥った要注意人物について、貸し手の間で共有する情報のことです。携帯電話の分割払いの信用情報を提供するCICによれば、3ヵ月以上滞納し、ブラックリスト入りした人は、2010年12月の90万人ほどから、今年6月には173万7000件に跳ね上がったそうです。1年は弱ほどで約2倍近くも増えているのです。

その原因として、携帯電話事業者が販売店へ支払う販売奨励金の廃止があります。かつて携帯が安く買えたのはキャリア(携帯電話事業者)が販売促進のため販売店に奨励金をだしていたのです。その廃止により、端末価格が高騰し、若者の携帯電話購入が難しくなることを懸念しキャリアは端末代の分割払い契約を始めたのです。2年間の継続利用などを条件に、月々の利用料を割引することで、端末代を実質的に安く抑えるのが目的だったのです

しかしこの販売手法は分割払いですので、これを利用すると、CICに支払い状況などの信用情報に登録されるのです。延滞件数を含めたその登録総数は、11年12月までの1年半で825万件から、4342万件となり、毎月200万件近く増え続けているそうです。携帯電話の国内累積契約数は昨年、日本の総人口とほぼ同じ1億2000万台超に達しており、実に3台に1台が分割払いを利用していることになり、その支払い情報はCICに集められているのです。

問題は、自動車など他の分割払い契約と異なり、携帯電話は、10代、20代の若年層が分割払いを利用していて、ローンを借りたのと同じことという意識が希薄なことです。一般的にローンは、若年層のCICの信用情報への登録は1割程度にすぎないのですが、携帯電話となると3割近くにもなっているそうです。若年層の人たちは、携帯電話端末の利用料に端末代金が上乗せされる形で請求されているため、分割払い契約を結んでいるという意識があまりないのです。そのため安易に滞納するケースも少なく、しかも未成年の場合、親が実際の支払者となっていることも多く、親が滞納し、子どもが知らぬ間にブラックリスト入りするケースもあると言います。

分割払いと言うとかつては、数十万円、百万円単位の高額商品に限られていたのですが、滞納するということは、CICに登録されていれば、金額に関わりなく滞納となり、当然、ブラックリスト入りすることになります。そうなると将来、クレジットカードを作ったり、ローンを組む際に照会され、ブラックリスト入りしていれば、新たな分割払いやローンの借り入れなどが5年間できなくなるという事です。こうしたことを知っている人は64人中53人が知らず、知っている人は11人にすいませんでした。このように3回滞納すればブラックリストに載ると言うことを知っているのでしょうか?それも連続3回でなくても飛び飛びで3回になってもブラックリストに載ってしまうのです。

分割契約している人は、単なる携帯料金の滞納と簡単に考えないで毎月忘れずに支払していくことが必要です。


儲かる化学式でがっちり!

2012-08-27 22:48:27 | 経済・金融・投資
ガッチリマンデーでしていた儲かる化学式と言うのがありました。まず初めは光合成の化学反応式です。6CO2+6H2Oです。最初の記号は二酸化炭素で後の記号は水を表しています。この組み合わせを変えると、6O2+C6H12O6となりますが、これはいったい何を表しているのでしょう。最初は酸素であり、後はブドウ糖の化学反応式です。つまり二酸化炭素と水を混ぜると酸素とブドウ糖に分かれるのだそうです。実はこの方程式は藻の光合成から油を取るための化学式で、日本電装が車に使う油を研究しているのです。

どうして光合成から油ができるのかと言うと、光合成によって酸素と糖を出して、糖から体内で代謝が起こって油を作っているのだそうです。その油は中性脂肪と言って私たちの中性脂肪と同じだそうです。藻にストレスを与えると、ブドウ糖が中性脂肪(油)になるのだそうです。人間と同じようにストレスでメタボになるような感じです。この藻を乾燥させ、特殊な液体で油を抽出するのです。当然、油ですから火をつければ燃えると言うわけです。

ではどうして藻から油を取るようにしたのかと言うと、藻には根があり実がありますが、この実の中に油が3割もあるそうです。つまり藻は全体の3割が油と言うわけで、藻の光合成は効率がいいのです。ほとんどのエネルギーが油づくりに生かされると言うわけです。と言うことで、デンソーの藻はスペシャルバージョンと言うわけで、その藻の名前は「シュードコリシスチス」と言います。これは日本のとある温泉で発見された藻で、特に油をどんどん作る藻なのです。

このように、デンソーは、水中で光を浴びると軽油を生成する藻を大量に培養しおり、13年までに軽油の量産に乗り出すと言います。軽油などを年に計80トン生産する計画で、藻を原料とする軽油の量産は初めてであり、食糧価格の高騰を招かず、低炭素社会に道を開く技術として注目されているのです。大量培養されるのは、温泉などに生息する微細な緑藻「シュードコリシスチス」です。光合成を通じて、水と二酸化炭素(CO2)を吸収し、バイオディーゼル燃料の元になる中性脂肪や軽油を細胞内に蓄積する特徴を持っています。このように車の燃料にするため開発中であり、2020年ごろを目標に実用化を目指しています。

次はCH3CH2OHはCH3CHO+H2となります。これはゼリア新薬工業で使われているもので、「ヘパリーゼ」と言うものを作るときに使われている化学式です。つまり疲れた時に効く滋養強制材の数字です。飲み会や接待などで疲れた時に効くと人気だそうです。昨年度の売り上げは何と約1000万本で売り上げは68億円以上だそうです。これは肝臓でのアルコール代謝の化学式だそうです。CH3CH2OHはアルコールで、CH3CHOはアセトアルデヒドだそうです。アセトアルデヒドにタンパク質が2つくっつくと働くことができなくなるのです。これは頭痛、だるさ、吐き気の原因になるのです。肝臓はアセトアルデヒドを分解するのですが、お酒をたくさん飲みすぎると、アセトアルデヒドの分解が追い付かなくなり、二日酔いなど、体の調子が悪くなるのです。ペパリーゼはどういう働きをしているのかと言うと、肝臓にいい成分がたくさん入っているのです。そのメインは肝臓水解物だそうです。肝臓水解物とは豚の肝臓が原料になっているそうで、このブタの肝臓パワーでお疲れ気味の肝臓をサポートしているのだそうです。それまでこれは知られていなかったのですが、2009年からTVで宣伝しだしたところ、年間売り上げが50%もアップしたそうです。

次はC6H8O6+ C6H12O6がC12H18O11+H2Oです。これは新型ビタミンの化学式だそうです。ビタミンCと言えば、病気になりにくくなる効果などおなじみの栄養素です。しかし熱や光に弱かったのですが、これはそういう条件でも壊れないのだそうです。ビタミンCは熱の弱いのですが、壊れないビタミンCを開発したと言うことです。C6H8O6はビタミンCのことで、ビタミンの分子構造の特定の所に酸素がくっつくと、成分が分解していく性質を持っているのです。つまりビタミンの弱点は酸素がくっつくと、壊れてしまうのです。そこで壊れやすい部分に例えば蓋をすることで壊れにくくなり、新型ビタミンンCになるのです。C6H12O6はブドウ糖で、C12H18O11が新型ビタミン、H2Oは水ですね。酵素が働くとブドウ糖(グリコース)が切れて、ビタミンCが活性化するのだそうです。ブドウ新型ビタミンCは体内に入ると酵素の力でビタミンCに変身するのです。国内メーカーの8割がこの新型ビタミンCを採用しているそうです。これを使ったプロビタCは売り上げが1億円を突破したそうです。

こんな風に化学式を使って新しい物質を作っているのですね。