人間の理屈は神から見ると屁理屈？

子どもの頃の話しなんだけどね。
お年玉をもらったら郵便局へ貯金してましたよ。
親戚が多かったからけっこう貯まりました。

通帳も印鑑もお袋が管理していたんだけどね。
欲しい物があって買おうと思ったら貯金が無いんです。
「何だよ～、僕の貯金が無いじゃん」
「生活費に回したよ」
「『自分の金は大事に貯めときよ』って言ったじゃん」
「あとで返しておくから」
返してもらったためしがない。

子どもの主張も親の主張も間違いないと思うんだけど。

人間がお金を稼ぐのは何のためですか？
お金を稼ぐために働くのですか？
自分が誰かのお役に立てるように働くんじゃないですか？

僕は義母の所で山仕事や農作業をしています。
でもお金はもらっていません。
それでも僕は働いていると思っています。

人間がどんな理屈をつけても人間の都合であれば屁理屈。
子どもが親に向かって自己主張するのに似てる気がするね。

「自分さえ良ければいい」って思ってはいないのに
お金を貯めるのは自分さえ良ければいいみたいな気がします。

「余ったものは分け与える」
それは物だけじゃないんです。
お金だって余っていれば無い人に分け与えることが当たり前。
世界中に飢餓や貧困があるって言うのに。
日本では食料もお金も有り余って娯楽に使われている。
「バチアタリ」って言われてもしょうがないよね。