マックンのメモ日記

気になったニュースや関心事などをピックアップ。
今チワワのプッチという犬を飼っています。
可愛いですよ。

ダチョウが花粉症の救世主になる!

2012-02-29 22:58:22 | 健康・医療・スポーツ
ダチョウの卵からスギやヒノキの花粉をとらえる抗体を大量に精製することに京都府立大の塚本康浩教授(動物衛生学)のグループが成功したというニュースがありました。花粉のアレルギー物質を不活性化する効果があり、3月にも抗体を使ったスプレーやマスク、エアコンフィルターなどが商品化されるそうです。

花粉症と言えば、多くの日本人がそれで悩んでいることはご承知のとおりで、ウェザーニュースの2010年3月の調査でもそれが証明されています。それによると、これまで、5人に1人が花粉症と言われていましたが、その調査の結果では、32.20%の方が花粉症に悩んでいることが判明したと伝えています。都道府県別では、日本で一番花粉症の方が多い県は静岡県の38.16%で、2位は群馬県で38.04%、3位は山梨県で37.32%、4位は栃木県で36.91%、5位は三重県で36.85%となっています。ちなみに全国平均は32.20%でした。さらに下位グループを見てみると、43位は長崎県で24.91%、44位は富山県で24.75%、45位は鹿児島県で21.33%となり、過去5年間の総花粉飛散量の順位を都道府県別に出した結果と比べると、花粉飛散が多いエリアほど花粉症も多い傾向にある事が分かったのです。この調査結果で分かったことは、関東や東海では全ての県で全国平均を上回り、東日本のエリアで花粉症に苦しんでいる人が多く、九州では全ての県で全国平均を下回り、花粉症に悩んでいる方が他のエリアに比べて少ないことが分かっています。

今回、塚本教授はダチョウの卵からインフルエンザウイルスなどの抗体を大量生産する技術を開発、マスクなどで商品化されています。グループが飼育するダチョウに、春先になるとまぶたが赤くなったり、涙目になる個体がいることから血液を調べると、抗体値が非常に高く「花粉症」と分かったのです。その結果、検査した雌のダチョウの約7割(40羽中27羽)が花粉症で、卵1個(卵黄400~500グラム)から約4グラムの抗体を取り出すことに成功したのです。花粉を不活性化するマスクなら4万~8万枚分に相当する量で、人の皮膚での試験(パッチテスト)で、花粉によるアレルギー症状を抑えることを確認したのです。
 
さらにグループは企業と共同で、室内や衣服に散布して花粉のアレルギー物質を不活性化するスプレーや、抗体を染みこませたフィルター入りのマスクなどの商品化を予定している。塚本教授は「花粉症に悩む人の苦痛やストレスは計り知れない。花粉症のダチョウが日本経済を救ってくれることを期待している」と話していると話しています。

スプレーや抗体入りマスクで花粉症が治まるならこんなすばらしいことはありません。今年はこれらで花粉症から救われる人が出てくると言う事ですね。

アカデミ賞と保守的な審査員!

2012-02-28 21:51:06 | 芸術(音楽など)・文化・歴史
映画界最高の栄誉とされる米・アカデミー賞、第84回の発表と授与式が26日、ロサンジェルスで開かれました。大賞作品の中で栄誉に輝いたのはハリウッドを舞台にした恋愛物語を白黒・無声で描いた「アーティスト」が作品賞、監督賞など主要5部門を独占するという結果になりました。これは米国作品ではなくフランス映画であり、フランスの作品が受賞するのは初めての快挙であり、しかも無声映画が同賞を受賞すると言うのは第一回の「翼」以来でだそうで、13年ぶりというから驚きです。今ではカラー映像を飛び越えて3D映画が増え出しているというこの時代に、無声映画でしかも白黒という映画が、今日の時代に撮られたこと事態、大変珍しいことです。その映画が主要5部門を独占したと言うのですから、会場にいた人たちもびっくりしたことでしょう。

こうしたアカデミー賞には予想がつきものですが、今回の受賞の候補作品にこの映画が上がっていたのかという興味があります。前評判の高い映画というのは当然あるので、審査手続きがどのようになされるのか分からないので何とも言えませんが、審査前に話題作品を見て、まず対象となる候補の映画を絞っていくのでしょうか?そして受賞候補となる映画を見ていた審査員の間から、この映画が話題になっていたかどうかですね。果たしてこの映画が話題になっていたかどうかまでは分かりませんが、ちなみにネットで調べてみると、外国語映画賞にノミネートされたのは、『闇を生きる男』(ベルギー)、『In Darkness』(ポーランド)、『ぼくたちのムッシュ・ラザール』(カナダ)、そして本命といわれたイランの『別離』と対抗馬となったイスラエルの『Footnote』の5本でした。結局、栄冠を手にしたのは『別離』だったそうですが、それではフランスの映画は外国語映画ではないと言うことなのでしょうか。候補作品に名前が載っていません。アメリカで撮られたからなのでしょうか?よくわかりませんね。

話は逸れますが、アカデミー賞の外国語映画賞で、イランとイスラエルの映画監督が対決するのは今回が初めてだそうです。ちなみにイランとイスラエルといえば、イランの核開発に対するイスラエル政府の激しい抗議がニュースで伝えられているのでご存知だと思いますが、両国の関係は良いとは言えないどころか、現状は最悪の状態にあると思うのですが、まさか映画の世界でもイランとイスラエルが対峙するとは不思議な因縁ですね。しかしアカデミー賞とは直接の関係はなく、『Footnote』のヨセフ・シダー監督はことあるごとに、『別離』を「2011年のお気に入りの映画の1本」と絶賛しているそうです。話が逸れ次いでに、私も世界中の音楽をYouTubeから集めてお気に入りを作っていますが、イラン出身の歌手(グループ)がスウェーデンを中心にロシアでも活躍しており、私も好きな曲があります。しかしイランの音楽ではなく今風の音楽で民族色はまったく感じられません。だからヨーロッパでもヒットし活躍しているのでしょう。ちなみに名前はArash(アーラシュ)と言います。その人の曲をちょっと載せておきますね。
http://www.youtube.com/watch?v=-whp15J2n_M&feature=channel_video_title

ところでなぜ米アカデミー賞で、話題となった3D映画「ヒューゴの不思議な発明」や「ヒューゴ-」・「ドラゴン・タトゥーの女」といったハリウッド屈指の有力作が、なぜ白黒のサイレント映画という地味な作品に苦杯をなめたのでしょうか?最多11部門でノミネートされていた「ヒューゴの不思議な発明」は視覚効果賞、撮影賞など技術部門で5部門の受賞。10部門ノミネートの「アーティスト」も同じ5部門受賞で、数だけ見れば引き分けになっているのですが、「アーティスト」は作品、監督など主要賞をかっさらい、“仏映画初の作品賞”という「おまけ」まで付いたほどです。つまり前評判の映画より「アーティスト」が事実上圧勝したのです。とは言え、“名”は取った形の「アーティスト」ですが、興行成績はと言うと地味で、米国内での興行成績は他の作品賞候補作中(8本)ビリだそうです。オスカーを得たことで熱心な映画ファンは見に行くでしょうが、普通の人で白黒のサイレント映画見に行くかと言うと疑問ですね。それは映画の興行成績にはっきりと表れているので言うまでもないと思いますが。

実はアカデミー賞の審査員は以前から保守的だと言われているのです。例えば、3D映画を世界で始めて大ヒットさせた「アバター」と言う映画をご存知だと思いますが、この映画もアカデミー賞(審査員には)ではそれほど評価はされませんでした。しかし興行成績では圧倒的な大成功を収めているのです。別に大衆の趣味に迎合せよとは言いませんが、「アバター」は映画史上に残る映画だと思っています。それは新たなジャンルを切り開いた記念すべき映画だからです。こうした新しいものへの取り組みへの評価や興行的二大成功を収めていると言うことから勘案しても良いと思うのですが、審査員の評価する映画はこうあるべきだと言う固定観念に縛られた一昔前のような堅い映画が好まれるようで、それが名画だと思っているのではないでしょうか?それが証拠に、「口コミで大ヒットした『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』に主演した黒人女優ヴィオラ・デイヴィスが受賞しなかったことも、そうした背景の延長線上にあったのではないでしょうか? あまり頑な態度を取っているとそのうち大衆から見放され、ハリウッドの地位も低下してしまうかもしれませんね。

本当はハリウッド女優のファッションも書こうと思ったのですが、文字で書くことが難しかったので断念しました。

個性的過ぎる名前は子どものためにならない!

2012-02-27 23:10:32 | その他
最近変わった名前を持つ子どもさんが増えています。個性的な名前と思ってつけいると思いますが、めずらしさを通り越し、極端に奇抜な珍名・奇名のお子さんが一部に見られるケースも増えています。つける人たちはキラキラネームと呼んだりしますが、世の中一般では、「子どもがかわいそうだ」「どう読むのかわからなくて迷惑だ」と問題視されてもいます。ただ変わった名前というだけならまだ言いのですが、奇抜な名前だということで他の子どもたちからからかわれたり、名前の読み方をたびたび聞かれることで、いちいち説明することが嫌になり、子供が他の人と接触することを避けたりするようになってしまう傾向がある、と言う話を聞いた事があります。

その結果、対人関係において消極的になり、結局、性格も消極的な子ども育ってしまう可能性があると言う事です。これは性格だけでなく、将来、大人になって就職するときに個性的過ぎる名前と言うのはその企業のイメージにあわないと言う事で就職を断られることもあるそうです。例えばセールスや企業に商談に出かけたときに、漫画の主人公のような名前だったときや、とっぴな名前だとそのイメージがその企業のイメージを想像させてしまうことで、会社によくないイメージとして受けとられる可能性があると言う事です。その結果、就職試験に合格しないと言うことも考えられるのです。

子供の名前をつけるということは、個性的な名前をつけることも良いのですが、あまり個性的過ぎると却って、将来、その子のためにならないと言うことを親の方も知ってほしいと思います。そして就職するときにも不利益になることもあり、企業としてもリスク回避を考えれば、奇抜な名前の人は営業活動に出し辛いと考えても不思議ではありません。さらに、もっと年を取っておじいさん、おばあさんになったときに、あまりに子供ぽい名前だと年を取ってから恥ずかしい思いをするかもしれません。

例えば、年をとって病院に行くようになったとき、呼ばれた名前があまりに子どもぽい名前だったりすると、呼ばれた人が子供か若い子と思われたりして、呼ばれたとき恥ずかしい思いをするかもしれないと言う事です。そういう意味でも、子供の命名は親にとって重大な責任を伴うものなので、慎重に親の願いを込めた名前を考えてつけてあげるようにしてあげたいものです。そして奇抜な名前をつけることで将来どういった問題があるかということを想像してつけてあげてほしいのです。

一般的には名前というのは奇抜にするほど、人に読めない、男女を間違える、本人に一生恥をかかせる、といった致命的な欠陥が出やすく、それなりの知識と注意が必要になります。「ありふれた名前はイヤだ」というかたは多いのですが、だからといって極端に奇抜に走っては子どものためにならないと言うことを知って名前をつけてほしいですね。

沖縄発の「水中可視光通信」を世界で初めて開発した物語!

2012-02-26 22:51:35 | 宇宙・サイエンス・科学技術
今まで、海や水中の中でお互いが連絡し合うことはできませんでした。ただ海中の場合は水中用ボードに字を書いて知らせるということはできても、単語を連ねたようなものしか識別できず、それも水中や海中の透明度の高いところでなければ、それも見ることすらできなかったのです。そのため水中や海中でお互いのコミュニケーションを取るということが難しかったのです。しかもそうした技術は開発が難しいと大手企業でも開発できずにいたのです。しかしそれを開発したのが大手自動車企業に勤めていた天才技術者と言われていた上間英樹(45歳)さんです。しかし開発をしたのは沖縄で勤めていた会社だったのです。というのは、結婚したとき子供が生まれたら沖縄で子供を育てるという約束していたこともあり、妻の出産を切っ掛けに大手自動車会社を辞めて沖縄に帰って来たからです。

ところが沖縄は知ってのとおり基地があるために地場産業があまり育っておらず天才技術者と言えども就職するところがなかったのです。そして決死の思いで探して入社したのが畑違いのIT企業だったのです。それが今の「マリンコムズ琉球」という会社だったのです。社長に入社するとき「こういうことがやりたい、そして沖縄発の技術を開発して沖縄の人たちが働く場を一つでも作りたい」と言って入社が認められたのです。もちろんTVでは言っていませんが上間さんが天才技術者だと言われるほどの才能を持っていることも知っていたでしょう。その彼の真剣な言葉に社長もそれならやってみるかという気持ちになったのだと思います。

しかしそう言ったものの何をしたら良いのか思いあぐねていたとき、新聞に可視光線の記事が出ていてこれだと閃いたと言うわけです。これを使って何かできないかと考えたとき、沖縄の美しい海でダイビングが盛んということで、これを使って水中で会話ができないかと考えたのです。しかしこの可視光線での水中での会話は誰もが難しいとサジを投げていたほど困難なものだったのです。と言うのも海の中ではいろいろな分子が混ざっているので、音が真っ直ぐ進まずあっちこっちに音が拡散してしまい、音が真っ直ぐに進まないため通話が難しいのです。そこで発想の転換で、音がある程度広がって雑音が入ってもいいから、何とか聞こえる程度でも音が届かないかと言うように考えを変えたのです。それがみごとに的中し7年前に開発を始めたときには10センチほどしか届かなかったそうです。

これはLEDライトの点滅を利用した通信方法で、ライトを向け合うだけで、水中間でも、
水中と船上とでも会話ができるというものです。これは上間さんが願っていたように世界に先駆けて開発した沖縄発の技術だったのです。最初は「あほじゃないか」と言われるほどだったのですが、決して研究の手を止めず、日光、水温、濁りなどの自然環境とともに、ライトの色も研究し尽くし青色にし、音声の質を工夫することで、上間さんは最先端技術の開発に成功したのです。今では、30mもの通信距離が可能になり、ついに2010年それは完成したのです。

この技術に、海上自衛隊の水中処分隊が目を付けたのです。というのも沖縄の海には今も数多くの不発弾が存在し、その処理を毎月行っていたからです。そのとき海中でコミュニケーションがとれないため、その作業工程では、何度も水面に浮上しなくてならないので、効率が非常に悪かったのです。そしてこの技術を使うことでより安全かつ効率的に不発弾の処理ができるのではないかと考え、上間さんらが開発した『水中可視光通信』の水中実験に挑み、見事成功したのです。「ダイバーの安心・安全を確保したい。そして、“美しい海”が魅力である沖縄ならではの
新たな産業を生み出したい」そんな強い想いが成功へと導いたのです。


TBS「夢の扉+」2月26日(日)#43「LEDライトを利用した『可視光通信』」
http://www.youtube.com/watch?v=LaDVM4pK3CA

グーグルよお前もか!個人情報の一元管理化!

2012-02-25 19:04:50 | ネット、ビジネス、IT
フェイスブックによる情報の切り売りビンネスが問題になっていることを前回は書きましたが、今回はグーグルでも同じような問題が起きています。それはグーグルが今回3月1日に変更するプライバシーポリシーに問題があると波紋を広げているのです。つまり検索や電子メールなど60以上のサービスで収集する個人データをひとまとめにする計画になっているからです。そうなればすでにグーグルには業務上から集められている大量の個人情報がひとつになるわけで、利用者の個人像がより鮮明になるということであり、個人の趣味や行動がグーグル側に丸裸にされる懸念が浮上しているのです。

対象のサービスは電子メール「Gメール」や動画投稿サービス「ユーチューブ」、交流サイト「グーグル+」などです。また同社の基本ソフト「アンドロイド」のスマートフォンを使っている場合、スマホの位置情報なども一括管理されるそうです。グーグルが言うに、複数のデータの組み合わせで利用者のニーズが分かり、個人に、より最適な検索結果や広告を表示できると説明しています。スマホの位置情報と予定表を組み合わせれば「早く行かないと会議に遅れますよ」などと、利用者に通知することも可能になると言いますが、それこそ余計なお世話だと言いたいくらいです。グーグルは「新たな個人情報を取得するわけではない」と利用者の理解を求めています。しかし便利さと情報の一元化はコインの裏表であり、使うものによりどうにでも運用できる怖さがあると言う事です。

同じように、ITに詳しい弁護士は「新方針は運用面で幅を持たせる内容になっており、消費者が「何に利用されるか分からない」と不安になる恐れがあると指摘しています。欧米では「プライバシーの侵害になる」との懸念が出ており、「個人情報保護への影響を精査する必要がある」としていて、調査が終わるまで導入を延期するよう求めています。米国でも「個人情報がハッカーに攻撃されやすくなる」などと反対の立場を伝えています。米国の対テロ戦略にも関わった情報セキュリティ専門家も「グーグルの個人情報収集能力はブッシュ前政権がやろうとしたことを遥かに上回る」と警告しているほどです。これほどグーグルの情報の一元化というのは問題があるということなのです。

これは敢えて言えば、中国政府による国民の情報収集や情報操作と同じようなことが一民間企業で行なわれることと同じようなことであり、ただ一民間会社なのでそれをビジネスで儲ける道具にするということであり、そのために国民の情報を大量に独占するということになれば、裏で何が行われていてもまったく分からずそら恐ろしさを感じます。フェイスブックの場合は8億人もの個人情報を持っているわけで、その情報を使ってビジネスと言うときれいごとに聞こえますが、要は金儲けのために勝手に個人情報を使うということであり、どこへどういう個人情報が流されていても分からないと言った怖さがあるのです。

それとまったく同じことがグーグルでも行われようとしているということなのです。フェイスブックの場合は8億人もの利用者がいましたが、グーグルでも最大2億人の利用者がいるということで、規模から言えばフェイスブックのほうが圧倒的に多いだけに、その影響はグーグルとは比べ物にならないほど影響が大きいのですが、グーグルでも日本の人口よりも多いのですから、2億人と言ってもバカにならないほどの影響が考えられます。SF小節などにはよく出て来る話ですが、国家による情報の一元管理によって統制される恐ろしさが描かれているような小説がありましたが、それを一民間企業が行ない、かつその人数は一国の国民の数より遥かに多いのです。それを一民間企業により勝手に情報の一元管理がされることによる恐ろしさがあると考えるのが、普通の市民感覚で考えても当然のことだと思います。

これらの問題は、大なり小なりこうしたSNSなどに共通する問題でもあるのですが、利用するほうとしてもそういうことが裏で行われているということを頭に入れて利用しないと、自分の個人情報が企業に筒抜けになっていて、結果的に自分の個人情報を切り売りされているということすら気がつかずに利用していることになっているということを、もっと認識しないといけないでしょう。そのためには便利だからと言ってこうした企業に無防備に個人情報をすべて曝け出してしまうことのないようにしないと、将来どんなことが起きるかまったく分からないという恐怖さえ覚えます。

そのためにはこうした情報を個人が望めば、フェイスブックやグーグルなどに蓄積されている情報を消去できる権利が国民になければ恐怖は消えないと言うことです。しかし例え、個人情報をすべて消去できたとしても、本当に自分の情報がすべてサーバーから消去されたかどうか確認する方法もなく、それだけに恐怖をすべて拭い去ることはできないかもしれません。しかも、これだけインターネットが進んでいる現状では、こうしたものをすべて禁止にできるはずもなく、反対にネットの便利さになれた現代人にとってこうしたものが必要不可欠のものになっていることもあり、こうしたジレンマから抜け出すことはたやすい事ではないと言うことは容易に理解できます。

それに例え、国が規制をかけたにしても時代の流れを止めることはできないでしょう。最終的には企業のモラルの問題になってくるだけに、こうした企業が勝手に個人情報を金儲けの道具にしていないかどうか監視していくしかないのかもしれません。情報の一元化が進むと言うことはそういうことにも繋がっていくということを頭に入れて利用しなければなりません。でなければ、ストーカー被害にあったり、不用意な一言が友人関係にひびが入る事もあれば、犯罪に撒き込まれたりするかもしれないのです。