マックンのメモ日記

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末期の大腸がんの治療法が増え、患者の症状や希望にあわせた治療ができるようになった!

2011-09-30 18:27:20 | 健康・医療・スポーツ
最近の医療の進歩は目覚しく、特定のガンを狙い打ちすることができるような治療法がでつつあり、そのため副作用が少なく、目的のがん細胞を攻撃できるため、治療結果も従来のものに比べて高成績を上げることも可能になりつつあります。その中で、今回は末期がんの大腸がんの治療に、光明が見え始めたという記事です。がん細胞だけを攻撃する新薬が登場し、患者の平気寿命が延びてきているそうです。それも患者の病状にあわせた治療もできるようになり、治療の選択肢が広がっているそうです。

手術できない大腸がんの患者さんにとって、生活の仕方の希望にあわせて治療法を選べる時代に入って来たそうです。これは画期的なことで自分の生活スタイルにあわせた治療方法を選択できるということは、今までの治療法では考えられないことであるからです。ガンの治療薬というものはどんな薬でも副作用というものがついて回るもので、効き目を強くすればするほど体に大きな負担がかかってくると言うのが現実です。

例えば、教員を勤める人は黒板に字を書くとき手に痺れが出るのが嫌だったことから、比較的副作用の弱い5-FUという治療薬とベバシズマブというがんを狙い撃ちする分子標的薬の組み合わせを選んだそうです。この場合、生存期間は少し短くなるようですが仕事を続けながら治療する治療を選んだそうです。投薬から1年が経ったそうですが、元気で体調に大きな変化もないそうです。

一方、母親代わりに高校生を育てる60代の女性の場合は、少しでも長生きできる治療を希望し、効果・副作用がやや強めの「フォルフィリ療法」とセツキシマブという薬の組み合わせを選んだそうです。これは5-FUとイリノテカンなど3つの薬を併用する方法で、セツキシマブは分子標的薬の一つですが、発疹や倦怠感などの副作用があり、それに悩まされているようですが、転移したガンは小さくなり経過に満足しているそうです。

これら2つのケースでは医師は「単に生存期間の長さだけでなく副作用や効き方などをよく説明し、患者の過ごし方の希望を踏まえて選択した」と言っています。良い医師と言われるような人は技術的に優れているだけでなく、患者の身になって考えることができる医師であり、病気を治すことはもちろんですが、がんのような場合は直らない場合もあるわけで、それに対する恐怖とか不安を取り除くことができる医師が理想の医師だと思います。あまりに評判がよすぎて患者が殺到するような場合、いくら医師が良くても一人ひとりの患者と接する時間がなくなり、勢い診察も流れ作業的になるということもあります。

このように大腸がんに対する選択肢が広がった背景には、手術できない大腸がんの治療法の急速な進歩があるわけで、10年前までは生存期間はせいぜい約1年だったそうです。それが5-FUとオキサリプラチンやイリノテカンと言った抗がん剤を組み合わせる「フォルフォックス療法や「フォルフィリ療法」の普及により延びたのです。

さらに2007年以降、がんの周囲の血管やがん細胞だけを攻撃する分子標的薬3つが相次いで使えるようになり、組み合わせによって平均的な生存期間は2年間近くになったのです。10年に発表された最新の臨床試験のでは「セツキシマブ」と「フルフィリ療法」を組み合わせれば23ヶ月を超えるという結果も出ているそうです。ただ問題も出てきているそうで、「治療法が増えた分、どれが患者自身にとって良いのか判断しにくくなっている」と言っています。難しいのですね。選択肢が少なければ、それはそれで患者の選択肢がないと言うことであり、増えれば増えたでどれを使ったら一番良いのか判断が難しくなると言うのは、その患者の命に直接関わることだけに選択が難しいと言うわけです。

移転ガンの大きい人には、強めのフォルフィリ療法とセツキシマブの組み合わせなどを使えば、がん手術ができるまで小さくできる可能性もあり、実際、肝臓に転移したがんを小さくしてから手術をする患者も出ているそうです。逆にがんの進行の遅い高齢者などは、できるだけ副作用が少なく緩やかに効いていく抗がん剤の組み合わせが楽ではないかと言っています。ただセツキシマブなどを使かって治療効果が上がる可能性があるのは、がん細胞の中で増えろと言う信号を送るたんぱく質が変化していない6割の患者に限られるそうです。そのため事前に遺伝子検査で効き難い薬の投与を避け、無意味な副作用に苦しむリスクを減らすこともできるようになったそうですので大きな進歩ですよね。

日本では毎年10万人を超える人が新たに大腸がんと診断されており、胃がんに次いで多いそうです。治療法が増えたことで患者が自分の生き方を見据えて治療を選ぶ切っ掛けになるかもしれないとしています。

「スマホ」の蓋を開ければ日本製の部品ばかり。それでもアップルになれない日本企業!

2011-09-29 21:11:32 | ネット、ビジネス、IT
アップルとサムスンの2強体制のスマホ市場ですが、スマホそのものは日本メーカーの存在感は薄いが、スマホのケースを空けて中身を見ると日の丸電子部品メーカーの存在感が際立っています。日本電子部品は欧米アジア勢を寄せ付けずスマホ産業を支えているのです。その代表格が村田製作所で、TVの宣伝で二輪車に乗ったロボットが細い道を、バランスを崩さず走っているCMを目にしたことがあると思います。スマホ内部の基盤に並ぶ電子部品に電気をすばやく供給する蓄電部品「積層セラミックコンデンサー(MLCC)」、電波から必要な信号だけを取り出す表面弾性波フィルター、無線ランモジュールなどで世界首位です。

さらにアップルが昨年6月に発売したアイ・フォーン4で採用された「0402」と呼ぶ超小型のMLCCの開発では先頭を走っており、名が示すとおり表面が0,4×0,2ミリとゴマ粒より小さいものです。アイ・フォーンで採用されたことで他のスマホメーカーも追随しているのです。アップルがこの部品をいち早く採用したのは「設計の自由度を確保するため」なのです。と言うのも、一世代前のMLCCに比べ取り付け面積が2分の一ですむからです。つまり基盤スペースに余裕ができ、新たな機能を盛り込めるからです。スマホは消費電力が大きい電子部品を多く使うため、MLCCが合計400~500個と第二世代の携帯電話より2~4倍多く必要になるからです。

また旭化成はスマホが向いている方向を割り出す電子コンパスと呼ぶ部品で8割以上という圧倒的なシェアを持ちます。道案内ソフトなどで進行方向に合わせてスマホ画面が回転する機能はこの部品が実現しているのです。旭化成は電子コンパスに組み込む基幹部品「ホール素子」を様々な用途で大量生産しているためコスト競争力が高いのです。

さらにスマホの内臓カメラがコンパクトデジカメの市場を侵食するほど高性能化しており、電子の目に相当する「CMOS(相補正金属酸化膜半導体)センサー」ではソニーが高感度品を中心にスマホメーカーに納入しています。京セラはCMOSセンサーなどの半導体と基盤をつなぐ台座となるセラミックパッケージで7割のシェアを持っています。京セラはセラミック加工技術で先行、機密性や剛性の高さなどで評価されています。これ以外にも大手メーカーでなくとも、スマホを支えている日本の中小企業もあるのです。タツタ電線はプリント基板に貼って、電磁波対策を施すための「シールドフィルム」で8割強のシェアを持っています。水晶部品中堅のリバーエレテックは部品の小型化技術を武器にアップルのアイ・フォーンに採用されるなど、スマホ需要の裾野は独自に強みを持つ中堅メーカーなどにも広がっているのです。

日本企業以外ではサムスン電子がフラッシュメモリー4割を担当残りは東芝が3割超納入しています。あとはパワーアンプのスカイワークスソリューションズの29%くらいです。こうして見るとスマホの中身はほとんどが日本製の部品がびっしり使われていることがわかります。

そのこと自体は嬉しいことですが、残念なのは、それを取りまとめる最終製品メーカーが日本企業ではなくアップルだと言う事です。中身がほぼ全て日本製なのにアイ・ホーンのような製品を思いつかなという製品力に日本企業の問題点があるのです。以前ならソニーがそうした役割を担っていた(例えばウォークマンのように)のですが、いつの間にかソニーは新製品を作り出す独創的な発想ができなくなってしまい、すっかりアップルの後塵を拝するどころか、サムスンにも全く手がでないほど落ちぶれてしまいました。これはソニーだけなく、日本の家電業界全体が地盤沈下してしまい、かつてのようなVHSなどのような独創性のある商品を作り出すことができなくなってしまっているのです。それが今日本の地盤沈下に繋がっている原因の一つでもあると思います。

だったらパソコンの基幹部品を生産しているインテルのような企業になれるならいいのですが、いくらシェアが高くてもパソコンのCPUのようにはなれないのです。そう考えるとインテルは凄いですね。パソコンをただの箱にしてしまったのですから、パソコンメーカーは単なる組み立てメーカーになり下がってしまったのですから。日本にもそういう企業は出てこないでしょうかね。

虫歯菌は脳出血を助長!歯周病は心臓病などに悪影響!

2011-09-28 23:01:07 | 健康・医療・スポーツ
大阪大と浜松医科大の教授らが、虫歯菌に脳出血を促すタイプが存在することを突き止めたそうです。保菌者の出血の発症リスクは、そうでない人の4~5倍にもなると言います。

脳出血患者の血液から虫歯菌といわれる「う触病理菌」の特殊な種類を発見。血管の内壁が傷つくと、そこに結合するたんぱく質を作る性質があり、傷を直り難くするのだそうです。日本人の約8%が保有する菌だそうですが、脳出血の患者を調べると約3割がこの菌を持っていたそうです。患者から採取した菌をマウスに投与すると脳の出血面積が5~6倍に広がったと言います。ということは脳梗塞などの病気を引き起こす年齢になった場合、こうした虫歯や歯周病があるといっそう酷くなるということになります。

口の中には主に虫歯菌と歯周病菌が存在しますが、これまで歯周病菌が心臓病などに悪影響を及ぼすことは知られていましたが、虫歯菌の報告はほとんどなかったそうです。それだけに歯周病のみならず虫歯にならないように常日頃から歯の検査は大切だということでしょう。

虫歯くらいと考えていると大変なことになるし、歯周病もほおかっておけば心臓病などに悪影響を及ぼすと言う事ですから、口内衛生には気をつけたいものです。歯が多少痛くても歯医者に行くのがどうしても遅れがちになりますが、中年になるにつれ口臭がひどくなる傾向があります。口が臭いという自覚のある人は人特に気をつけたほうが良いということでしょう。ほかっておけば他の病気を誘発すると言う事ですので、年に一度は虫歯の検査などをしたほうが良いということだと思います。

スマホ2強の戦いの軍配はどっちに上がるか?

2011-09-27 22:05:38 | ネット、ビジネス、IT
米アップル対韓国サムスン電子の「2強体制が確立しつつある世界のスマホ市場ですが、米アップルが、韓国サムスン電子傘下の日本サムスンとサムスンテレコムジャパンを相手取り、サムスン製のスマートフォン「ギャラクシー」やタブレット端末「ギャラクシータブ」の日本での販売差し止めを求め、東京地裁に提訴していたことが分かりました。しかもすでに、独デュッセルドルフ地裁は9日、サムスンのタブレット端末「ギャラクシータブ10.1」のドイツ国内での販売差し止めを命じる決定を下しています。アップルとサムスンの製品にはフラットスクリーンや縁が丸い形状など「類似しているという明確な印象」があり、「ギャラクシータブ10.1はアップルの複数の主要な特許権を侵害した」と認定しています。

さらに複数の関係者によると、アップル側はスマートフォン「iPhone」や、タブレット型端末「iPad」の特許が侵害されたと主張し、「ギャラクシーS」、「ギャラクシーS II」、「ギャラクシータブ7.0」の販売差し止めとともに、1億円の損害賠償を求めており、東京地裁での最初の審理は7日に行われました。このように両社は世界各国で訴訟合戦を激化させており、ドイツではアップルが起こした訴訟によって「ギャラクシータブ10.1」の販売差し止めの仮処分が出ている。また、オーストラリアでは、アップルによる訴訟の決定が出るまで、サムスン電子がギャラクシータブ10.1の新製品の発表を延期となっています。これはサムスン電子には痛い決定でしょうね。新製品が次から次へと出てくる現状で販売指し止めを食らっている間に、アップルに差をつけられる可能性があるからです。

アップルは一連の訴訟に関連して「サムスン製品のハードウェアの形状、ユーザーインターフェース、パッケージに至るまでアイフォーンとアイパッドに酷似しているのは偶然とは思えない。他社からアイデアを盗用されたときは、自社の知的所有権を守る必要がある」とコメントしています。日本では、NTTドコモがサムスン電子のギャラクシーとギャラクシータブを販売しており、ドコモは8日、高速・大容量通信「LTE」に初めて対応するタブレット端末としてギャラクシータブ10.1を10月上旬から発売すると発表した。山田隆持社長は記者団に対し「(ドイツで仮処分が決まったが)欧州で決まったことが日本に持ち込まれることは極めて少ないので、サムスンからは大丈夫だとは聞いている」と述べています。

サムスンの方を持つわけではありませんが、アップルは「サムスン製品のハードウェアの形状、ユーザーインターフェース、パッケージに至るまでアイフォーンとアイパッドに酷似しているのは偶然とは思えない」と言っていますが、四角くて角が丸ければ「真似」になってしまうということになれば、どこが作っても似たような形状であり、大なり小なり似てくるのは止むを得ないという感じはしますが、アップルのCEOジョッブス氏は「我の強い人」ですから、こうと思ったら徹底的に相手を叩いてくるはずで、案の定、競争相手のサムスンを徹底的に特許侵害で訴える作戦に出ています。今のところサムスンに分が悪いようですが、アップルは自分の牙城を守ることができるでしょうか?しかし要はスマホを買う人が良いと言う方が勝つのは必然で、アップルとしても安泰とはいかないでしょう。この戦いが今後どうなるか面白くなりそうです。

秋は結婚シーズン、結婚式費用をどう節約するか?

2011-09-26 20:34:03 | その他
秋と言うと読書の秋とはよく言いますが、秋は結婚シーズンでもあります。来年こそは自分もと思いを馳せる人もいると思いますが、結婚は人生の中での大きな転換点であり新たな出発点になるところです。特に女性にとっては一生の思い出にとウェディングドレスを着ることを夢見ている人も多いと思います。ただ結婚には大きな費用がつきもので、家や自動車などと並び大きな出費を強いられます。というわけで結婚を考えている人にとって、その費用の総額や出資の控え方などは気になるところです。こうした結婚費用はどのくらいかかるのかこのシーズンになるとこうした調査なども良く出てきます。

結婚情報誌ゼクシィの2010年調査では、婚約から結婚式、新婚旅行を含めた結婚費用の全国平均金額は423万円だそうです。このうち挙式と披露宴の合計平均金額は326万円となり、一見、簡単に払えそうもない金額に思えますが、結婚式にはご祝儀が付き物であるし、両親からの援助もあるかと思います。そう考えるとある程度は必要金額が相殺され負担は軽くなると思います。ゼグシィの調査では、ご祝儀の総額平均は224万円、両親からの援助は平均193万円だそうですので、合わせると計417万円になります。ということは計算上は結婚費用が賄えることになりますが、実際にはそれぞれのカップルの事情で大きく異なってくるのでこれはあくまで平均での話です。

実際の自分達の実質出費を試算するには式場の費用からご祝儀や両親の援助総額を差し引けばいいわけです。例えば、都内の結婚式場のタイプ別料金相場がありますのでそれを参考にして考えると、外資ホテルで挙式を上げるとすると、人数が80人の場合、結婚式費用は約380万円だそうです。老舗ホテルの場合は同じく410万円。有名結婚式場では同じく約220万円。格安婚業者の場合は、同じく180~240万円。海外リゾート・ハワイ(ワタベウェディング)の場合で人数が10人だと約230万円。国内リゾート・沖縄(ワタベウェディング)では人数が18人だと約162万円だそうです。とこんな具合に結婚式の規模や場所で大体の費用というものが出てきます。

例えば、品川プリンスホテルで80人の挙式・披露宴を挙げる場合、費用の総額は約335万円。一方、ゼグシィによるご祝儀の相場調査などをもとに招待客78人のご祝儀を見積もると約300万円だそうです。差し引きすると実質出費は少なくてすむ勘定ですが、予想外の出費に備えてできるだけ結婚式費用に近い金額を貯めておくのが無難です。そしてご祝儀などは新居での生活準備費用に回すなど、余裕のある資金繰りを考えておくと良いです。

費用をもっと抑えたい方には結婚式の多いシーズンを避け、結婚式の予約が比較的少ない「オフシーズン」の夏や冬にすれば、同じ式場でも費用は抑えることができます。式場によっては数十万円安くなるところもあるようです。さらに挙式・披露宴のコストを費目別に減らすことも検討するといいでしょう。費用で大きいのは1、料理・飲み物、2、衣装・メーク、3、引き出物、4、写真・DVD、5、チャペルなど挙式、6、席次や招待状などペーパー類7、プ-ケや装花などで、これらの中で減らすことができるものは減らす。この中で費用を削りやすいのは招待状や座席票などのペーパー類。80人規模の場合、式場に作成を頼むと10万円前後かかるが、自分たちで作れば半額以下に押さえることもできるようです。花類や引き出物なども式場経由でなく自分たちで選べば費用を下げられます。

コストを大幅に押さえたいなら格安婚業者に頼むという手段もあります。先ほど書いた80人程度であれば全国平均の半分程度で済むし、婚礼施設は持たずに提携するホテルのスケジュールのあいた部屋を利用するので割安になるのだそうです。また結婚費用だけに限れば「リゾート婚」もそれほどかかりません。海外なら10人国内なら20人弱と少人数スタイルが中心になるからです。ワタベによれば、ハワイの人気チャペルを使った挙式・パーティーで費用総額は180万円程度だそうです。沖縄なら150万円程度だそうです。ただ招待客の交通費がかさむことが難点。このため交通費については新郎・新婦が負担しない変わりに、ご祝儀はもらわないケースが多いそうです。結婚する二人の実質的な出費は、国内の一般的な結婚式に比べ増える可能性はありますが、招待客が少なく準備の手間がそれほどかからないのが利点です。

それぞれご自分のスタイルにあったものでなるべく費用を抑えることができれば一番いいですね。