マックンのメモ日記

気になったニュースや関心事などをピックアップ。
今チワワのプッチという犬を飼っています。
可愛いですよ。

トルネード型風力発電機、世界に旋風を巻き起こす!

2014-09-30 15:14:23 | 宇宙・サイエンス・科学技術
風力発電だがプロペラがない上下に配した2つの縦長の金属帯がくるくる回るようになっているのです。これは「エコ・テクノロジー」社の看板商品「トルネード型」と言う風力発電機です。社員はたったの2人の会社が生み出す商品ながら、中部国際空港の展望デッキ、新東名高速道路下り線の浜松サービスエリアなどにすでに国内で30基以上が動いています。

「通常のプロペラ型は強風が吹くと、止めなければならないのですが、台風並みの風でも大丈夫だし、微風でも発電できる」そうです。社長の加藤さんは最大の特徴を、「設置場所を取らず、野鳥の巻き込みもまずない」と言うことを言っています。

きっかけは加藤さんが学生時代から続けてきた趣味のハングライダーやヨットからきているそうです。「なぜグライダーは飛び、弱風でもヨットは進むのか」。風の持つ力を体感しているうちに「風を使って自分にしかできない社会貢献ができるのでは」との意欲が強まったと言います。

専門学校を卒業し23歳の時に建築デザイン会社を起業。6年後に風力発電機の開発を始めたそうです。折れると危険なプロペラ型は当初から頭になく、360度から風を受けられる縦型で勝負しようと決意したのです。本業のかたわら、材質や角度を変えては設計、模型の制作する実験の毎日だったそうです。当時自然エネルギーへの関心は薄く「なぜ建築家が?」と変人扱いもされたそうです。

構想から約15年の2006年、ようやく実験機ができました。飛行機の翼に似た厚みを持たせた板を縦に4枚組み合わせた羽で風を最大限につかもうと言うものです。羽は上下に配置し、それぞれ向きを変え、逆回転させると安定的かつ効率的に発電できることが分かったそうです。翌年発電機開発事業を集中させるためエコ・テクノロジーを設立しました。

社員は企画・開発の加藤社長と事務担当の1人がいるだけです。製造は愛知県内の工場に委託します。出力は小型の300ワットから一般家庭3~4世帯分の電力を賄える10キロワット(高さ約20メートル)までです。これまで風力発電機が設置できなかった街灯や住宅などでも勝負できます。

羽に太陽光パネルを埋め込んだり、アンテナを付けた携帯電話の基地局に使ったり、可能性は広がります。世界的メーカーからの引き合いもあるそうで、「複雑な日本の風に耐えられればきっと世界で通用する」と考えているそうです。ユニークな風量発電機で、世界の自然エネルギー界に風を巻き起こすでしょうか。

Maccun(マックン)のDTMによる自作曲。YouTube編

2014-09-29 17:27:13 | 芸術(音楽など)・文化・歴史
マックン(私)がDTMで作った曲を動画にしてYOUTUBEアップした曲です。

全部で3曲ありますので、よろしければ聴いてみてください。なお曲自体は紹介ずみです。



下のURLはmaccunのマイチャンネルのもので、一番上のアップロード済みにある3曲です。



https://www.youtube.com/user/Maccun50/featured?view_as=public

紅葉の見ごろクリスマスに!? 2050年、温暖化の影響。

2014-09-29 16:43:41 | 自然・環境問題・古生物
温室効果ガスの排出量が今のペースで増え続けると、2050年の気候がどうなるのか知ってもらおうと、世界気象機関(WMO)は22日までに、世界各地の気象予報番組を、動画サイト「ユーチューブ」で公開しました。日本は紅葉の見ごろがクリスマスになるといいます。23日に米国で開かれる国連気候変動サミットを盛り上げるための試みの一つで、世界10カ国以上のテレビ気象キャスターが登場。ビデオはサミット会場内でも上映する予定だそうです。

日本からは、NHKの気象キャスターで気象予報士の井田寛子さんが2050年9月23日の気象を予報。「お彼岸になっても、仙台、東京、名古屋で厳しい暑さが収まらない。熱波の影響で京都の紅葉の見ごろはクリスマスごろになりそうで、季節感は大きく変わってしまった」と話しました。猛暑の続く日本列島にスーパー台風が接近し「大雨に最大級の警戒をしてほしい」とも述べています。


追記
今日のブログはニュースと音楽の2つありますので両方見てください。


生鮮品、機能表示に照準!

2014-09-28 17:27:42 | 宇宙・サイエンス・科学技術
食品成分が体に効能があるかを示す「機能性表示」が来春に生鮮品にも解禁されるのをにらみ、企業が機能性を高めた養殖魚や野菜の売り込みに力を入れています。美肌効果があるとされる成分を多く含むタイや、生活習慣病を抑制するとされる抗酸化作用の成分が多いミニトマトが代表例です。少子高齢化で生鮮食品の消費量が減る中、企業は付加価値を高め価格も高い商品の開発を進められる利点があります。

消費庁の検討会の最終報告書案で生鮮食品への表示解禁が示されました。例えば、「中性脂肪が上昇しにくくなるエイコサペンタエン酸(EPA)を含むブリ」「骨の健康を保つ温州みかん」などの表示が可能となります。病気を防ぐなどの表示はできませんが、健康に感心の高い消費者にとっては商品選びの参考になります。鮮魚流通のヨンキョウは「コラーゲンシリーズ」と題したマダイやブリ、カンパチを販売しています。養殖業にコラーゲンを含む餌を与えることで、コラーゲンの主成分であるヒロドキシプロリンが一般的に流通していますが1,3倍になっています。

「表示が解禁されれば効能をうたってPRする良い機会になる」と同社は期待しています。主婦層がターゲットで、卸価格はマグロで1キロ900円前後と、一般的に流通している鮮魚より3割高くなっています。青果物販売大手のドールは7月に抗酸化作用に優れるリコピンを従来品種の約2倍含むミニトマトを発売しました。糖度も8以上と通常のトマトの2倍近くあります。機能性野菜のシリーズは今後10種類程度にまで増やす予定だそうです。

血中の中性脂肪が上昇しにくいEPAを多く摂取できると言うブリやカンパチも登場したそうです。橋口水産が生産する養殖ブリは天然ものの2倍、小浜水産のカンパチには同4倍のEPAやドコサヘキサエン酸(DHA)が含まれると言います。養殖魚用のえさを開発したのはアプロジャパンで、このエサで育てたブリやカンパチは生活習慣病の予防効果があるとされるオレイン酸が天然ものの2~3倍になっているそうです。

芋を食べる発芽野菜を生産・販売する村上農園は体の抗酸化作用を高めるとされるスルフォラファンを多く含むブロッコリーの一種、「ブロッコリースーパースプラウト」を生産・販売しています。店頭価格は1パック250円前後とサラダの材料として競合するカイワレ大根の4倍以上ですが、売り上げは前年比5割増しだそうです。

生鮮食品の機能性表示が進めば多少高くても今後も求める消費者は増えることでしょう。

リニア、2分で500キロ 報道陣向け試乗会!

2014-09-27 15:10:36 | 宇宙・サイエンス・科学技術
2027年に東京-名古屋間でリニア中央新幹線の開業を目指すJR東海(名古屋市)は22日、山梨県都留市の山梨リニア実験線で、報道陣向けの試乗会を行いました。また改札や乗車方法なども初めて公開しました。

営業車両の原型となる「L0(エルゼロ)系」の試乗会では、発進後、時速170キロほどになると、タイヤから超電導磁石による浮上走行に切り替わりました。時速250キロ前後では横揺れを感じたそうですが、高速になるほど安定。わずか約2分で時速500キロに到達。新幹線と比べると車外の風を切る音が気になるそうですが、飛行機と比べると音は大きくはなかったそうです。

また実験線の改札では、タッチパネル式の発券機を公開。予約番号を押すと、乗客の名前と座席番号を記したチケットが発券されました。空港の搭乗手続きのように時計などを外して金属探知機をくぐり、危険物がないことを確認。チケットのQRコードを改札機に近づけて通過する仕組みです。

JR東海は、リニア中央新幹線で新しい電力の供給方式を導入する。線路に当たる部分から、車体に触れることなく、電気を車両に送る仕組み。浮上して走行するリニアモーターカーならではの悩みを解消しました。

通常の電車は、モーターや照明に使う電力をパンタグラフから車体に取り込みますが、リニアは強力な電磁石で浮いて走るため、外部から電力供給を受けられません。そのためリニアの試験車両は、灯油を燃やしてガスタービンで発電していましたが、安全性や排ガスの面で不安があったそうです。

そこで、携帯電話に電源コードをつなげなくても、充電用パッドに置くだけで充電できるのと同じ仕組みを採用。金属を巻き付けたコイルに電気を流すと、磁界が発生し、近くにある別のコイルにも電流が発生する原理を取り入れたのです。

リニアでは、線路に当たるガイドウエーに地上コイルを設置して電流を流し、車体側に取り付けたコイルにも電気を発生させます。電気は超電導磁石をマイナス269度に冷却したり、車内の照明や冷房に使います。磁界の発生は人体への影響が懸念されますが、JR東海が測定したデータによると、車内や駅、沿線の磁界の数値は、健康に害がないとされる国際的なガイドラインの1%未満で、広報担当者は「健康への影響はない」と説明しています。

JR東海は三年前、このシステムを実用化し、リニアに搭載すると発表。8月に認可申請した工事実施計画で、システムの導入費用として二千億円を追加計上しました。柘植康英社長は「地下を通る中央新幹線では安全性や環境性のあらゆる面で、新システムの方が利点が大きい。エネルギー効率も高まるため採用することを決めた」と話しています。